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【体験談】いぼ痔(外痔核)を日帰り手術!費用、痛み、緩和方法について

それはある日突然私を襲ってきました。

座ると痛い、歩くと痛い、立ってても痛い、肛門を締めると激痛

そう、それはいぼ痔

日本人の3人に1人は痔で悩んだことがあるとは聞きながらも、まさか自分が痔で苦しむとは思いもしませんでした。

今回は、私がいぼ痔を発症してからの経過と、日帰り手術でいぼ痔を切開したときの雰囲気や費用、そして手術後の痛みと私が有効だった痛みの緩和方法などをまとめた体験談です。

手術後に私が一番困ったボラギノールタイプの注入型軟膏の使い方のコツなども掲載しています。

相談しづらいデリケートな問題ですので、この体験談を読むことで、少しでもお尻の痛みで悩む方の参考になれば幸いです。

いぼ痔を発症してから状態経過

お尻に違和感を覚えた水曜日から痛みが極限に達して歩けなくなった日曜日までの5日間の経過の記録です。

【水曜日の状態】

あとで思えば、痛みの発症前夜にお尻の穴付近にかゆみがありました。

持続的な強いかゆみではなかったので、特に気にもしていませんでしたが、異変のサインだったのかもしれません。

睡眠時は何も感じず熟睡。

【木曜日の状態】

肛門に鈍い痛みが。何かきっかけがあったわけではなく、気づいたら痛みを感じるようになっていました。

歩いておしりが擦れると、わずかな痛みを感じましたが、痛みは弱く、歩行に支障はなし。

肛門を締めた時に痛みを感じるようになりました。

痛みの状態

座位:おしりに違和感

立位:特になし

歩行:鈍い痛み

肛門:締まると割と痛い

睡眠時:熟睡

【金曜日の状態】

お尻がキュッと締まると強い痛みが走り、この日から睡眠に影響が出てきました。

徐々に痛みが強くなるが日中は日常生活に支障はないレベル。

ここで痔を意識する。

肛門の痛みと言えば、思いつくのは痔ですが、これまで痔に悩まされたこともなかったので、まさかな...という感じでした。

ざっとネットで調べてみると、いぼ痔(外と内)、切れ痔、あな痔とか種類がある模様。

とりあえず見てみれば何かわかるかも!ということで自分の肛門をスマホで撮影してみましたが、いぼっぽいのがある気もするけど明らかな異常はなさそう...という感じ

そもそも普段肛門なんて見ないので正常な状態がわからないんですよね。

後に医者に見せると、いぼ痔でとても腫れていたそうなので、お尻に違和感を感じたら恥を忍んで家族に見てもらうことをおすすめします。

ちなみにスマホで撮影するなら外カメラでフラッシュONがおすすめです。内カメラの方が撮りやすいですが外カメラに比べて画質が荒いことが多いので、鏡を使って場所を合わせ、外カメラで撮ると鮮明に撮れます。

痛みの状態

座位:座れるが痛みあり

立位:常時違和感

歩行:鈍い痛みあるが可能

肛門:締めると強い痛み

睡眠時:痛みで数回目を覚ます

【土曜日の状態】

本格的に悪化。病院に行きたかったのですが、土日で出張のため通院できず。

常時痛みがあるが我慢はできるレベル。我慢できないのは肛門が締まる時だけ。このときは思わず声が出るほど瞬間的な激痛が走るようになりました。

痛みの状態

座位:痛い

立位:痛い

歩行:痛みで早く歩けない

肛門:締まると激痛

睡眠時:痛みで何回も起きる

【日曜日の状態】

状態は最悪、何をしても常時痛み、歩行困難な状態になり出張も先に帰らせてもらいました。

人生初の肛門科でいぼ痔の日帰り手術

病院

月曜日にやっと通院できました。

人生初の肛門科ということで少し緊張。

診察してもらった結果は血栓性外痔核。いわゆるいぼ痔。

腸の病気とかじゃなくてよかったと安堵する反面、いぼ痔って何かかっこ悪いな~と落ち込んでいるのも束の間、

ドクター

「だいぶ腫れてるから切っちゃおう!はい、ズボン下ろしてそこに寝てね!」

かなり腫れているようで、即メスで切開することに。

へい、ドクター!

こちとら初肛門科で初痔で初メスなんだけど、治療の選択肢とかはないのかい?

なんて思う間も無く、肛門付近に麻酔の注射。

「一瞬痛いですが頑張りましょう!」

と、看護師さん。

うん、けっこう痛いね!

