大阪の夏の夜をド派手に彩る「なにわ淀川花火大会」
打ち上げ数、観客動員数ともに関西最大規模で大人気の花火大会です。
年に一度の花火大会、せっかくなら迫力満点の至近距離で綺麗にみたいですよね?
しかし、淀川花火大会の動員は毎年50万人以上とされており、大混雑は必至
近くで見ようと思うと計画的な場所取りが必要となってきます。
当記事では、主に梅田会場の場所取りについて、
- 何時にどれだけ場所が埋まるか
- 何時に着けば良い場所で見れるか
ということを中心に、会場の混雑状況を写真も交えながらお伝えしていくので参考になれば幸いです。
なにわ淀川花火大会の概要
まずは公式動画でイメージをどうぞ。
ラストの迫力は本当に圧巻で、感動して言葉がでてこないレベルです。
打上時間 | 19:40頃~20:40頃 |
---|---|
会場 | 淀川河川敷 |
十三会場の最寄り駅 | ・十三駅 (阪急電鉄) ・南方駅 (阪急電鉄) ・御幣島駅 (JR東西線) ・塚本駅 (JR神戸線) ・姫島駅 (阪神電鉄) ・西中島南方駅 (大阪メトロ御堂筋線) |
梅田会場の最寄り駅 | ・梅田駅 (阪急電鉄) ・大阪駅 (JR) ・梅田駅 (大阪メトロ御堂筋線) ・海老江駅 (JR東西線) ・野田阪神駅 (大阪メトロ千日前線) ・野田駅 (阪神電鉄) |
各駅から花火会場までは、混んでいなければいずれも約20分前後。
マップは花火の打ち上げ場所です。
淀川花火大会は川の中心が打ち上げ場所になっており、北側の川岸が「十三会場」、南側の川岸が「梅田会場」となっています。
各会場への行き方と特徴
公式サイトより、会場マップと有料席マップです。
有料席は高額ですが、良い場所は完売(2018年の状況)となっています。
引用元: なにわ淀川花火大会公式
十三会場の特徴
- メイン会場なので混む
- 出店が多くてお祭りムード
- 有料席が多く、打ち上げ場所前は有料席で占められている
- 有料席の値段が高い
- 金額が高い有料席から退出するので安い席は帰りが渋滞
梅田会場の特徴
- 十三会場より若干混み具合がまし
- 出店はあるが少ない
- 有料席の位置が微妙で迫力足りず
- 正面の堤防上に場所取りできれば下手な有料席よりも花火が近くて綺麗
各会場の有料席の前売り料金
有料席の料金表
(十三会場)納涼船:18,000円
(十三会場)エキサイティングシート:9,000円
(十三会場)団体シート:8,000円
(十三会場)アリーナシート:7,000円
(十三会場)ステージシート:9,000円
(十三会場)パノラマスタンド:3,500円【梅田会場】
(梅田会場)梅田会場:4,500円
(梅田会場)ダイナミックシート2,500円
梅田会場で場所取りすべき理由とおすすめ場所
おすすめの場所は梅田会場の打ち上げ場所正面の堤防の上です。
地図でいうとこのあたり
次の図は会場を横からみたものですが、堤防の上とは星マークの場所のことです。
ここは17時~18時には入場制限がかかり、立ち入りすらできなくなる人気の場所ですが、
下手な有料席よりも段違いに花火が綺麗に見えます。
具体的なおすすめの理由は次の3つ
おすすめの理由1 とにかく花火が近い
目の前が打ち上げ船という最高のポジションです。
花火が本当に近く、迫力満点、まるで流星が降ってくるようで、もはや軽く怖いレベル
梅田会場の低い場所からは壁が邪魔で水上花火がすべて見えませんが、堤防の上からは水上花火もしっかり見えます。
おすすめの理由2 無料
淀川花火の有料席は何ヶ所もありますが、やはりよい席は高いです。
十三会場の打ち上げ場所正面の前の方ともなると7,000~9,000円もするので、ちょっと手が出しにくいです。
それに比べ、梅田会場の堤防上は同等以上の見え方にも関わらず無料
もちろん早めの場所取りは必須です。
おすすめの理由3 少人数なら夕方でも場所取りのチャンス有り
場所取りの解禁は昼の12時大人数なら12時から場所取りしないと真正面は取るのは厳しいです。
ただし、横並び2、3人程度のスペースならば16時過ぎくらいに行っても意外となんとかなるものです。
