音楽と酒に酔い、北海道飯を満喫し、キャンプ、バーベキューも楽しめる!夏の北海道を熱く盛り上げるオールナイト野外フェス「ライジングサン」
初参戦の方向けに、出発までに知っておきたい情報や準備すべき物を中心に記事にまとめました。
出発までにやること
- 服装と持ち物を決める
- 荷物を持っていくのか、送るか、現地調達か
- お風呂をどうするか
- 会場までのアクセスを調べる
決めること、調べることがたくさんありますね。
ライジングサンは3日間に及ぶ長丁場。当日フェスを満喫できるよう、事前準備をしっかり行う必要があります。
準備のポイントを順番に確認していきましょう。
気温と服装
気温 | 最高 | 最低 |
2018 | 25.2度 | 18.2度 |
2017 | 25.8度 | 16.2度 |
2016 | 32.6度 | 16.7度 |
2015 | 30.8度 | 17.8度 |
2014 | 29.7度 | 15.2度 |
2013 | 30.1度 | 21.9度 |
最低気温が16度くらいと言われてもピンとこないかもしれませんが、東京や大阪であれば11月中旬~後半の日中の気温と同じくらいです。紅葉時期の日中の服装を思い浮かべてみるといいかもしれませんね。
ポイント
- 日中は30度前後になり暑い
- 夜は16度前後まで冷え込む
- 雨や風がある日の体感はさらに寒い
日中の服装
写真で実際の来場者の服装を確認してみましょう。
上はTシャツの方が多いです。写真内ではハーフパンツ&タイツの方が多いですが、下はハーフパンツ、ハーフパンツ&タイツ、ロングパンツなどまちまち。
夜の服装
ヒートテック、温かいインナー、マウンテンパーカーくらいで調度いいです。
夜はグッと気温が下がるので、温かいインナーは必須。マウンテンパーカーは雨風を防げますが、基本的に暖はとれません。フリースや薄目のダウンなど暖をとれるものを必ず持っていきましょう。
足元
スニーカーが多いですが、天気によっては雨用にレインブーツも併せて持っていきます。
防水のトレッキングシューズがあれば一足で全て兼ねるのでおすすめ。
荷物に余裕があれば、テント周り専用のサンダルを持っていくとテントの出入りが非常に楽です。サンダルはあくまでプラスアルファのものとして考えましょう。スタンディングエリアや雨天時のぬかるみでサンダルは危険です。
雨と寒さ対策は絶対
フェスといえば暑いイメージですが、ライジングサンは夜間もあり、じっとしている時間もかなり長いです。
真夏といえど、そこはやはり北の大地。夜は16度前後まで冷え込みますし、最低12度を記録した年もあります。
また、ライジングサンでは雨に遭遇することも結構多いです。濡れて体温を急激に奪われたときにくる寒さは絶対に我慢できません。
LCCの場合は荷物制限も厳しいので、旅行者の方は特に大変ですが、フェスを楽しい思い出にするためにも、天気と気温を事前に調べ、多少荷物になっても雨と寒さは必ず対策しましょう。
必須アイテム一覧と特に重要なもの
- チケット
- 財布
- スマホ
- モバイルバッテリー(充電器)
- タオル
- 防寒具
- 雨具
- 防水用の袋(ジップロックやビニール袋)
- 両手が空くバッグ
- 着替え
- 薬
- さらさらシート
- ティッシュ
- 日焼け止め
- 歯ブラシ、コンタクト等のアメニティ
- ライト
次は、その中でも重要なものを個別に確認していきましょう。
夜に羽織れるもの
夜間に16度くらいまで冷え込むとウルトラライトダウンがちょうどいいです。
ライジングサンでは長距離歩くことになるので、移動やライブ中など動いてるときは体温が上がりますが、じっとしている時は寒いです。状況に応じて着脱が簡単にでき、軽くて収納もコンパクトなウルトラライトダウンが最適です。
マウンテンパーカー、レインコート(カッパ)
こういうコンパクトに収納できるシャカシャカした防水、防風のアウターは雨が降っても降らなくても重宝します。
長時間フェスで雨に濡れるのは致命傷。最近はスコールなども多いですし、雨でなくても気温の変化が大きいと夜露で服が湿ることもあるので、天気問わず荷物に入れておくと安心できますね。
会場内のコンビニでもビニールカッパを売っているので、雨予報でなければ、通り雨はコンビニカッパで対応してもいいと思います。ただしコンビニカッパなど安いものは蒸れるので、雨予報の時にはしっかりしたものを持っていく方が無難です。
トレッキングシューズやレインブーツ
足元が冷えると全身に響くので、雨予報の際は必ず持っていきましょう。
防水のトレッキングシューズであれば、雨でも大丈夫だし、雨が降らなくても砂利道が歩きやすく足を保護してくれるのでおすすめ。1足で両用できるので荷物が少なくなります。
「どうせ濡れるからサンダルでいいや」という人が時々いますが、雨天時の地面のぬかるみの吸着力は相当です。ビーチサンダルなどはぬかるみで大破する可能性大。作りの弱い靴も靴底が抜ける可能性があるので、ぬかるみはできるだけ迂回しましょう。
トレッキングシューズをわざわざ買うのはちょっと...
