「KI-RS40・KI-PS40・KI-NS40」は、すべてシャープ空気清浄機のスリム&コンパクトモデルの型番。
加湿機能がありながら、設置面積が小さいのが特徴ですが、そんな各モデルは発売された年の異なる新旧モデルの関係です。
- KI-RS40:2022年9月発売
- KI-PS40:2021年11月発売
- KI-NS40:2020年9月発売
さっそく結論ですが、新旧モデルの違いはありません。
デザイン・機能・スペックに至るまで全て同じです。
当シリーズは、2019年モデルから2020年モデルへ変更となる際に「COCORO AIR(クラウドサービス)」非対応になる変更がありましたが、以降、変更はありません。

当記事では、シリーズの特徴を簡単に紹介したうえで、各モデルの現時点の価格を比較し、今どのモデルがおすすめか検討します。
新旧モデル共通の特徴
まずは、当シリーズの特徴を把握するために、各モデル共通の機能をサクッと紹介します。

- 置き場所に困らないスリムタワー
- グレードな「プラズマクラスター25000」搭載(花粉などアレル物質を抑制)
- 集じん・脱臭一体型フィルター搭載(2年交換)
- 3つのセンサー搭載(ニオイ・温度・湿度)
- スピード循環気流(遠くのホコリも素早く集める)
- パワフル吸じん運転(プラズマクラスターを集中的に放出しつつ強力集塵する機能)
- 加湿機能(最大加湿量420mL)
- Ag⁺イオンカートリッジ付属(給水タンクのニオイやぬめりを抑制)
- パネルを外さず掃除可能(プレフィルターのホコリはパネルを外さず掃除機で吸える)
また、「KI-RS40・KI-PS40・KI-NS40」の基本スペックは次のとおりで全モデル共通です。
プラズマクラスター範囲 | 約10畳 |
---|---|
8畳の清浄時間 (加湿時) |
15(15)分 |
空気清浄範囲 (加湿時) |
~18(~18)畳 |
風量 (加湿時) |
強:4.0(4.0)m³/分 中:2.5(2.5)m³/分 静音:1.0(1.0)m³/分 |
運転音 | 強:48(48)dB 中:38(38)dB 静音:19(19)dB |
加湿量 | 最大420mL/h |
加湿範囲 | プレハブ洋室:~12畳 木造和室:~7畳 |
給水タンク容量 | 約2L |
カラー | ホワイト |
外形寸法 | 幅280×奥行260×高さ622mm |
質量 | 約6.7kg |
KI-RS40・KI-PS40・KI-NS40の価格を比較
先述のとおり「KI-RS40・KI-PS40・KI-NS40」の機能的な違いはないので、選ぶ際に重要なのは価格です。
家電は発売後、徐々に価格を落としながら底値圏へ向かうので、各モデルが今どれくらい安くなっているかがポイント。

KI-RS40の価格
2022年9月発売の新モデル「KI-RS40」の発売時価格は、安いものでは5万円前後でした。
その後、価格を少し下げ、2023年1月時点では安いものは4万円前後となっていますが、旧モデルと比べると高額です。
先述のとおり、新旧の機能差はないので、価格の高い最新モデルを今あえて選ぶ理由はないでしょう。

KI-PS40の価格
2021年11月発売の「KI-PS40」は、そろそろ値頃感が出てきたモデルです。
発売時価格は最新モデルと似たような水準でしたが、徐々に安くなり、2023年1月時点では、2万円台の前半まで安くなりました。
底値圏へはあと一歩というところですが、そろそろ選択肢となりえる価格帯です。
KI-NS40の価格
2020年9月発売の「KI-NS40」は、価格的には今おすすめのモデル。
2023年1月時点では2万円前後を推移しています。
1万円台の後半を推移していた2022年よりは少し価格が上がりましたが、後継機種と比べても安く、コスパの高いモデルです。
ただし、後継機種「KI-PS40」との価格差はなくなりつつあるので、価格比較は必須で、安い方を選ぶのがおすすめです。

なお、前年モデル「KI-LS40」については、在庫も少なく、現状「KI-NS40」よりも高価格なことが多いので、当記事の比較からは除外しています。
結論|今のおすすめは?
結論としては、今のおすすめは2020年モデル「KI-NS40」です。
理由は、先述のとおり、新旧の機能差がないにも関わらず価格が安いため。
2021年モデル「KI-NS40」も価格が競りつつあるので、じきに世代交代が起きるでしょうが、それまでの間は2020年モデル推しです。
現時点のおすすめモデル
以上、シャープ加湿空気清浄機「KI-RS40・KI-PS40・KI-NS40」の違いを解説しました。