ユナイテッドアローズのブランド「BEAUTY&YOUTH」がweb限定で発売している高機能リュック「小松マテーレリュック」(旧「小松精錬リュック」)
都市での日常生活において必要な機能にフォーカスした、実用的なリュックです。
撥水機能を持った生地を使用しているので、雨にも強いということですが、防水ではない撥水機能でどれほど水に耐えてくれるのか・・・
ということで商品レビューがてら耐水実験をしてみました!!
この記事でわかること
- 小松マテーレリュックの撥水レベル
- 機能、デザインについての詳細
2018年10月1日より「小松精錬」が「小松マテーレ」に社名変更したため、製品名も「小松精錬リュック」から「小松マテーレリュック」へ変更となっています。
購入の経緯
すでに持っていたリュックがだいぶボロボロになってきたので、買い換えることに。
購入の際に重視した点
- 機能的であること
- 値段が1万円~1万5千円
- 雨に強い
- 仕事でもプライベートでも使えるシンプルなデザイン
長く使えるように、シンプルで、あまり安すぎず、生地もしっかりしたものを選ぶ基準にしました。
また、過去2回アイフォンを雨で潰してしまった経験があるので、雨に強い仕様で電子機器を入れてても軽い雨なら耐えれるものを探しました。
そこで見つけたのがこちらの「小松マテーレリュック」

価格12,960円に対してコスパよし!購入者は高評価
ZOZOTOWNのリュックランキング1位にランクインしていました(2018年秋)。
世界水準の技術を持つファブリックメーカー「小松マテーレ」の高機能撥水生地を使用して、値段は12,960円と決して高過ぎず、機能面を考えると安いくらい。
デザインもシンプルおしゃれで良い感じ。
楽天で5段階評価のうち4点以上の高評価がついていることからも、購入者の満足度が伺えます(2019年6月時点)。
楽天での総合評価4.33
小松マテーレとは
小松マテーレとは、石川県にある東証一部上場の繊維企業。
2018年には設立75周年を迎え、社名を小松精錬から小松マテーレへと変更しています。
社名変更からまだ日が浅いので、マテーレの名前にまだ馴染みがないかもしれませんが、老舗企業「小松精錬」のことと言えばご存知の方もいらっしゃるはず。
ヴィトンやプラダなどの海外有名トップブランドや、高級ダウンの代名詞モンクレールなどにも使用される、日本が世界に誇る先端ファブリックメーカーです。
超撥水を売りにしている「濡れない傘」として有名な「アンヌレラ」の生地にも小松マテーレの撥水技術が使われています。
傘を一振りするだけで、水滴が全て振り払えるアンヌレラの撥水技術には驚きです。
▼こちらでレビューしているので興味あればぜひ▼
アンヌレラの口コミや評判は?アンヌレラビズ(折りたたみ)と普通の傘を比較してみた!
防水と撥水の違い
小松マテーレリュックでは撥水生地が使われていますが、撥水とはそもそも何でしょうか。防水と撥水の違いは次のとおり
防水
生地の内側まで水を通さない機能。防水等級や環境にもよるが、長時間水につけても水を通さない。
撥水
生地の表面で水を弾く機能。糸や生地表面が撥水加工されている。撥水度が高いほど、水を弾き、水が球体になってコロコロと滑り落ちるため生地が濡れない。少量の水を想定していることが多い。
小松マテーレリュックの撥水度の実験
小松マテーレの撥水生地とはどれほどのものか。
少しドキドキしながら開封後の商品へさっそく水をかけてみることに。
まずは霧吹きを連射。
想像以上にすごい!
生地が全く湿らず、弾いた水滴が転がり集まり、大粒の球体になり、リュックの上に乗っています。
水滴が面白いほどコロコロと転がります。
このまま10分放置しましたが、水滴はまったく生地に染み込まず、生地の内側が濡れることはありませんでした。
それならば・・・
あまりに見事に水を弾くので思わず悪ノリ。
コップの水をかけてみました。
小松マテーレリュックは止水ファスナーを採用しており、ファスナー部分からの浸水も防ぐ仕様になっています。
実験なのでファスナー部分にもたっぷり水をかけて、またまた10分放置しましたが、生地は全く湿らず、ファスナー部分からの浸水もありませんでした。
恐るべし小松マテーレ。
もうここまできたらということでシャワーをかけてみることに。さすがに防水ではないので3分で切り上げました。
やはりこの量の水は弾ききれず表面生地はうっすら湿っているようでしたが、リュックの中は全く湿っていませんでした。
表面生地は速乾性があり、タオルで一拭きすればすぐに乾きます。
長時間の強い雨に耐えるのは厳しいかもしれませんが、撥水生地でここまで水に耐えれることに驚きです。改めて恐るべし小松マテーレ。
小松マテーレリュックの機能紹介
縦持ちと横持ちが可能
リュックとして背負うほか、把手を持って縦に持つこともできます。
とても便利なのですが、このリュックの唯一の難点は、縦持ちした際に背負う部分の調整紐(写真下部の延びている紐の部分)が床に擦れてしまうことです。
紐の調整具合によっては大丈夫なのかもしれませんが、私の場合は床にギリギリ擦れてしまうので、縦持ちするときは紐をどこかに引っかけるようにしています。
引っかけると床に擦れないので問題ないのですが、地味にめんどくさいです。
私が縦持ちするのは、背負っていて背中が暑くなってきたときや、混雑した電車内など限られており、そもそもあまり縦持ちの機会もなく、あまり困っていませんが、難点をあげるならこの紐です。
横持ちも可能ですが、デザインを重視した結果なのか、把手は縦用に比べると小さいです。
ちなみに、横持ちをしても例の調整紐は床につくので、あまり横持ちのメリットはないかなと感じています。
収納スペース
収納スペースは3層になっています。
外側と背中側は薄いので、雑誌やiPad、MacBook Proなどの薄型デバイスの収納も可能です。
真ん中はメインの収納スペースとなっており、思いのほか容量があります。
ほかにも、外側スペースの更に外側には、おしゃれな斜めファスナーがついており、ここにも薄いものなら収納できます。
左上の写真が外側の収納スペース、右上の写真が真ん中、下の写真が背中側になります。
背中側の収納スペースは中に更にしきりがあります。
右上の写真を見てもらうとわかるように、真ん中スペースには内部にポケットが複数ついており、携帯充電器のコードを通す穴が開いているポケットもあるので、コードがごちゃごちゃせずスマートに充電が可能です。
また、真ん中の収納スペースのみ、ファスナーが下の方まで降りるので収納しやすいです。
サイズなどのスペック
縦サイズ | 45センチ |
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横サイズ | 30センチ |
奥行き | 10センチ |
重さ | 1キロ |
特に小型ではない普通サイズのノートパソコンも収納可能でした。
奥行きは10センチで3層構造になっていますが、外側と背中側が薄めなので、両サイドに物がなければ、真ん中の収納スペースにほぼ10センチ幅のものが入ります。
キャリーケースへ取り付け可能
小松マテーレリュックはキャリーケースに取り付けることも可能なので、出張や旅行の際にも大活躍です。
人気商品につき在庫切れに要注意
いまのところ紐意外の弱点らしい弱点が見つからない小松マテーレリュック。
水にも強く、収納個所も多い、機能的なおしゃれリュックです。
人気商品なので気になる方は早めにチェックされることをおすすめします。
▼一時在庫切れになっていましたが2019年6月時点在庫有りのようです▼