という場合は、アマゾンベストセラーの超軽量ショートレインブーツとかも安くてオシャレでおすすめです。
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ライト
会場内で宿泊する場合は必須。夜道にライトは必要ありませんが、テント内の明かりが必要です。
普段キャンプをされない方は忘れないよう要注意。忘れた場合は会場内のコールマンやローソンで販売しています。
ジップロックなどスマホ防水
フェスの雨でスマホを潰す方は意外と多いです。かく言う私もライジングサンで水没させたことがあります。
2017年のような大雨の際にはテント内に浸水することもあるので、水気に弱い電子機器を守りましょう。
スマホの携帯バッテリー
会場内の充電ブースにコンセントがあるので充電器でも充電できます。
ただし、充電中はブースから離れられず、数に限りもあるので携帯バッテリーを持っていくのが無難です。
その他のあれば便利な物について
さらさらシート、ティッシュ、日焼け止め、虫よけスプレー、アメニティグッズなどは会場内のコンビニでも買えます。持っていくか迷うものは、様子を見て現地調達してもいいでしょう。
会場内のコンビニで買えるもの
ライジングサンは荷物が多くなりがちですが、荷物は少しでも軽くしたいですよね。
現地で手に入るものは、会場内のローソンで買うという選択肢も有効。
※品目と値段は2018年のものです
現地で返る物
- 貼るカイロ 100円
- ガムテープ 300円
- レインコートL 600円
- レジャーシート2畳 500円
- ロングタオル 400円
- スマホ用電池式充電器 1,800円
- コンタクト洗浄液ケース付 200円
- 洗顔シート、ボディシート 300円
- ボディソープ 200円
- シャンプーコンディショナー 500円
- 歯ブラシセット 400円
- 虫除けスプレー 700円
- ポケットティッシュ 200円
- バンドエイド 300円
- 生理用品 200~450円
- LED懐中電灯 1,200円
- カップヌードル200円
個人的には深夜のカップヌードルが最高でした。電気ポットもあるので、その場でお湯を注げます。
バーベキュー用品もローソンで販売していました。
現地で返るBBQ用品
- 炭3キロ 1,000円
- 焼き網 300円
- 着火材 300円
- 着火ライター 400円
- 火ばさみ 300円
- ガスボンベ 300円
- 紙皿 300円
- プラスチックコップ 200円
- 割り箸 200円
- 軍手 150円
- 焼肉のたれ、塩コショウ 300円
もちろん上記以外にもソフトドリンクやお酒、からあげクンなどのホットスナックも売っています。
レンタルテント
北海道外からの参戦で荷物が多い、キャンプ道具を持っていない、そんな方はテントやキャンプグッズのレンタルがおすすめ。
要予約で受付期間は6月中旬~7月中旬。受付数に達した時点で受付終了です。受付開始の詳細は毎年公式HPで案内されるので、こまめにチェックして早めに予約しましょう。
テントをそのまま放置して、レンタル業者に撤去を任せることもできますし、自分でテントを撤去返却した場合は現金のキャッシュバックがあります。
レンタルできる物と費用
※品目と値段は2018年のものです
2人用テントセット(設営道具付き)
値段:14,040円
- テント(210×180cm)
- マット&シート(1枚ずつ)
- 電池式ランタン(電池付)
撤去返却した場合は3,000円キャッシュバック
4~5人用テントセット(設営道具付き)
値段:19,440円
- テント(250~270×250~270cm)
- マット1枚
- 電池式ランタン(電池付)
撤去返却した場合は4,000円キャッシュバック
そのほか単品のグッズレンタル
