「MCK55Y」と「MCK55X」は、共にダイキンのスリムタワー型空気清浄機の名前です。
ダイキン空気清浄機の中でも、接地面積が少なく空間にスッと馴染むデザイン性が特徴の両モデルですが、それぞれは発売年の異なる新旧モデルの関係にあたります。
- MCK55Y:2021年10月13日発売
- MCK55X:2020年12月1日発売
ダイキン公式では、MCK55Yのことを2022年モデル、MCK55Xのことを2021年モデルと表現しているので当記事でもそれに習います。

結論から書くと、両モデルの違いは2つあります。
新モデルで変わった点
- パネル操作部の抗菌加工
- カラーバリエーションの変化
この記事では、両モデルの違いについて詳しく紹介したうえで、価格の比較も行い、機能差と価格差を考慮した今おすすめのモデルを探っていきます。
型落ちですが、MCK55シリーズのレビュー記事も使用感の参考になるので、よければご覧ください。
MCK55YとMCK55Xの違い
冒頭でも述べたように両モデルの違いは、抗菌加工有無とカラーバリエーションの2点です。
操作部の抗菌加工
新モデルは、ボタンを押す部分が抗菌加工されているので、もし手からボタンに菌が付着しても菌の増殖を抑えてくれます。

とはいえ、あくまで抗菌なので繁殖を抑える効果はありますが、除菌・殺菌ではない点は抑えておきましょう。
新旧比較
- MCK55Y(2022):抗菌加工あり
- MCK55X(2021):抗菌加工なし
カラーバリエーションの見直し
新モデルのカラー展開は、ホワイト・カームベージュ・ブラウンの3色展開です。
写真中央のカームベージュが、今までになかった新色で限定色扱いとなっています。

MCK55Y (2022) | ホワイト(W) カームベージュ(C) ブラウン(T) |
---|---|
MCK55X (2021) | ホワイト(W) ダークグレー(H) ディープブラウン(T) |
ブラウンの色名が微妙に違いますが見た目は同じなので、変更があったのはダークグレーがカームベージュになった点です。
ちなみに上表のカラー名の横に記載したアルファベットはカラー記号で、型番の後ろにくっついて本体カラーを表します。
例えば、「MCK55Y-C」であれば2022年モデルのカームベージュ、「MCK55X-W」なら2021年モデルの白色であることを表現しています。
MCK55YとMCK55Xの共通機能
両モデルの共通機能もサクッと紹介しておきましょう。
共通機能
- 空気清浄の適用面積は~25畳(~41m2)
- 500mL/時の加湿機能あり
- ストリーマ搭載でアレル物質などを内部で強力分解
- アクティブプラズマイオンを放出し外部でもアレル物質抑制
- 持続性の高いTAFUフィルターを採用し10年交換不要
- 加湿フィルターに持続性抗菌剤「KOBA-GUARD」採用
- 電気代は1日3.2円~4.6円が目安
これらは新モデルでも継続されている主な機能となります。
MCK55YとMCK55Xの価格
最後に両モデルの価格を比較してみましょう。まずは過去モデルを参考にダイキンMCK55シリーズの価格推移の傾向をチェック。
価格推移の傾向
- 発売時の初値:5万円台
- 底値:3万円台の前半
以上を踏まえて、両モデルの価格を比べますが、これまで紹介してきた機能差に対して価格差ほどの価値を感じるか確認してみてくださいね。
MCK55Y(2022)の価格
2021年10月発売の最新モデル「MCK55Y」の初値は55,000円前後でシリーズの傾向どおり。
孫呉、少し値を下げたものの、まだまだ高価格で、2022年2月時点では4万円台の後半を推移しています。
過去モデルを参考にすると「MCK55Y」が底値圏へ到達するのは2022年春以降でしょうか。
安い型落ちモデルと比較する際に、改良点が抗菌仕様だけというのは個人的には正直微妙です。
絶対に新色がいい!という場合を除いて、基本的には旧モデル推しです。
MCK55X(2021)の価格
型落ちとなる2021年モデル「MCK55X」は、今まさに底値圏を推移するおすすめモデル。
初値は新モデル同様5万円台でしたが、2021年夏以降は3万円台の前半を推移し、2022年2月時点でも同価格帯をキープしています。
後継機「MCK55Y」の方が抗菌仕様の面で優れるものの、価格差を考えると当モデル「MCK55X」推しです。
以上、ダイキン空気清浄機MCK55YとMCK55Xの違いについてお届けしました。
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ダイキンのスリムタワー型空気清浄機MCK55シリーズをレビュー!
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