野良猫を保護してやったことと準備したもの!費用や慣れるまで記録

猫を保護したらやるべきこと

訳あって生後8週間ほどの野良の子猫を保護したときの記録です。

野良猫を保護したらやるべきことは2つ。

  1. 動物病院で健康チェック
  2. 家に迎える準備

この記事では、保護してから動物病院に連れていき、どんな検査をして費用はいくらかかったのか、家に迎えるため準備したことや慣れるまでの様子などについてまとめました。

確実に野良猫かどうかわからないときは、警察や保健所へ飼い主からの届出がないかも確認しましょう。

まずは動物病院で健康チェック

野良猫は病気に感染している可能性もあるので、猫を保護したら必ず動物病院に連れていきましょう。

動物病院にはいきなり行かずに電話で相談してから行く方が無難です。電話の際に、状況の説明と必要なものの確認をしておきましょう。

保護したらまずお風呂に入れたいかもしれませんが、野生の保護猫をいきなりお風呂に入れるのは無理なので、我慢して動物病院へ向かいます。

私が動物病院に電話をした際には、保護猫が暴れる場合は、可能であれば洗濯ネットに入れてきてくださいと言われました。

洗濯ネット内は狭くて外が見えづらく、猫も落ち着き、暴れにくくなるので先生も処置がしやすくなります。

洗濯ネットは獣医さんからもおすすめされる有効な方法で、「普段は大人しい飼い猫が病院では怯えて暴れる」というシチュエーションには有効ですが、保護した野良猫をいきなり洗濯ネットに入れるのは正直難しいと思うので、困難であれば無理はせず諦めましょう。

ノミやダニを駆除

まずはノミやダニを駆除するために、動物病院で薬を打ってもらいました。

薬はノミやダニの駆除とフィラリアの予防を一緒にできるもので、首の裏に薬を垂らせば、翌日には全身のノミとダニを駆除できます。

野良猫は、一見きれいに見えてもノミやダニがたくさんついていることが多いです。

ノミやダニは、毛の奥のほうに潜んでいて、先住猫や人にも移るので必ず駆除しましょう。

今回の保護猫もぱっと見は綺麗でしたが、「すごくたくさんいるね」と獣医さんに言われてしまいました。

ノミダニ

ノミダニ2

薬を使った次の日のゲージ内には、写真のように黒や茶色の点々がたくさん落ちてます。

これらは全部ノミやダニの死骸です。

これをみたら絶対病院に連れて行きたくなりますよね。猫を保護したらまず動物病院でノミやダニの駆除をしてもらいましょう。

猫白血病と猫エイズを血液検査で調べる

検査結果

動物病院に行ったら、ついでに猫白血病や猫エイズの検査もしておきましょう。

両方とも、発症してしまうと高確率で死に至る病です。

猫から人へは感染しないので、その点は安心ですが、猫から猫へは感染するので、先住猫がいる場合は要注意です。

食器の共有、ケンカなどが原因で先住猫に病気が移ってしまう可能性があるので、病気でないことを確認できるまで、必ず先住猫とは隔離しましょう。

動物病院で確認したところ、検査は保護してから1週間後くらいに行うのが望ましいそうです。保護する直前に病気になっている場合に、検査で反応しない可能性があるからです。

今回の子猫は、保護して1週間も経っていませんでしたが、我が家は先住猫がいるので、取り急ぎ検査をしてもらいました。

結果は猫白血病、猫エイズともに陰性で一安心ですが、保護直前の感染の可能性があるので、後日再検査をする予定です。

猫エイズの陽性は陰性に変わる可能性あり

猫エイズに関しては、子猫の場合はもし陽性反応が出ても、後に陰性に変化することがあります。

なぜなら、猫エイズ検査はウイルス自体ではなく、体内の抗体の有無を検査するので、子猫の場合は母親から譲り受けた抗体が反応してしまい、ウイルス感染していなくても陽性が出ることがあるからです。

このケースでは、大きくなって再検査をすると、母親からもらった抗体が失われ、陰性に変わる可能性があります。

一方、猫白血病の場合は、抗体ではなくウィルス自体を調べるので、陽性はウイルスに感染していることを示します。

ウイルス感染しても発症しない猫もいますし、猫白血病が陽性でも免疫が働き、陰性に変わる可能性もあります。

いずれの病気も、陽性が出たからといって諦めずに、獣医とよく相談しましょう。

便検査で寄生虫などを調べる

体温計を使ってお尻で熱を計るついでに、体温計に付着した便を検査してもらいました。

本当は家で取った便の塊をビニール袋に包んで持参できれば良かったのですが、うっかり忘れてしまいました。

検査の結果、特に異常はありませんでしたが、便を持参できなかった場合は、一応自宅で便の塊の中に寄生虫など動くものがないか確認しておく方がよいでしょう。

ワクチンの接種

今回打ったのは5種混合ワクチンで、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症、猫クラミジア感染症、猫白血病に対応するものです。

もともと子猫は、母乳を通して病気への抗体を母猫からもらっていますが、この抗体の効力は8週間ほどで消えてしまいます。

ですので、母親からもらった抗体の効力が切れるタイミングで、自分で免疫を作れるようにワクチンを接種します。

ただし、母親からもらった抗体が残っているうちにワクチンを接種しても、母親からもらった抗体が機能してしまい、ワクチンの効果が得られないことがあります。

このタイミングを計ることが難しいので、子猫の場合は、ワクチン摂取を複数回に分けることが一般的で、生後8週間くらいから2、3回に分けてワクチン摂取するのが望ましいです。

今回は獣医さんとも相談し、子猫の体重から察するにちょうど生後8週間くらいなので、まず即日1回目のワクチンを接種し、1ヵ月後に2回目のワクチンを接種、そして2回目のさらに3週間後に3回目のワクチンを接種することになりました。

保護猫の場合は、正確な生まれた時期がわからないことも難点です。獣医さんと相談したところ、3回目は飼い主の考え方次第でもあるけど心配なら3回打っておく方が無難ということで今回の結論に至りました。

先述したように、猫エイズと猫白血病については陰性でしたが、保護直前の感染については再検査が有効なので、2回目か3回目のワクチン接種の際についでに再検査を行おうと思います。

検査等の費用は?