しかし、その後は痛みはなく、切開手術は5分ほどで終わりました。

痛みはないのですが、切開した患部を縫う瞬間の感触が少し気持ち悪かったです。

苦手な人は脳内でひたすら九九でも暗算して気を紛らわしましょう。

ドクター

「おぉー見て見て、これこれ!!」

大きかったからなのか何故か嬉しそうに摘出した3~4cmの内臓のような血の塊をキャッキャと見せてくるドクター。

わかったから、そのエグいの早くしまってくれ。

そんな憎めないドクターが治療してくれた時間はトータルでも15分ほど。

診察5分、切開5分、処方の説明5分という感じ。

その後、別室で20分寝かせてもらって、止血を確認すると終わりでした。

必要以上に肛門科を恐れていましたが、

「こんなもんか」

というのが総合的な感想。

もちろん、できることなら肛門科へ行きたくないですが、どうせなら悪化しきる前の軽度のうちに行くべきです。

向こうは医療のプロ。何千何万のお尻を見てきているので、当然みんな事務的で、恥ずかしがることもありません。

処方薬がいっぱいで大変

処方薬

今回処方されたのは、

  • 炎症を抑え止血する飲薬(毎食後)
  • 痛み止め飲薬(毎食後)
  • 胃を保護する飲薬(毎食後)
  • 便を柔らかくする飲薬(就寝時)
  • 痛み止め飲薬(痛い時)
  • ボラギノールタイプの注入型軟膏(1日2回)

あとは注入型軟膏に塗るワセリンと、肛門外側に塗る塗り薬とガーゼを大量にもらいました。

さらに、痛みで寝れないことを手術2日後の通院時に相談すると睡眠薬も出してくれました。

量が多いので塗ったり、飲んだり、挿れたりと大変でした。

患部を綺麗に保たないといけないので、排便して、シャワーして、注入軟膏挿して、塗り薬塗って、でも痛くなってきたから先に飲み薬飲んで~なんてやってたらかなり時間がかかりました。

しかも手術後しばらくは結局痛いので、動きが鈍い中で処方薬をこなしていくのは大変でした。

いぼ痔の手術にかかった費用

病院:保険適用3割負担


・初診料
・処方箋料
・手術
計5,280円

病院:保険適用外


・ワセリン
・軟膏
・ガーゼ200枚
計2,300円

薬局:薬代


1,170円

合計8,750円

その後2回通院する中でそれぞれ何百円か払っていますが、トータルで1万円もかかりませんでした。

手術後の麻酔が切れてからが痛い

手術があっという間に終わったので余裕モードで薬局で処方薬を受け取っていたのですが徐々に痛みが。

そして、手術から1時間もすれば麻酔も完全に切れて激痛に変わりました。

もはや、手術前より痛いんだけど...

メスで身体を切ってるんだから当然といえば当然か。

これは早く完治させるために仕方のない痛み!と自分に言い聞かせ我慢しました。

手術前も痛かったですが、なんなら手術当日と翌日の方が痛みや辛さは強かったです。

痛みは次第に落ち着いてきて、手術から10日くらいでほとんど痛みを感じなくなりました。

肛門が締まる時の激痛に1番効いたのは注入型軟膏

注入型軟膏

今回の痔で1番辛かったのは肛門が締まったときの激痛です。

締まる時に患部を圧迫するようで、手術前だけでなく手術後もしばらく苦しめられました。

そしてこの激痛には局所型麻酔の効果もある注入型軟膏が効果がありました。

そもそも

「肛門締めなきゃいいじゃん」

とは出張中の上司の言葉。

それに対し、

「肛門は締めるもんじゃない、締まるもんなんです!!」

と、怖いほど真剣な目で力説したものです。

肛門を締める筋肉は、外肛門括約筋と内肛門括約筋に別れます。

このうち外肛門括約筋は自分の意思でコントロールできる筋肉なので、ある程度は締めないという意識ができます。

一方、内肛門括約筋は腸の筋肉の一部で、自律神経が支配しているので自分でコントロールできません。

この2種類の筋肉のバランスなのでしょうが、締めたくないと思っても締まっちゃう瞬間があるのです。

排尿時の最後や、下半身に力が入るとき、そのほか寝ているだけでも不意に締まったりするのです。

この時の激痛がなければ、だいぶ楽だったことでしょう。

早く楽になるためにも処方された注入型軟膏は諦めずに挿せるようになることをオススメします。

通院されている方は処方されていない注入軟膏を使うときは医師に相談しましょう

お尻の穴に挿す注入型軟膏のコツ

処方されたボラギノールタイプの注入型軟膏。

ボラギノールや浣腸を今まで使ったことがなかったので、これが1番不安でした。

実際に使ってみても案の定お尻の穴に入らず。

手探りでお尻に挿そうとするのですが、何か怖くて挿せないのです。

何が怖いって、見えないのが怖いんですよね。ただでさえ挿すのが怖いのに恐怖心が倍増するんです 。

勇気を持って挿したつもりでも挿せてなくて外に薬が出ることもありました。

そんな私でもできたオススメの方法は鏡を見ながら挿すこと。

はじめはトイレでやってましたが、下剤じゃないので部屋でもいいことに途中から気づきました(笑)

