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【実録】野良猫が懐くまで!人や先住猫に慣れて威嚇や飛びかかりが無くなるまでの記録

先住猫と子猫の2ショット

訳あって野良の子猫を保護してから、支障なく一緒に暮らせるようになるまでの実際の記録です。

我が家には、先住猫もいるので、保護猫が安心して我が家で暮らせるようになるには、次の3段階のステップを踏む必要がありました。

step
1
環境に慣れる

step
人に慣れる

step
3
先住猫に慣れる

 

この記事では、それぞれの段階ごとの様子、そこに至るまでの期間や工夫したことをまとめています。

一般論というよりは、あくまで個人の体験談ではありますが、リアルな実録ということで参考になれば幸いです。

環境に慣れるまで

まず最初のステップは家に慣れてもらうことでした。

「犬は人に付き、猫は家に付く」と言われるように猫には心が落ち着き安らげる「いつもの場所」が必要です。

部屋の隅で震える子猫

これは、初日に部屋の隅っこでブルブルしている様子。

すぐに慣れろといっても無理があるので、ここは焦らずじっくり。といっても、そもそも家に慣れてもらうのに、こちらがしてあげることも特にないので基本放置。

安全な場所と認識してもらうには、怖がらせない、驚かせない、ということが大事です。

大きな物音を立てない、最低限の世話だけで干渉しすぎない、ということを意識しました。

  • 餌と水の交換
  • トイレ掃除
  • おもちゃで遊ぶ

これを淡々とやるだけで、決してこちらから近づきすぎたり、無理に触ろうとはしませんでした。

猫じゃらしに連れれて来た猫

近づくと威嚇されるので、おもちゃで遊ぶのも、猫じゃらしをフリフリして向こうから近づいてくるのを待ちます。

こちらを警戒、威嚇しつつも猫じゃらしの魔力には勝てないようで、気づいたら近くにきて遊んじゃってるという感じでした。

そしてふとした瞬間に我に返り、威嚇をしてまた離れていく。遊びの時はこれをしばらく繰り返しました。

こうやって、ここは餌と水が勝手に出てくる安全な場所で、トイレも清潔で、おもちゃで遊べる楽しい場所、と認識してもらえるよう努めました。

人がいるときは部屋の隅っこで縮こまっていますが、人がいなくなると部屋の中をウロウロと探索している様子で、場所自体には2、3日ですぐに慣れた印象です。

我が家には先住猫がいるので、完全に隔離するために保護猫さんには客間をまるまる1室使ってもらっていました。

客間の中に一応ケージは置いているけど、扉を開放し部屋の中を自由に動き回れる。というスタイルをとっていましたが1つ問題が。

壁をガリガリ

壁の傷

客間とリビングの仕切りの部分に隙間があるのですが、この隙間からリビングの方へ出たがり、壁をガリガリと。

覚悟はしてましたが、壁紙が結構傷つきました(ガリガリするのはその部分だけですが)。

ペット用壁保護シートが結構役立ちました。壁紙が少しボコボコしているので張り付くか心配でしたが、問題なく壁をガードしてくれたので初めからやっておけばよかったと後悔しました。

夜鳴き

環境に慣れるまでにもう一つ、夜鳴きの問題がありました。

部屋やケージには比較的早く慣れたようですが、寝るときには不安になるのか、夜中に切ない声で鳴いていました。

それはそれは大きい声で鳴くので、がっつり寝不足になってしまいましたが、ケージに大きい布をかぶせてあげることで解決しました。

ケージ布なし

この状態では落ち着かなかったようです。

ケージ布あり

大きい布をかぶせてあげることで、ケージの中が猫の好む狭くて暗い空間となり、安心できるようになったのでしょう。夜鳴きが劇的になくなりました。

暗くて狭い場所は、外敵から身を隠せるので、本能的に落ち着くようです。

ただでさえ新しい環境でストレスが溜まるので、もっと早く気づいてあげればよかったです。

人に慣れるまで

野良猫さんが我が家に来たのは、推定で生後1か月~2か月の頃。

つまり、少なくとも1か月間は野性の世界でサバイバルをしていたわけで、母猫さんからしっかり野良として生きる術を学んでいました。

二足歩行の巨人には絶対に気を許すな!

