【おすすめ空気清浄機】メーカーの特徴・選び方・「今の」お買い得モデルを徹底解説

この記事では、おすすめの空気清浄機を選ぶための情報をまとめました。

という構成で、あなたにとって最適な1台を選ぶためのお手伝いができれば幸いです。

ナナ
このページを起点に、各メーカー、各モデルの個別記事を参照できるよ!

 

また、空気清浄機は毎年のモデルチェンジで内容変更が少ない家電なので、コスパを考えて型落ちも含めて検証しています。

おすすめモデルを紹介する際は、無駄な出費を抑えるため「機能差」と「価格差」の天秤を意識しました。

 

サクッとお買い得モデルを知りたい方は、おすすめモデルを先にチェックしてみてください。

 

おすすめ空気清浄機メーカーとそれぞれの特徴

まずは業界にはどんなメーカーがあり、どんな特徴の違いがあるか比較してみましょう。

ナナ
各メーカーの特徴を一言でまとめてみたよ!
メーカー 特徴
シャープ 売れ筋モデルが多く国内シェアNo.1
ダイキン 技術力が高い空調専業メーカー。イメージは職人
パナソニック 比較的に薄型モデルが多く、木目調デザインが人気
海外メーカー 加湿・イオン・アプリなどの+αな機能が少なく空気清浄のみ追求

 

ニーズに基づいてメーカーをおすすめするなら次のとおりでしょうか。

おすすめメーカー

  • 定番の人気モデルが欲しい
    → シャープ
  • 花粉などの分解技術にこだわる
    → ダイキン
  • デザインや薄さにもこだわりたい
    → パナソニック
  • 余分機能は不要で空気清浄に専念
    → 海外メーカー

以上はあくまで、ざっくりとした概要イメージなので、この先は各メーカーの詳しい特徴と製品ラインナップを紹介します。

 

シャープ

プラズマクラスターで有名なシャープ空気清浄機の特徴は、コスパの高さにあると思います。

過去には世界一売れた空気清浄機ブランドとしてギネス認定されたこともあり、丁度よい物を丁度よい価格で提供するためハイコスパな印象です。

 

メリット
  • 国内首位メーカーの安心感
  • 型落ち在庫が豊富なので底値で買える
  • 製品ランナップが多い
デメリット
  • みんな持っている
  • 消耗品のランニングコストがかかる

 

シャープの空気清浄機を選ぶときは、型落ちモデルが圧倒的におすすめです。

理由は、モデルチェンジで中身があまり変わってないのに価格が安いため。

例えば、人気シリーズの2022年モデル「KC-R50」と前年以前の型落ちモデルを比べると、外観・性能は全く同じですが、タイミングによっては半額以上の価格差があります。

型落ち在庫が豊富で、常に型落ちのどれかが底値なので、いつでも安値で買える点がシャープ最大の魅力です。

 

ナナ
シャープ空気清浄機の特徴をまとめた一覧表を載せておくね!

