「F-PXV60」と「F-PXU60」は、両方ともパナソニック空気清浄機で加湿機能のないタイプ。
それぞれ発売された年の異なる新旧モデルの関係です。
- F-PXV60:2022年11月発売
- F-PXU60:2021年9月発売
さっそく結論ですが、新旧モデルの違いはありません。
当シリーズは2021年に登場した新シリーズですが、2世代目となる「F-PXV60」は変更点はなく、型番のみの更新です。
スペックを比べると、電気代のみ微妙に違いますが、これは従来27円/kWhで計算していたものを、31円/kWhで計算するようになっただけで性能差ではありません。
当記事では、シリーズの特徴を簡単に紹介したうえで、各モデルの現時点の価格を比較し、今どのモデルがおすすめか検討します。
新旧モデル共通の特徴
まずは、当シリーズの特徴を把握するために、各モデル共通の機能をサクッと紹介します。
- ナノイー(花粉・ニオイなどを抑制)
- HEPAフィルター(0.3μmの粒子を99.97%以上集塵)
- フィルター交換目安10年(集塵と脱臭フィルター)
- ハウスダストキャッチャー(床付近の空気の汚れをしっかり吸引する気流制御)
- クリーンサイン(赤と青のランプで空気の汚れ度合いをお知らせ)
- チャイルドロックあり
- 加湿機能なし
F-PXV60とF-PXU60の価格を比較
先述のとおり「F-PXV60」と「F-PXU60」の機能的な違いはないので、選ぶ際に重要なのは価格です。
各モデルの価格を個別にチェックする前に、当シリーズの価格推移の傾向をサクッと確認しておきましょう。
- 発売時価格:4万円前後
- 底値:2万円台の中盤
F-PXV60の価格
2022年11月発売の新モデル「F-PXV60」の発売時価格は4万円前後からのスタートとなりました。
2023年3月時点では、安いもので3万円台の前半あたりを推移しており、底値圏へはあと一歩という感じ。
ただし、旧モデルは最低価格が高騰気味なので、すでに旧モデルよりも安いことも少なくありません(タイミングにもよります)。
価格的には、もう少し安くなるまで粘るのもありですが、新旧比較のうえではすでに有力な選択肢です。
F-PXU60の価格
2021年9月発売の旧モデル「F-PXU60」は、2022年秋頃までは2万円台のものを普通に見かけ、おすすめできるモデルでした。
しかし先述のとおり、最近は価格が高騰気味で安いモデルを見かける機会が減りました。
価格は日々変動するため、一応のチェックは必須ですが、安いものが見つからなければ、機能差もないので、あえて旧モデルを選ぶ理由もないでしょう。
結論|今のおすすめは?
結論としては、今のおすすめは新モデル「F-PXV60」です。
理由は先述のとおり、すでに新モデルの方が価格が安いことが少なくないため。
旧モデルの価格高騰が一過性のこともありえるので、しばらく価格比較は必須ですが、このまま高額な状態が続くようなら新モデル一択です。
現時点のおすすめモデル
以上、「F-PXV60」と「F-PXU60」の違いを解説しました。