「DMR-2W201」と「DMR-2W200」は、パナソニック「ディーガ」のレギュラーシリーズで、容量2TBのモデル。
両モデルは発売年の異なる新旧モデルの関係となります。
- DMR-2W201:2021年5月発売
- DMR-2W200:2020年7月発売

結論から書くと、新旧モデルの違いは1点だけで、新モデルでは番組表が快適に進化しています。
言ってしまえばそれだけなので、個人的には価格重視で選ぶのがおすすめです。
なお、専用アプリ「どこでもディーガ」に2021年5月に次の2機能が追加されています。
- お店マップ機能
- ホーム画面のカスタマイズ
ただし、この新機能は旧モデルにも対応しているので、新旧比較の際のポイントとはなりません。
せっかくなので後でどんな機能なのか紹介しますが、共通機能であることに留意しましょう。
この記事では、たったひとつの違いである番組表の進化の詳細を解説したうえで、両モデルの価格を比較して、今おすすめのモデルを検証します。
DMR-2W201とDMR-2W200の違い
引用:パナソニック公式
新モデル「DMR-2W201」では、番組表が進化しました。
進化点
- スクロール速度が2倍になった
- 表示領域が広く見やすくなった

地味ではありますが、実用的な改良です。操作感のストレスがないことは家電の大事なポイントなので、そういった意味では嬉しい進化ですね。
専用アプリ「どこでもディーガ」の進化について
冒頭にも書いたように、専用アプリの機能強化は新旧両モデルに対応しているので、あくまで補足としてご覧ください。
新モデル発売の2021年5月に合わせて加わったアプリ上の新機能は次の2つ。
- お店マップ機能の追加
- ホーム画面のカスタマイズ機能の追加
お店マップ機能では、テレビで紹介された話題のお店をチェックできます。
全てのお店ではありませんが、テレビ放映されたお店の情報がシーン一覧に表示されます。
地図アプリ上にも表示させることができるので、外出中に話題のお店をチェックすることもできますね。
続いての新機能は、ホーム画面のカスマイズやショートカット機能。
自在に自分のホーム画面をカスタムできるようになり、使い勝手が向上しました。
また、リアルタイム視聴のショートカットをホームに配置できるようにもなりました。従来は番組表からしか見れなかったので、こちらも利便性が向上しています。
DMR-2W201とDMR-2W200の価格の違い
以上、機能の違いを紹介してきましたが、ここからは個々の価格の違いをチェックしていきましょう。
「番組表の進化」という機能差に対して、価格差がどこまで許容できるかがポイントとなります。
DMR-2W201(2021年モデル)の価格
新モデル「DMR-2W201」は、2021年5月発売当初の価格は5万円台の後半からスタート。
その後、順調に値を下げ、2021年夏以降は4万円台を推移しています。
過去モデルの価格推移を参考にすると、発売翌年の夏頃に底値を迎えることが多いので、まだ下落の余地がありますが、初値と比べるとすでに割安です。
新旧比較においても、すでに旧モデルより安いことが多く、新モデル「DMR-2W201」の方がおすすめです。
DMR-2W200(2020年モデル)の価格
2020年モデル「DMR-2W200」は、2021年夏頃に底値圏となる3万円台の中盤あたりを推移していましたが、秋以降は価格が上昇傾向。
機能的に新モデルが優れるうえ、価格の優位性がないとなれば、新モデルの一択でしょう。

以上、パナソニックのブルーレイレコーダー「ディーガ」の新旧モデル「DMR-2W201」と「DMR-2W200」の違いについてお届けしました。