表中のリンクからは、新旧モデルを比較して今のおすすめモデルを検証した記事に飛べるよ!
ハチ

最新モデル デザイン 型落ちとの比較 口コミ 特徴を一言で 最大風量
()内は加湿運転時
空気清浄適用床面積
()内は加湿運転時
フィルター フィルター交換目安 プラズマクラスター
ランク
プラズマクラスター
適用範囲
加湿範囲 最大加湿量 除湿範囲
(60Hz)
COCORO AIR
対応可否
最大運転音
()内は加湿運転時
サイズ 重さ
KI-RX100 KI-RX100のデザイン 新旧モデルの違い 最上級モデル 10m³/分(8.1m³/分) ~46畳(37畳) 静電HEPAフィルター 10年 NEXT 約23畳 プレハブ洋室~28畳
木造和室~17畳
1,000mL/h × 53dB(50dB) 幅427×奥行345×高さ700mm 約16kg
KI-RX75 KI-RX75のデザイン 新旧モデルの違い 業界トップクラスの加湿 7.5m³/分(5.9m³/分) ~34畳(27畳) 静電HEPAフィルター 10年 NEXT 約18畳 プレハブ洋室~25畳
木造和室~15畳
900mL/h × 52dB(48dB) 幅395×奥行305×高さ650mm 約13kg
KI-RX70 KI-RX70のデザイン 新旧モデルの違い 口コミ ハイグレードモデル 7m³/分(6.3m³/分) ~31畳(29畳) 静電HEPAフィルター 10年 NEXT 約16畳 プレハブ洋室~21畳
木造和室~12.5畳
750mL/h × 51dB(48dB) 幅395×奥行265×高さ650mm 約12kg
KI-RS50 KI-RS50のデザイン 新旧モデルの違い 口コミ プラズマクラスターにこだわるなら 5.1m³/分(3.6m³/分) ~23畳(16畳) 静電HEPAフィルター 10年 25000 約13畳 プレハブ洋室~17畳
木造和室~10畳
600mL/h × × 51dB(43dB) 幅384×奥行230×高さ619mm 約7.9kg
KI-RS40 KI-RS40のデザイン 新旧モデルの違い スリム&コンパクト 4.0m³/分(4.0m³/分) ~18畳(18畳) 集じん・脱臭一体型フィルター 2年 25000 約10畳 プレハブ洋室~12畳
木造和室~7畳
420mL/h × × 48dB(48dB) 幅280×奥行260×高さ622mm 約6.7kg
KC-R50 KC-R50のデザイン 新旧モデルの違い 口コミ ハイコスパ定番モデル 5.1m³/分(3.4m³/分) ~23畳(15畳) 静電HEPAフィルター 10年 7000 約13畳 プレハブ洋室~14畳
木造和室~8.5畳
500mL/h × × 52dB(42dB) 幅 399×奥行230×高さ613mm 約7.5kg
KI-PD50 KI-PD50デザイン 新旧モデルの違い 加湿・除湿もオールインワン 5.1m³/分(5.1m³/分)
※除湿時:4.5m³/分
~21畳(21畳)
※除湿時:~19畳
集じん・脱臭一体型フィルター 2年 25000 約10畳 プレハブ洋室~11畳
木造和室~7畳
400mL/h コンクリート住宅~13畳
木造住宅~6畳
× 54dB(54dB)
※除湿時:51dB
幅350×奥行285×高さ656mm 約13kg
FU-R50 FU-R50のデザイン 新旧モデルの違い 口コミ 加湿不要ならコスパ良くおすすめ 5.1m³/分 ~23畳 静電HEPAフィルター 10年 7000 約14畳 × × × × 52dB 幅 383×奥行209×高さ540mm 約4.9kg
FU-RC01 FU-RC01のデザイン 新旧モデルの違い 口コミ シャープ史上最もコンパクト 1.5m³/分 ~6畳 集じん・脱臭一体型フィルター 1年 7000 約6畳 × × × × 48dB 直径190×高さ330mm 約2.0kg
FU-PK50 FU-PK50のデザイン 蚊とコバエも取れる 5.1m³/分 ~23畳 静電気HEPAフィルター 10年 7000 約14畳 × × × × 51dB 幅391×奥行281×高さ540mm 約5.9kg

 

シャープが気になる方は、より詳しい特徴やシャープ製品の中での選び方など、シャープ空気清浄機を比較したまとめ記事もご覧ください。

【シャープ空気清浄機を比較】おすすめモデルは?型落ち過去モデルも含めて徹底検証

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ダイキン

続いて「空気で答えを出す会社」ダイキンの特徴です。

ダイキンは、もともと精密な工業用品を扱っていた空調の専業企業。その技術を家庭用に落とし込んで、空気清浄機を開発しているため、技術力に定評があります。

 

メリット
  • 技術力に定評あり
  • ストリーマ照射で本体内部で強力分解
  • ランニングコスト不要
デメリット
  • 型落ち在庫はそれほど多くない
  • 常に底値では買えない

 

各社イオン技術にしのぎを削っていますが、基本的に「OHラジカル」を空気中に放出し、ニオイ菌・ウイルス・花粉などの表面から水素を奪うことで働きを抑制するもの。

ダイキンは、OHラジカルの外部放出だけでなく、むしろ捉えたアレル物質などを内部で強力分解する点が魅力で、他メーカーにはない特徴と言えます。

 

