「NI-FS780」と「NI-FS770」は、両方ともパナソニックの衣類スチーマー。
高温スチームによるシワ取り・脱臭が魅力の製品ですが、そんな両モデルは発売された年の異なる新旧モデルの関係です。
- NI-FS780:2022年3月発売
- NI-FS770:2021年5月発売

さっそく結論ですが、新モデル「NI-FS780」では以下の3点が変更となりました。
新旧の違い
- 本体設計の見直しと軽量化
- ハンドルの抗菌化
- カラーバリエーションの変更
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、現時点の両モデルの価格も比較。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめのモデルがどっちなのか、家電アドバイザー有資格者の目線で比較検討します。
NI-FS780とNI-FS770の違い
はじめに書いたとおり「NI-FS780」と「NI-FS770」の違いは次の3つ。
- 重量
- 抗菌加工
- 本体カラー

本体設計の見直しと軽量化
新モデル「NI-FS780」は、旧モデルと比べて15g軽量化されたことで、700gの節目を下回る重さとなりました。
(新)NI-FS780 | 690g |
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(旧)NI-FS770 | 705g |
アイロン台へ置いて使用する一般的なアイロンと異なり、持ち上げて使用することが多いので、わずか15gといえ少しでも軽い方が嬉しいです。

ハンドルの抗菌加工
新モデル「NI-FS780」では、ハンドル部分が抗菌対応となりました。
(新)NI-FS780 | 樹脂・塗装に抗菌剤を添加 |
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(旧)NI-FS770 | なし |
劇的な進化とは言えませんが、衛生環境に気を使うご時世なので、地味に嬉しい改良です。
カラーバリエーションの変更
好みの世界になってきますが、両モデルは本体カラーが微妙に異なります。
(新)NI-FS780 | ・アイボリー ・カームグレー |
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(旧)NI-FS770 | ・ベージュ ・ダークグレー |
まずは新モデルから見てみましょう。
写真左が「アイボリー」、右が「カームグレー」です。
続いて、旧モデル。左が「ベージュ」で、右が「ダークグレー」です。

新旧モデル共通の特徴
以上が、新旧モデルの主な違いとなりますが、当シリーズの特徴を把握するためにも、両モデル共通の特徴もサクッと紹介します。
瞬間4倍パワフルスチーム |
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手軽な操作で、大型衣類スチーマーに匹敵するスチームを瞬間噴射、がんこなシワ・ニオイも解消。 |
360°パワフルスチーム |
おもり付きの可動式チューブだから、どんな向きでもタンク内から給水、安定したスチーム噴射が持続。 |
軽量型2WAY衣類スチーマー (アイロン兼用) |
アイロン兼用の衣類スチーマーとしては業界最軽量クラスで、手軽さと本格性を両立。 約19秒のスピード立ち上がりで慌ただしい時も便利。 |
衣類の清潔ケア(脱臭・除菌) |
生活5大臭(生乾き・ペット・タバコ・汗・飲食)のほか加齢臭・防虫剤臭も脱臭する瞬間的な強力噴射と除菌向きの安定的なサラッと噴射の使い分けが可能。 |
NI-FS780とNI-FS770の価格を比較
ここまで「NI-FS780」と「NI-FS770」の主な違いを紹介してきました。
ここからは両モデルの現時点の価格を比べることで、コスト面も含めておすすめモデルを検証していきましょう。
NI-FS780の価格
2022年3月発売の新モデル「NI-FS780」の発売時価格は、1.4万円前後のものが多い印象。
2022年7月時点では、1.2万円前後まで安くなっています。
まだ底値ではありませんが、旧モデルと比較すると既に旧モデルより安いケースをみかけます。
NI-FS770の価格
2021年5月発売の旧モデル「NI-FS770」は、2021年の年末頃は底値圏となる1万円を切る水準でお買い得でした。
ただし、2022年春以降は価格が上昇し、先述のとおり新モデルよりも高額なものが多くなってきました。
機能面では新モデルより劣るので、基本的に価格が同じなら新モデル推しですが、価格差があまりないうちは、カラーの好みで旧モデルも選択肢にはなりえます。
結論|今のおすすめは?
結論としては、今のおすすめは新モデル「NI-FS780」です。
理由は、先述のとおり新モデルの方が安くて優秀なため。
とはいえ、機能差は大きくないので、価格差が小さいうちは新旧の価格比較を行いどちらが安いか、しっかりチェックしてみてくださいね。

現時点のおすすめモデル
以上、「NI-FS780」と「NI-FS770」の違いを解説しました。