初回の動物病院でかかった費用は次のとおり。

  • 初診料:1,200円
  • 採血料:500円
  • 猫エイズ、白血病検査:3,800円
  • 5種混合ワクチン:6,000円
  • ノミダニ駆除:2,000円

合計で13,500円でした。費用は動物病院によって違うのであくまで参考です。

保護から1か月後に再度ワクチンと、検査を行う予定なので+9,800円で総合計23,300円、さらに3回目のワクチンをするなら約30,000円といったところでしょうか。

家に迎える準備

今回は訳あっての緊急的な保護ということもあり、今後、保護猫を譲渡するのか、それともうちの子になるのか現在は未定ですが、保護する以上は責任を持ってお世話をしないといけないので必要なものを揃えました。

先住猫とは直接的な接触のほか、トイレやご飯の共用でも病気が移る可能性があるので、部屋を隔離するにあたって当然トイレと食器も分けています。

必要なものを購入

必要なモノ

  • ゲージ
  • トイレ用のトレー
  • トイレシート
  • 餌と水の容器
  • 子猫用の餌

 

新しく買ったのはこれくらいです。

ゲージ

保護猫さんには客間をまるまる使ってもらっています。客間の中にゲージを置いていて、ゲージ内にトイレと餌と水の容器がある状態です。

ゲージはなんとなくホームセンターで買ってみましたが、トイレに行く位でほとんど使っていないので、こんなにしっかりしたものは必要なかったかもと後悔中。ゲージの扉は開けっ放しにしていて、普段はゲージの外で寝ています。

ちなみに先住猫がいて部屋を完全に隔離できない場合は、直接的なケンカや接触を避けるためにもゲージ等は必須です。

念のためゲージ内にトイレシートを敷いていますが、しつけをせずともちゃんと猫砂にトイレをするので不要でした。

餌はカリカリをなんとか食べれそうな感じでだったので、子猫用のカリカリと、子猫用のウェットフードを買ってきて混ぜています。

野良猫は慣れるまで根気強く

怯える子猫

はじめはこんな感じでした。野良猫は警戒心が強いので焦らないことが大切です。

家に来てから2、3日間は、半端ない勢いで威嚇してきます。

挨拶がわりの威嚇の「シャーー!」は当たり前、餌と水を変えるために少しでも近づくと「ベッベッ!」と唾飛ばし?攻撃+手でゆかを「ダンッダンッ!」と叩いて近づくなアピールが凄かったです。

特に唾飛ばし?は初めてみたのでびっくりしました。実際は唾がそんなに飛んでくる訳ではないのですが、飛ばす真似というか、とにかく「ベッ!」の音が大きいので驚きます。威嚇の方法も猫様々なんだなぁと。

小ちゃい子猫といえど、この「シャーーッ!ベッべッ!ダンッダンッ!」の三連コンボを鬼の形相で本気でやられると結構びっくりします。

しばらくすると、「シャー」以外はなくなりましたし、威嚇の威力も弱まり、

「シャーーッ!」から「シャー」くらいになりました。

ご飯と遊びで日々コミニケーションを図ることが実を結んだようです。

子猫は遊びが大好き。特に猫じゃらしがお気に入りで、昔先住猫用に買った猫じゃらしが大活躍しています。

すべての猫は猫じゃらしが大好きだろうという思い込みで買ったものの、先住猫は見向きもしないという苦い思い出とともに未使用のまま押し入れにしまい込んだ猫じゃらし3本セットの残りが日の目を見ました。

慣れてきた子猫

1週間もすれば、だいぶ慣れて近づいてくるようになりました。まだまだ警戒しており、こちらから近づきすぎると威嚇をされますが。

2週間を過ぎたころに子猫用のチュールを指で上げようしたところ、最初はペロペロと食べてくれたのですが、調子にのっているとガブっといかれました。あまりにも慣れ慣れしい態度は気をつけましょう。

やはり長期戦になりそうです。お風呂に入れれるのはいつになることやら。

先住猫とは徹底的に隔離

我が家にはすでに先住猫が2匹います。先に書いたとおり猫エイズや猫白血病の検査やワクチン接種がまだ完全ではないので、先住猫とは部屋を完全に隔離しています。

部屋を隔離しているので姿は見えませんが、鳴き声は少し聞こえるので先住猫たちも異変を察知し少しそわそわしている様子です。

先住猫と子猫の触れ合いという微笑ましい絵を想像してしまうこともあるのですが、子猫の検査結果が確定するまで接触させないようにしています。

病気が問題なくても、先住猫との相性の問題もあるうえ、まだうちの子になるのかも未定なので、今後の住環境は慎重に考えていこうと思っています。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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