シャープのように、常に型落ちのどれかが底値圏にあるわけではないので、時期によっては底値で買えない可能性がある点はデメリット。

シャープは常に型落ちが安くておすすめですが、ダイキンは新旧モデルのどちらが安いかは時期によります

最新モデル デザイン 新旧比較記事 カラー 最大風量 8畳の清浄時間 適用床面積 加湿面積 加湿量 ストリーマユニット数 フィルター センサーの種類 チャイルドロック スマホ連携 本体サイズ 重さ(水無し)
MCZ70Z MCZ70Z外観 型落ちと比較 ブラウン(T) 7.2m3/分 9分 ~32畳(~52m2 プレハブ~18畳(~29m2
木造~11畳(~18m2
680mL/時 2つ TAFUフィルター 温湿度センサー
ホコリンサー
PM2.5ンサー
ニオインサー
高さ69×幅41.5×奥行36cm 23kg
MCK70Z MCK70Z外観 型落ちと比較 ホワイト(W)
ブラウン(T)
7.0m3/分 9分 ~31畳(~51m2 プレハブ~19畳(~32m2
木造~12畳(~20m2
700mL/時 2つ TAFUフィルター 温湿度センサー
ホコリンサー
PM2.5ンサー
ニオインサー
高さ76×幅31.5×奥行31.5cm 12.5kg
MCK55Z MCK55Z外観 型落ちと比較 ホワイト(W)
ブラウン(T)
カームベージュ(C)
5.5m3/分 11分 ~25畳(~41m2 プレハブ~14畳(~23m2
木造~8.5畳(~14m2
500mL/時 1つ TAFUフィルター 温湿度センサー
ホコリンサー
PM2.5ンサー
ニオインサー
× 高さ70×幅27×奥行27cm 9.5kg
MCK40Z MCK40Z外観 ホワイト(W) 4.0m3/分 15分 ~19畳(~31m2 プレハブ~11畳(~18m2
木造~7畳(~11m2
400mL/時 1つ HEPAフィルター 温湿度センサー
ニオインサー
× 高さ70×幅27×奥行27cm 9.5kg
MC55Z MC55Z外観 型落ちと比較 ホワイト(W) 5.5m3/分 11分 ~25畳(~41m2 加湿機能なし 加湿機能なし 1つ TAFUフィルター ホコリンサー
ニオインサー
× 高さ50×幅27×奥行27cm 6.8kg

シャープは加湿ONにすると、基本的に風量(パワー)が弱まる仕様ですが、ダイキンは加湿運転時もパワーが弱まらない点も特徴です。

 

ダイキンが気になる方は、より詳しいメーカーの特徴やダイキンラインナップの中での選び方など、ダイキン空気清浄機のまとめ記事もご覧ください。

ダイキン空気清浄機
【旧モデル含めて全比較】ダイキン空気清浄機の違い

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パナソニック

最後は「ナノイー」で有名なパナソニック。

コンパクトモデルから業界トップクラスの高スペック機まで取り扱い、性能と価格のバランスに優れます。

 

メリット
  • 同クラスの中では本体薄め
  • インテリアと調和する木目調デザイン有
  • ランニングコスト不要
デメリット
  • 型落ち在庫はそれほど多くない
  • 常に底値では買えない

 

空気清浄機は想像以上に大きく圧迫感があり、その傾向は特に上位機種に見られます。

その点、パナソニックは上位機種でも比較的薄めなものが多いほか、インテリアに馴染む木目調デザインがあったりと外観にもこだわりが見られます。

パナソニックも新旧モデルのどちらが安いかは時期によるので、新旧で機能差と価格差を比べることが重要です。

最新モデル デザイン 新旧比較記事 特徴を一言で カラー展開 最大風量
()内は加湿運転時
空気清浄適用床面積
()内は加湿運転時
フィルター フィルター交換目安 ナノイーランク 加湿範囲 最大加湿量 アプリ対応 最大運転音
()内は加湿運転時
サイズ 重さ
F-VXV90 F-VXV90のデザイン 新旧モデルの違いを比較 業界トップクラスの清浄力 木目調(TM)
ホワイト(W)
8.7㎥/分(8.6㎥/分) 40畳(35畳) 清潔HEPAフィルター 10年 ナノイーX48兆 木造:15畳
プレハブ:24畳
930mL/h 55dB(55dB) 幅398×奥行287×高さ640mm 11.4kg
F-VXV70 F-VXV70のデザイン 新旧モデルの違いを比較 木目調が売りのハイクラスモデル 木目調(TM)
ホワイト(W)
ブラック(K)
6.7㎥/分(6.7㎥/分) 31畳(29畳) 清潔HEPAフィルター 10年 ナノイーX9.6兆 木造:12畳
プレハブ:19畳
740mL/h × 54dB(54dB) 幅398×奥行257×高さ640mm 10.0kg
F-VXV55 F-VXV55のデザイン 新旧モデルの違いを比較 コスパ重視のエントリーモデル ホワイト(W) 5.4㎥/分(4.9㎥/分) 25畳(23畳) 清潔HEPAフィルター 10年 ナノイーX4.8兆 木造:8.5畳
プレハブ:14畳
500mL/h × 53dB(51dB) 幅360×奥行238×高さ562mm 8.0kg
F-PXV60 F-PXV60のデザイン 新旧モデルの違いを比較 加湿が不要なら一択 ホワイト(W) 6.0㎥/分 27畳 清潔HEPAフィルター 10年 ナノイー 加湿機能なし 加湿機能なし × 52dB 幅340×奥行208×高さ550mm 5.9kg