母から学んだこの鉄の掟を野良猫さんは忠実に守り、我が家にきた初日、それはそれは鬼の形相で全力の威嚇を私にお見舞いしてくれました。

人に慣れるまでの期間は3週間かかりました。それまでの様子はざっとこんな感じ。

 

【家に来てからの3日間】

とにかく威嚇。部屋に入るだけで遠目から「シャーッ!」

「べッべッッ!」とつば吐き?なのか「シャー」の最上級?なのか定かではない音による攻撃と、手で床をダンダンッ!と叩いてこっちに来るなアピール。

そして基本的に近寄ってこない。猫じゃらしを振ると近寄ってきて少し戯れるが、すぐに我に返り逃げていく。

【家に来てから1週間】

相変わらず部屋に入るだけで威嚇。

猫じゃらしで遊んでいる時は、足元までやってくるようになる。手が近づくと飛び跳ねて逃げる。

【家に来てから2週間】

部屋に入るだけでは威嚇されなくなる。しかし、興奮気味のときは近づくと威嚇される。

猫じゃらしで遊んでいる最中は、手元まで寄ってきて、手が少しくらい触れても動じなくなる。まだ撫でさせてはくれない。

【家に来てから3週間】

我が家に来てからちょうど3週間が経過した頃、ついに撫でさせてくれました。

撫でられる子猫

ここからは早く、一旦触らせてくれると、抱っこもOKで、グルグル喉を鳴らします。

威嚇もなくなり、ようやく慣れてくれました。

成猫に比べると子猫はやはり懐きやすいです。もう少し大きくなっていたら慣れるまでもっと時間がかかったでしょう。

猫の社会化期は生後9週目くらいまでと言われています。この社会化期をどのように過ごすかによって、今後の他者へのコミュニケーションの取り方が大きく変わってくる可能性があります。

性格などによる個体差はもちろんありますが、社会化期に人間と触れ合って抱っこされたりしていると、大きくなっても人間によく懐くそうなので、社会化期のうちに人に慣れてくれてよかったです。

先住猫に慣れるまで

最後の課題は先住猫との相性。

我が家には2匹の先住猫がいます。1匹はおっとりおおらかな性格の茶トラ、もう1匹は少し神経質でビビリの甘えたのキジ白です。

2匹とも同じ保護団体からもらってきたので、2匹は元から仲良しです。我が家に来る前は保護団体さんの方で、たくさんの猫と共同生活をしていたので、割と他の猫に対する免疫はあるだろうし、顔合わせもあっさりいけばいいな〜と楽観視。