毛布:540円
寝袋:1,620円
電池式ランタン(電池付):1,944円
3段階式リクライニングチェア:3,120円
会場内の宅急便サービス
キャンプ道具を持っていたり、荷物が多い方は宅急便サービスを利用すれば、会場の中で荷物を受け取ることができます。
宅急便伝票のお届け先にライジングサンの自分のテントサイト名を指定することで、会場内の受け取り場所で当日荷物の受け取りが可能です。
荷物は1口あたり、長さ、幅、高さの3辺合計が160cm以内で、重量は25kg以内。
逆に、会場から自宅へ荷物を発送する場合は「手荷物発送サービスチケット」が必要になります。当日券もあるようですが、事前購入できるので、行き便で宅急便を利用される方は購入しておきましょう。
伝票の書き方などは公式HPで案内されているので確認してみてください。
お風呂をどうするか
会場内で宿泊する場合、お風呂の選択肢は2つ
- 会場内のシャワールームを使う
- 温泉ツアーに行く
シャワールーム
会場内のウォーターステーションでシャワーが利用できます。
24時間営業ですが、初日夜中~2日目昼にかけては混雑するので予約が必要。当日予約しかないので、希望時間に確実に入りたいなら早めに会場入りする必要があります。
利用料金は5分500円、10分900円、15分1,300円。
ドライヤーができるドレッサールームは10分500円。
メリット
時間短縮、汗を流す程度なら安い。
デメリット
ゆっくりできない、事前予約ができない
温泉ツアー
事前に「入浴券付き往復バス券」を購入し、所要時間2時間半ほどのツアーで会場外の温泉施設へ行けます。
値段は2,300円で、初日夜から2日目の昼にかけてバス便があります。
バス便の時間帯によっては2日目のトップバッターの時間に間に合わないのでご注意ください。
メリット
綺麗な設備で温泉に入れる、ついでに買い出しができる
デメリット
時間がかかる、片道30分バスで座れないと地獄、人気の時間帯はすぐチケットがなくなる
利用される方は、早めにチケットを購入しましょう。購入開始時期は公式HPで案内されます。
会場へのアクセス手段
会場マップです。
駅から歩くには遠いので、アクセスは車、シャトルバス、タクシーの3点。
車
駐車券は近い方が4,000円、遠い方が3,000円。エンジンを切れば車での宿泊も可能です。事前に駐車券を購入しましょう。
シャトルバス
シャトルバスで行く場合は、地下鉄南北線「麻生駅」からシャトルバスが出ています。片道600円なので往復分を事前に買っておきましょう。忘れた場合は、当日シャトルバスの列付近で購入することもできます。
日帰りの方は、初日のライブ終了後に会場⇒地下鉄「大通駅」へ向けてミッドナイトバスが出ています。値段は1,800円。チケットの当日販売はないので事前に購入しましょう。
シャトルバスでの移動時間は30~40分。20人程度座れますが、残り20人程度は立つことになります。人数がいて荷物が多い場合はタクシーの利用を検討してもいいかもしれません。
タクシー
シャトルバスの発着地点である麻生駅から会場まではタクシーで約11km。渋滞にもよるでしょうが値段は4,000円程度みておけばお釣りがくるでしょう。ただし、麻生駅は人も多いです。穴場はJR函館本線の手稲駅。手稲駅は比較的大きくタクシー乗り場もあり、会場からは約10km、値段は3,000円ちょっとです。
最後に
準備を整えたら、あとはライジングサンを遊び倒すだけですね。
2018年から大きくレイアウト変更された会場のステージ間の移動時間、当日のテントサイト受付手順、会場の雰囲気、注意点などを下記の記事にまとめたのでこちらも参考なれば幸いです。
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