 

パナソニック空気清浄機
【パナソニック空気清浄機を比較】おすすめモデルは?型落ち含めて徹底検証

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空気清浄機の選び方

最適な空気清浄機を選ぶポイントがいくつかあります。

選び方のポイント

  • 部屋の広さから選ぶ
  • 価格から選ぶ
  • 加湿や除湿機能で選ぶ
  • デザインで選ぶ

ナナ
特に重要なポイントを詳しく紹介するね!

 

部屋の広さから選ぶ

空気清浄機選びで失敗しないために特に重要なのは、部屋の広さより大きい適用面積のものを選ぶこと

スペック上の「適用面積」は、空気清浄機が機能するラインと考えましょう。推奨面積ではありません。

  • 15畳の部屋で10畳用 → NG
  • 15畳の部屋で15畳用 → 最低ライン
  • 15畳の部屋で30畳用 → OK

という世界です。

 

例えば、極端な話、6畳の部屋で30畳用のハイパワーモデルを使用するのは、お財布的には厳しくても、きれいな空気のためには最高の状況。

要は、菌や花粉が室内で蔓延する前の素早い除去が重要という理屈で、パワー(風量)が大きい=スピードが早い(広さに対応)=高性能です。

ナナ
空気清浄機は「大は小を兼ねる」と言われる理由だよ!

 

家電量販店などでは、部屋の広さの2~3倍程度の適用面積のものを勧められることがあります。

個人的には、そこまでは不要だと思っていて、1~2倍程度のものが現実的なおすすめラインです。

 

価格で選ぶ

空気清浄機は「ハイパワーが正義」とは言っても、現実的にはコスパも重要で、価格は無視できない重要ポイント。

この点、空気清浄機は、毎年のモデルチェンジで中身があまり変わらない家電なので、積極的に型落ちを狙うのが正解です。

例えば、シャープの売れ筋「KC-50」シリーズの場合、新モデルの発売時価格は約45,000円前後でしたが、型落ちは最終的に1万円台まで下がります。

しかも、当シリーズの近年の新旧モデルの外観・性能は全く同じで、モデルチェンジによる変更点もありません。

ナナ
中身が同じなら当然安い方がいいよね!

KC-R50
【KC-S50とKC-R50の違い】シャープ空気清浄機の新旧比較

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なお、家電の安い時期は後継機種の発売直前がセオリーですが、空気清浄機の場合は必ずしも当てはまりません。

メーカーごとの価格推移の特徴もあるので、空気清浄機の安い時期に関する記事もよければ参考にご覧ください。

 

加湿や除湿機能で選ぶ

日本では機能を詰め込んだオールインワン型が人気なので、国内メーカー機種の大半は加湿機能を搭載しています。

反対に海外メーカは、加湿や除湿などの機能があるのは少数派で、空気清浄に特化したものが多いです。

 

一体型は便利ですが、給水タンクのメンテナンスが増えたり、手入れを怠ると内部の不衛生に繋がるリスクもあるので、加湿器・空気清浄機一体型のデメリットも認識しておきましょう。

加湿器と空気清浄機の一体型
【加湿器と空気清浄機】一体型の6つのデメリット

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また、加湿だけでなく、除湿機能も搭載した1台3役のマルチタイプも人気です。