不安定な体勢でやると危ないので、ベッド脇に姿見をおいて、ベッドに寝ながら両足をあげて分娩の体勢をとるとやりやすいです。

鏡に映るのは、なかなか恥ずかしい姿ですが、誰も見ていないので気にしちゃいけません。

大事なのは早く治すこと。勇気を持ちましょう。

やり方のコツ

  • 片手でお尻をしっかり広げる
  • 鏡で穴の位置を確認する
  • ワセリンで滑りを良くする
  • 深呼吸して力まない
  • 早く治すんだという気持ち

どうしても無理なら家族に頼むのも有効です。

人に任せるのは心の準備的な意味で少し怖いですが確実です。

同居の家族がいるならお願いしてみましょう。

どうしてもできない場合は無理をしてはいけません。遠慮せず医師に相談しましょう。無理して悪化したら無意味です。

手術後はクッションでお尻への刺激を緩和

日帰り手術が終わったあと仕事に行ったのですが、激痛のあまり翌日は休みをもらいました。ただ、いつまでも休みはもらえないので、オフィスでのお尻の刺激を少しでも緩和するためにクッションを購入しました。

痔用クッション

Keciepo 第五世代座布団(低反発、腰楽、体圧分散、骨盤サポート、座り心地抜群、自宅用、オフィス用、車用クッション)

アマゾンで「痔 クッション」で検索したら健康クッションランキングで1位のベストセラー商品だったので購入してみました。レビューはこちら。

痔用クッション
痔がばれないクッション!アマゾンのベストセラー商品を使ってみた感想

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このクッションのいいところは、カバーに穴が空いていないので、会社で痔だとばれないところです。デザインもスタイリッシュですし、実際に人間工学に基づいた腰の負担を軽減するクッションなので、「腰痛対策だ!」と言えてしまえるところが素敵です。

気になった方は確認してみてください。

痛みにはお風呂も効果的

痛みにはお風呂も効果的でした。

あまりの痛みに手術後の通院時にドクターに相談したところ、お風呂に浸かるのが効果的とのこと。

それだけでこの痛みが本当に取れるのか?と半信半疑でしたが、少しのぼせるくらいゆっくり入浴して身体を温めると、お尻を締めたときの痛みが劇的に緩和されました。

血栓性外痔核はもともと、血流の滞りが原因のようなので、滞った血が流れたのかだいぶ楽になりました。

これが手術後2日目の話なので、もしかしたらお風呂だけで劇的に回復したのではなく、ちょうど落ち着いてくるタイミングだったのかもしれませんが、どちらにせよ手術後2日で体調が戻ってくるのを感じました。

手術当日はシャワーOK、翌日からは入浴もOKとドクターに言われました。手術後はいつから入浴可能かドクターに確認しましょう。

排便後は清潔に

排便後はトイレットペーパーでお尻を拭くと激痛が走るので、まずはトイレットペーパーで、こすらず当てるように拭き、そのあと弱温水のウォシュレットで洗っていました。

自宅の場合は、さらに下半身だけシャワー浴をして(2~3分)、患部を清潔に温めていました。

仕事中はここまでは無理ですが、自宅にいるときは、気持ち的にもすっきりして楽になります。

やはり、清潔にして温めるのが鉄則だなと感じました。

お尻から漂う便の臭いがしばらく気になる

痛みは手術前後をピークに徐々に落ち着いてくるのですが、手術後2週間くらいはお尻から漂う便臭が非常に気になりました。とてもくさいです。猫のお尻と同じ匂いが自分のお尻からしていて驚いたものです(笑)

その臭いはかなり強烈で、仕事から帰ってくる頃には、パンツを通り越してスーツのズボンまで臭いが付くほど。スーツのお尻の部分にファブリーズをしておけば臭いは取れるのですが、洗濯物が増えたり、日中もトイレでお尻をこまめに洗浄したりと地味に困りました。

日中はスーツの下にタイツを重ね着するなど、臭いが漏れないように気をつけていました。

お尻の腫れがなくなると共に臭いも弱まり、やがて消えましたが時間がかかりました。痛みがなくなった後も臭いに悩まされ、痔の大変さをつくづく実感。

以上、私がいぼ痔で苦しんだ際の体験談でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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