保護猫さんのワクチン摂取や病気の検査などもあるので、

  1. 完全隔離
  2. ケージに入れたまま顔合わせ
  3. ケージ解放

という流れで、馴染んでもらうことに。それぞれの期間は様子を見ながら決めていくことにしました。

しばらくは完全隔離

しばらくは部屋を完全に隔離しました。

扉越しに気配は、察しているようで先住猫の方はなんだかそわそわ。

ケージに入れたまま顔合わせ

ケージ越しに対面

保護猫のワクチン接種が済んだあたりから、ケージに入れたまま顔合わせをするようにしました。

先住猫がケージに近づいて小さく「シャー」とご挨拶。

しかし、それに全く怯むことなく、勇猛果敢にケージの中から猫パンチをお見舞いしようとする保護猫さん。

うちの先住猫は2匹とも血の気は少ない方で、どちらかというとおっとり優しいタイプなので、やんちゃな保護猫に舐められないか、早くも心配に。

1週間もすると、先住猫は慣れたのか「シャー」という控えめな威嚇はなくなりましたが、保護猫さんは相変わらず猫パンチ。

一抹の不安を抱えながらも、ケージ超しのご対面から3週間を経過したころに、実際に対面させることにしました。

ケージを解放して先住猫との接触

先住猫たちが慣れてきたことと、保護猫さんも1,500gくらいに身体が成長してきたこともあり、ついに直に接触を。

ソファーの下へ逃げ込む子猫

あれだけ、勇猛果敢に猫パンチを繰り出していた保護猫さんも、やはり最初はビビッてソファーの下に逃げ込んでいました。

しかし、徐々に慣れきて、鼻ツンする場面も見られるように。

これは大丈夫かなと安心した矢先、重大な問題が。

保護猫が先住猫に飛びかかる

保護猫が先住猫に飛びかかり、襲うようになったのです。

保護猫は、生後3か月、去勢もまだで、遊びたい盛りのやんちゃな男の子。

じゃれてるのか、縄張り意識で攻撃しているのかは定かではありませんが、先住猫に飛びかかり、追いかけまわすようになってしまいました。

それも時々ではなく、先住猫が近くに来ると必ずちょっかいをかけていきます。

はじめは、じゃれているだけだろうと思っていたのですが、先住猫の様子を見ると、はじめのうちは「めんどくさい」程度だったものが、威嚇し結構本気で怒っている様子も見られるように。しかし、先住猫も威嚇するのみで基本的に手を出すことはなく、逃げ回るので、保護猫がさらに追いかけ回すという悪循環。

逃げる時も少しだけ距離をおいて近くで見守る時もあれば、容易に追ってこれない高い場所へ逃げたりと様々です。

これは人間が介入すべき事態なのか非常に迷い、調べてみたところ、案の定、人によって考え方が違うようです。

賛成派

・先住猫を第一に考えるべき
・先住猫のストレスにより引きこもりや病気になる可能性もある

反対派

・猫の社会に人間が口出しをすべきではない
・猫のしつけは人間には無理、教育は猫にしかできない

 

考えた結果の方針は、基本は放置、じゃれ合いがエスカレートして本気になってきたら止める、子猫をケージに戻す。

また、先住猫が安心できる場所を確保するために、保護猫を2階には行かさない(階段上るのが遅いので、小さいうちは止められる)。

以上のルールでしばらく様子をみることに。ただし、ずっとそうする訳にもいかないので、2週間様子を見て、いよいよ相性が難しそうなら里親を探すことを検討するということになりました。

結果

なかなか状況が変わらず、先住猫のストレスにもなっているようで共同生活を諦めかけましたが、ちょうど2週間経ったくらいから変化がありました。

これまでは、先住猫を見つけると問答無用で飛びかかっていた子猫が、少し落ち着きだして、襲いかからない時が増えました。

猫社会、環境への慣れと、子猫自信の成長が大きいのではないかと思っています。

先住猫の動くシッポをみると、それめがけて飛び込んでいたのですが、大きくなることで、ようやくシッポはおもちゃではないということを認識してくれたのかと。

先住猫との3ショット

3~4週目には、同じ空間で落ち着いてすごせるように。

ときどき先住猫にちょっかいをかけてじゃれ合っていますが、以前のように先住猫から威嚇をもらうようなこともありません。やりつやられつの遊び的感覚で接しているように見えます。ときどき先住猫がうんざりしていますが。

まとめ

【環境に慣れるまで】

期間
2日~1週間
ポイント
むやみに構わない。無理に触ろうとしない。危険な個所には壁保護シートを張っておく。

【人に慣れるまで】

期間
約1か月間。一回触れると後は一気に。
ポイント
生後9週目くらいまでの社会化期に慣れてくれると、その後の影響が大きい。

【先住猫に慣れるまで】

期間
約1か月間~。徐々にしんぼう強く。
ポイント
一緒に先住猫とおもちゃで遊ぶと気がまぎれてケンカしない。先住猫のストレスが強くなり過ぎないように適宜隔離する。

以上、参考になれば幸いです。


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