加湿・除湿・空気清浄機の一体型は、さすがに業界内にも種類が少ないですが、気になる方は除加湿空気清浄機のおすすめモデルのまとめ記事も参考にご覧ください。

除加湿空気清浄機
【1台3役】除湿と加湿ができる空気清浄機!デメリットや2023年おすすめ4モデルを紹介

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デザインで選ぶ

おしゃれなデザイン家電は見ていて気分が上がりますし、独自性のある外観は所有欲を満たしてくれます。

デザインを優先した結果のスペック不足など本末転倒ですが、やはり外観も大事です。

デザイン性の高さで選ぶなら、ダイソン、バルミューダあたりが有名でしょうか。世界の老舗ブルーエアもカラーリングが可愛くて魅力的。

おしゃれなだけでなく高性能な空気清浄機を別記事にまとめたので参考にしてください。

バルミューダ|BALMUDA The Pure
【おしゃれなだけじゃない!】デザイン性のある高性能な空気清浄機7選

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おすすめの空気清浄機

3つの区分に分けて各メーカーからおすすめモデルを選びました。

  • 加湿空気清浄機
  • 加湿機能なしの空気清浄機
  • 除湿・加湿・空気清浄一体型

価格が安くなっている型落ちも含めて、総合的な視点でお得モデルを紹介します。

 

加湿空気清浄機

シャープ|KC-R50(KC-50シリーズ)

KC-R50

おすすめ空気清浄として外せないのは、シェアNo.1のシャープの売れ筋モデル「KC-50シリーズ」でしょう。

なるべく安く、でもそれなりの性能のものが欲しい」というニーズにぴったりで、空気清浄機のエントリーモデルと呼べる一台。

プラズマクラスター搭載、適用面積もそこそこ、加湿あり、ランニングコストも不要、底値だと1万円台で買える、という好条件を満たし高いコスパを誇ります。

 

特徴

  • 適用面積:~23畳(38m²)
  • 加湿範囲:プレハブ洋室~14畳(23m²)/木造和室~8.5畳(14m²)
  • 最大加湿量:500mL/h
  • プラズマクラスター7000搭載
  • プラズマクラスター範囲:約13畳(約21m²)
  • HEPAフィルター搭載(10年交換不要)

 

シリーズ最新は2022年モデル「KC-R50」ですが、型落ちモデルの方がおすすめです。

理由は、最新モデルと型落ちの中身が全く同じなのに、型落ちの方が大幅に安いため。

当シリーズの発売時価格は4万円台スタートが多いですが、底値は1万円台なので、ぜひ型落ちをチェックしてみてください。

ナナ
次の関連記事では、新旧の機能差と価格差を比較してるよ!

KC-R50
【KC-S50とKC-R50の違い】シャープ空気清浄機の新旧比較

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シャープ|KI-RX70(KI-70シリーズ)

KI-RX70

高機能な加湿空気清浄機が欲しい方には、シャープのハイグレードモデル「KI70シリーズ」もおすすめです。

「予算にも配慮しつつ、空気質にもこだわりたい」という場合に最適。

高グレードの「プラズマクラスター25000」を搭載するほか、クラウド上のAIと連携できる「COCORO AIR」にも対応し、ワンランク上の空気管理を可能とします。

 

当シリーズはシャープ製品内ではNo.3のグレードですが、価格は最上位機種の半額程度なのも魅力です。

また、シャープ上位機種は、自動掃除機能が搭載されるメリットがある半面、本体の厚みがあり存在感が強いのがデメリット。

自動掃除機能に惹かれる場合は上位種もぜひ検討して欲しいですが、個人的に薄めのデザインが好きなこともあり、「KI-70シリーズ」をおすすめ機種として選定しました。

 

特徴

  • 適用面積:~31畳(51m²)
  • 加湿範囲:プレハブ洋室~21畳(35m²)/木造和室~12.5畳(21m²)
  • 最大加湿量:750mL/h
  • プラズマクラスター25000搭載
  • プラズマクラスター範囲:約16畳(約26m²)
  • HEPAフィルター搭載(10年交換不要)
  • COCORO AIR 対応

 

先述のとおり、シャープ製品の中ではNo.3のグレードですが「最大風量7m³/分」はダイキンの最上位クラスと同等のパワーでスペック的には文句なし。

発売時価格は7万円台あたりですが、型落ちなら3~4万円台で購入できるので、相当コスパは高いでしょう。

2021年のモデルチェンジで大きな変更があったので、機能差が気になる方は、次の新旧比較記事を参考にご覧ください。

KI-RX70
【KI-SX70・KI-RX70・KI-PX70の違い】シャープ空気清浄機の新旧比較

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ダイキン|MCK70Z(MCK70シリーズ)

