「KI-RD50・KI-PD50・KI-ND50」は、すべてシャープ空気清浄機で除湿&加湿の一体型タイプ。
それぞれ、発売された年が異なる新旧モデルの関係となります。
- KI-RD50(2023年4月発売)
- KI-PD50(2022年4月発売)
- KI-ND50(2021年4月発売)
結論はタイトルに書いてあるとおりで、外観・機能的な違いは全くありません。

家電によくある毎年定例のモデルチェンジで型番だけが変わるパターンなので、気にすべきは価格のみです。
以下では、家電アドバイザーの有資格者でもある筆者が、新旧各モデルの価格比較を中心に現時点のおすすめモデルを検証します。

フィルターの交換時期が短め(2年)というデメリットはありつつも、「空気清浄×加湿×除湿×衣類乾燥」と一年を通して活躍するのでおすすめです。
KI-RD50・KI-PD50・KI-ND50の価格比較
家電は発売後、底値に向かい値段が落ちていきますが、当シリーズの価格推移の傾向は次のとおりです。
- 初値:7万円台
- 底値圏:3万円台
当シリーズは2020年新登場のため底値圏に関するデータがまだ少ないですが、最古となる2020年モデル「KI-LD50」の価格推移を追うと、底値は3万円台となっています。

KI-RD50の価格推移
2023年4月13日に発売の「KI-RD50」の発売時価格は、安いもので7万円台の中盤あたりです。
過去のモデルを参考にすると、底値圏に到達するには1年以上はかかっています。
先述のとおり、旧モデルと比べて機能的に進化した点がないので、今あえて最新モデルを選ぶ理由はないでしょう。

KI-PD50の価格推移
2022年4月に発売された「KI-PD50」の発売時価格は、シリーズの傾向どおり7万円台のものが多い印象でした。
2023年4月時点では4万円台の前半あたりを推移するものも確認できるようになり、値頃感が出てきましたが底値圏まではあと一歩。
当モデルも旧モデルと中身は全く同じなので、型式の古さが気にならないのであれば、より安い旧モデル(2021年モデル)の方がおすすめです。

KI-ND50の価格推移
2021年モデル「KI-ND50」は、いま底値圏を推移するおすすめのモデルです。
2023年4月時点では、安いもので3万円台の中盤あたりを推移しています。

なお、より古い2020年モデル「KI-LD50」は、2022年夏頃までは底値圏を推移しており、当記事でも推していましたが、ここ最近は在庫も少なく価格も高騰(生産なく安いものから売れるので、安値が切り上がっていくため)。
今では後継機種の方が安いため、当記事の比較からは除外しました。

結論|おすすめモデルは?
結論としては、今のおすすめは2021年モデル「KI-ND50」です。
理由は、先述のとおり新旧モデルの機能差がないなかで価格が一番安いため。
基本的に価格の安いモデルを選ぶのが正解なので、ぜひ価格を比較してみてください。
現時点のおすすめモデル
以上、シャープの除加湿空気清浄機「KI-RD50・KI-PD50・KI-ND50」の違いについて解説しました。