16時というと早く感じるかもしれませんが、結局待ち方の違いです。
早めの時間は駅から会場までの移動も早く、道中での買い物もスムーズ待ち時間は長いですが、早めに会場入りして夏の夕暮れを背景に優雅に乾杯もありでしょう。
反対に、最寄り駅の到着が18時を過ぎると会場到着が間に合わない可能性があると、公式ホームページでもアナウンスされています。駅から会場まで1時間以上かかることもあるうえに、大した場所では見れません。
もし有料席の場合でも、エリア指定なら結局、エリア内で場所取りがあるので少し早く来る必要があります。
夕方になると日差しも弱まりますし、風が吹けば思ったよりも暑くないです。
そういったことを考えると16時は決して早過ぎる時間ではないと思います。
梅田会場の混雑状況
梅田会場、打ち上げ場所正面の堤防上の13時の状況です。
これが花火開始30分前の19時15分には最終的にこうなります。
では、この状態になるまでを時間別にご紹介します。
14時の状況です。
13時から1時間で堤防上の前部分のまとまったスペースはだいぶ埋まってしまいました。
15時の状況、まだ堤防上の後部分は空いています。前部分も横並び2、3人分ならまだシートを敷ける部分もあります。
16時の状況、堤防上前部分はほぼ埋まってきました。後部分もスペースが減ってきています。
ちなみに後部分は草が生い茂っていますが、レジャーシートがあれば問題ありません。
堤防の上、打ち上げ真正面から少しだけ外れた場所です。
16時半の時点でもまだまだ余裕があります。
真正面ではありませんが、十分に迫力を楽しめる場所です。
堤防の下の17時の状況、かなり余裕があります。
日陰を求めて壁の影に人が集まっています。
繰り返しになりますが、堤防の下からは壁が邪魔で水上花火は上の部分しか見えません。
堤防の上、打ち上げ真正面の18時の状況です。
さすがにもう場所はないですし、この時間は堤防上には入場制限がかかっています。
19時になると、堤防の下もさすがにいっぱいです。
梅田会場で場所取りするときの注意点
最後に、私の過去の経験をもとに、せっかくの花火大会が台無しにならないように注意点や必須アイテムについて何点か説明します。
堤防から出るときは必ず迎えの用意を
梅田会場の堤防上は、17時~18時くらいには入場制限がかかり、堤防入口に警備員が立つので外から入ることができなくなります。
入場制限がかかった状態で堤防に入るには、堤防内の知り合いに警備員のいるところまで迎えに来てもらう必要があります。
せっかく場所取りをしたのに、これを知らずに堤防外へ出てしまうと戻れなくなるので、買い出しやトイレの際には注意しましょう。
電波が通じない可能性
混雑してくると、電話、ライン、メールなどが繋がりにくいです。
遅れてくる人には予め取った場所を伝えておき、時間に余裕を持って合流しましょう。
場所取りは最低1人
シートだけの場所取りは撤去すると公式サイトで明言されています。
不要なトラブルに発展しないよう、最低でも1人は場所取り要員が必要です。
必須アイテム
- レジャーシート
- 傘(日除け、雨除け)
- 日焼け止め
- 水分
- さらさらシート
- うちわ、センス
- 携帯予備バッテリー
- ビニール袋など防水できるもの
レジャーシートと日傘は絶対にあった方がよいです。また、この時期は短時間に強めの夕立が降る可能性もあるので、雨対策もしておくとより安心です。
テントを張っている方も多いですが、17時くらいにはテントを片付けるようアナウンスがあります。荷物になりますが早い時間からの場所取りなら重宝するでしょう。
風が通らないとテント内は逆に暑いので、個人的には風が通りやすいワンタッチのサンシェードテントをおすすめします。
電波の繋がりにくい状況では電池の消耗も激しいので、時間つぶしに携帯を使う方は、携帯の予備バッテリーがあると合流の際にも安心です。
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以上、淀川花火大会の注意点でした。
くれぐれも熱中症には気を付けて、夏の風物詩を満喫してください。