MCK70Y

続いて、ストリーマによる分解技術が魅力のダイキンのおすすめは「MCK70」シリーズです。

他メーカーのイオン技術は外部放出が基本ですが、ダイキンはイオンの外部放出に加え、内部に捉えたアレル物質等をストリーマにより分解するのが特徴です(内部分解がメイン)。

当シリーズはダイキンのNo.2機種ですが、最上位種と同等の風量があるほか、ストリーマ発生ユニットを2つ搭載しています(下位モデルは1つ)。

 

また、ダイキン独自の「TAFUタフフィルター」を採用するのもポイントのひとつ。

従来の「HEPAフィルター」と比べて、フィルター性能の維持力に優れているため(10年後の集塵効率が1.4倍)、長期的にも安心して使用できます。

 

特徴

  • 適用面積:~31畳(51m²)
  • 加湿範囲:プレハブ~19畳(~32m2)/木造~12畳(~20m2
  • 最大加湿量:700mL/h
  • ツインストリーマ搭載
  • TAFUフィルター搭載(10年交換不要)
  • スマホ連携対応

 

シャープは常に型落ちのどれかが底値という展開が多いですが、ダイキンを底値で狙う場合は、もう少しシビアな価格チェックが必要です。

次の新旧モデル比較記事では、価格推移も追いかけておすすめモデルを検証しているので参考にしてみてください。

MCK70Y
【MCK704A・MCK70Z・MCK70Yの違い】ダイキン空気清浄機の新旧比較

続きを見る

 

加湿機能なしの空気清浄機

ダイソン|HP07(Purifier Hot Coolシリーズ)

HP07のカラー展開

加湿機能のない空気清浄機としてはダイソン「Purifier Hot Cool」シリーズも人気です。

当シリーズは「空気清浄機×ヒーター×扇風機」の1台3役と多機能ながら、直径24.8cmのコンパクトな円柱型で、設置面積を抑えられるのが魅力。

「羽のない扇風機」としても有名で、ペットと暮らす家庭でも安心です。

ナナ
静穏性も高いから、エアコンの風が苦手なら夏や冬の夜にも重宝するよ!

 

特徴

  • 「空気清浄機×ヒーター×扇風機」のマルチ機能
  • 30分で9畳を清浄
  • HEPAフィルター搭載(0.1μm(0.0001mm)の微細粒子を99.95%除去)
  • フィルター交換目安は年1回推奨(1日12時間利用)
  • 交換用フィルター価格は税込7,700円

 

国内主要メーカーのHEPAフィルターは日本のJIS規格(0.3μm以上の粒子を捕集)を満たしていますが、ダイソンはより厳しい欧州のH13規格(0.1μm以上の粒子を捕集)を満たすので、空気質にこだわりたい方にもおすすめです。

デメリットはフィルター交換によるランニングコストが発生する点で、年1回の交換で7,700円の費用が発生します。

ただし、裏を返せばフィルターは使い捨て感覚(国外メーカーは主にこの考え方)なので、メンテナンスフリーなうえに、フィルターの性能低下も防げます。

国内メーカーでは「フィルター10年交換不要」を謳っていますが、捕集性能の半減が10年後という意味で、使用量に応じて捕集性能は落ちていくので、フィルター交換頻度については一長一短です。

ナナ
ランニングコストよりも空気質を優先したいならダイソンはおすすめだよ!

 

ダイソン空気清浄機
【ダイソン空気清浄機を比較】おすすめモデルは?型落ちモデルも含めて徹底検証

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シャープ|FU-R50(FU-50シリーズ)

FU-R50

加湿機能のない空気清浄機のエントリークラスの中では、シャープの「FU-50シリーズ」が他メーカーと比べても頭ひとつ抜けて安いです。

同等スペックの競合となる、ダイキン「MC55シリーズ」、パナソニック「F-PX60シリーズ」と比べて、シャープは型落ちが豊富なことが安さの理由。

他メーカー同クラスの底値が2~3万円台のものが多いなか、「FU-50シリーズ」の底値は1万円台の中盤あたりです。

他メーカーより風量が少し弱いというデメリットはありつつも、価格差が大きいことから当記事ではおすすめとして選定しました。

 

