猫も糖尿病になるの!?足を引きずっていると要注意?症状や治療方法について

猫糖尿病

糖尿病といえば、人間の生活習慣病として有名な病気で、血糖値を下げるインシュリンというホルモンの不足により、慢性的に血糖値が高くなる代謝に関する病気のことです。

誰もが一度は耳にしたことがある糖尿病。

なんと、猫も糖尿病になることがあるのです。

今回は、猫の糖尿病について、症状や治療方法などについて一般的な知識をまとめてみました。

飼っている猫に少しでも気になる点があれば、自己判断をせずに、動物病院へ相談することをおすすめします。

猫の糖尿病とは?

ひと昔前は、猫の糖尿病はそう多くありませんでした。

しかし、室内飼いの猫が増えてきた現在は、糖尿病に罹患する猫も増加傾向にあるようです。

猫の糖尿病が急増してきた背景には、室内飼いで唯一の楽しみは食事という猫が、刺激のない毎日を送りながら昼寝をして、あまり運動をしないことで肥満になってしまうことが挙げられます。

野良猫と間違われたり、迷子や喧嘩などによるケガの可能性を考慮すると、現代での完全室内飼いは仕方ないといえますが、猫の住環境が大きく変化したことで糖尿病も増えているんですね。

もちろん肥満ではなくても、加齢などが原因で糖尿病を発症してしまうこともあるので、高齢の室内飼いの猫は、特に日頃から健康管理に気をつけなければなりません。

糖尿病も初期症状のうちに発見して速やかに治療を行えば、決して怖い病気ではありません。

だからこそ、毎年きちんと健康診断を動物病院で受けさせて、健康管理をしていくことが重要といえます。

糖尿病の症状

猫の糖尿病の症状を初期段階で見分けることがとても大切だと前述しましたが、典型的な症状はどのようなものがあるのでしょうか。

よく見られる代表的な症状は、多飲、多尿、多食の3つです。

糖尿病になると、体を維持するためのエネルギーとなる糖分が、どんどん尿と一緒に排出されてしまいます。

喉も乾くので、今までの飲水量と比較すると明らかに量が増えているのがわかります。

水を大量に飲むことで、体内で余っている糖分を尿と一緒に排出してしまい、ますます体に栄養分が回らなくなってしまうのです。

ですから食欲も増進して、食べても食べても、もっと食べたいと食事をせがむようになります。

この3つの症状が同時に出てくれば、糖尿病を疑い、動物病院に相談してみる方がよいでしょう。

これらの症状があるからといって、必ず糖尿病と診断される訳ではありませんが、これらの症状が目立っている場合は普通ではないので、動物病院で診察を受けるべきでしょう。同じような症状が出る甲状腺関係の病気の可能性もあります。

糖尿病が進行してしまうと、だんだん食欲がなくなり、また筋肉も落ちてきてげっそり痩せたり、あとは足に神経症状が出てくることもあるようです。

これは足をぺたんと地べたにつけながら歩行するので、すぐにおかしいと判断できます。

足を引きずっていたら要注意

足を引きずっていると、何かしら異常があるのは間違いありません。

可能性としては、外傷、ねんざ、骨折、関節の異常、病気など様々な原因が考えられます。

出血や外傷がないかを可能な範囲で確認するのはもちろん、足を引きずっているのに気づいたときの詳細な状況などを記録しておき、動物病院で必ず診察してもらいましょう。

治療の方法について

猫の糖尿病の治療の基本はインシュリン注射です。

毎日インシュリンを自宅で注射することで、血糖値をしっかりコントロールすることができます。

最近は、猫専用のインシュリンであるプロジンクという糖尿病治療薬も発売されていて、より猫の血糖値のコントロールをしやすい環境が整ってきています。

飼い主さんが自宅で注射をするというのは最初は怖いと思うかもしれませんが、動物病院で打ち方の指導などを受けて、数回練習すればすぐに慣れるので大丈夫です。

インシュリン注射の針は非常に細く、猫はほとんど痛みを感じないそうなので安心してください。

糖尿には食事が重要

猫の糖尿病のコントロールにおいて重要なのはインシュリン投与だけでなく、食事療法もとても大切です。

まず、基本的には糖尿病は炭水化物をあまり摂取してはいけません。

これは人間と同じで、炭水化物中心の食事をしていると、いくらインシュリン注射を打っていても、なかなか血糖値コントロールが安定しないことが多いのです。

ドライフードは炭水化物が非常に多いので、理想としては炭水化物の少ない缶詰をメインで与えるようにすれば、糖尿病コントロールがうまくいくことが多いです。

そして、もし肥満の場合は、少しずつ体重も落として理想の体重に近づけてあげると、糖尿病自体の改善にも役立ちます。

愛猫が糖尿病になったら、最初はショックでうろたえてしまうかもしれませんが、きちんとした治療を行えば、インシュリン注射をストップして、食事による血糖値コントロールだけで生活できるように可能性もあるので、飼い主さんがしっかりケアをしてあげることが大切です。



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