特徴

  • 適用面積:~23畳(38m²)
  • プラズマクラスター7000搭載
  • プラズマクラスター範囲:約14畳(約23m²)
  • HEPAフィルター搭載(10年交換不要)

 

一点迷うのは、先に紹介した加湿機能付きの「KC-50シリーズ」と底値の差がそこまで大きくないこと。

「FU-50」「KC-50」両シリーズは外観こそ異なりますが、機能的には加湿機能の有無のみでスペック的にはほぼ同等です。

加湿一体型は便利な反面、メンテの手間もあるので、加湿機能が本当に必要なのかよく検討して選んでみてください。

 

当シリーズは近年モデルチェンジによる機能変更がないため、価格優先で選ぶのが正解。

タイミングによりますが、前年か前々年モデルが底値となる1万円台を推移していることが多いので、ぜひ積極的に型落ちを狙ってみてください。

FU-R50
【FU-S50・FU-R50・FU-P50の違いはない】シャープ空気清浄機の新旧比較

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除湿・加湿・空気清浄一体型

シャープ|KC-HD70

KC-HD70

「空気清浄機×加湿×除湿」の一台三役モデルは多くありませんが、その中で圧倒的におすすめなのがシャープ「KC-HD70」です。

発売されたのは2017年4月と古いモデルとなるため、現在シャープ公式HPに現行モデルとしての掲載はありませんが、ネット上にはまだ在庫が存在します。

「KC-HD70」が素晴らしいのは、性能もさることながら、初値が約10万円のモデルなのに今では半額以下で買えることが多い点。

後継機種は存在しないので型落ちではありませんが、時間の経過により大きく値引きされており、除湿もできるタイプの中では、コスト面で右に出る者がいない存在です。

 

特徴

  • 適用面積:~32畳(53m²)
  • 加湿範囲:プレハブ洋室~18畳(30m²)/木造和室~11畳(18m²)
  • 除湿範囲:コンクリート住宅~20畳(33m²)/木造住宅~10畳(17m²)
  • 最大加湿量:630mL/h
  • プラズマクラスター7000搭載
  • プラズマクラスター範囲:18畳(30m²)
  • HEPAフィルター搭載(10年交換不要)

※除湿範囲は50Hz地域(東日本)を掲載。60Hz地域(西日本)は+3畳。

 

ナナ
次の関連記事では、除湿&加湿が可能な空気清浄機を比較しているよ!

除加湿空気清浄機
【1台3役】除湿と加湿ができる空気清浄機!デメリットや2023年おすすめ4モデルを紹介

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シャープ|KI-PD50(KI-D50シリーズ)

KI-LD50

除湿・加湿・空気清浄機の一体型で新たな選択肢を切り開いたのが、2020年4月に登場したシャープの「KI-D50シリーズ」です。

従来、除加湿空気清浄機といえば、各メーカーとも高機能な大型モデルであることが一般的でしたが、部屋サイズに対して機能を持て余すこともありました。

その点、当シリーズは性能的にはミドルクラスの機種なので、個室等のスペースでもちょうど良く使える点が魅力です。

 

特徴

  • 適用面積:~21畳(35m²)
  • 加湿範囲:プレハブ洋室~11畳(18m²)/木造和室~7畳(11m²)
  • 除湿範囲:コンクリート住宅~13畳(21m²)/木造住宅~6畳(10m²)
  • 最大加湿量:400mL/h
  • プラズマクラスター25000搭載
  • プラズマクラスター範囲:10畳(17m²)
  • 集じん・脱臭一体型フィルター(交換目安:約2年)

※除湿範囲は50Hz地域(東日本)を掲載。60Hz地域(西日本)は+1畳。

 

弱点は、フィルター交換目安が2年なのでランニングコストがかかることです。

フィルターは使うほど性能が落ちていくので、定期的な交換はきれいな空気のためには良いことですが、お財布的にはつらいところ。

なお、交換用フィルター(型番:FZ-G40SF)の値段は税込3,630円です。

ナナ
総合的なコストを把握した上で判断してね

 

先述のとおり比較的新しいシリーズで、最も古い機種は2020年モデル「KI-LD50」です。

タイミング次第ですが、現行の前年または前々年モデルが価格的におすすめなので、気になる方は次の関連記事もぜひご覧ください。

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以上、空気清浄機について各メーカーの特徴やおすすめモデルの紹介でした。

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