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レコーダー

【DMR-2W102とDMR-2W101の違い】パナソニック「ディーガ」の新旧比較

DMR-2W102

「DMR-2W102」と「DMR-2W101」は、パナソニック「ディーガ」のレギュラーシリーズで、容量1TBのモデルです。

両モデルは発売年の異なる新旧モデルの関係となります。

  • DMR-2W102:2023年3月発売
  • DMR-2W101:2021年5月発売

※2022年の発売はなし

 

ナナ
機能的には何が違うの?

両モデルの主な違いは次の4つです。

  • 「ドラマ・アニメ1クール自動録画」機能
  • USB端子の数と対応規格
  • 有線LAN端子の有無
  • 3Dブルーレイディスク対応有無

 

当記事では、上に挙げた4つの違いについて詳しく解説したうえで、現時点の各モデルの価格も比較。

機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめのモデルがどっちなのか、家電アドバイザー有資格者の目線で比較検討します。

 

DMR-2W102とDMR-2W101の違い

両モデルの違いを比較表にまとめました。

DMR-2W102
(新モデル)
DMR-2W101
(旧モデル)
ドラマ・アニメ
1クール自動録画
搭載 非搭載
USB端子数 1(USB2.0) 2(USB2.0と3.0)
LAN端子数 なし 1
3Dブルーレイディスク 非対応 対応
ナナ
順番に詳しく解説するよ!

 

ドラマ・アニメ1クール自動録画

新モデル「DMR-2W102」では、「ドラマ・アニメ1クール自動録画」機能が新搭載されました。

(新)DMR-2W102 搭載
(旧)DMR-2W101 非搭載

 

当機能は、わざわざ録画予約をしなくても、ドラマやアニメを自動録画して、約90日間の録りおきが可能な機能。

勝手に全話録画されているので、録り逃しを防ぐだけでなく、終盤で盛り上がりを見せたノーマークのドラマ・アニメを最初から見ることも可能です。

ナナ
見逃し配信アプリ(TVerなど)で配信終了してても関係ないね!

 

ジャンル(ドラマ/アニメ)と時間帯(朝/午後/ゴールデンタイム/深夜)を選んで設定するだけで簡単に使用できる点も魅力的です。

ドラマ・アニメ1クール自動録画機能

引用|パナソニック公式

ナナ
同時刻でも2番組の自動録画が可能だよ!

 

USB端子の数と対応規格

新旧モデルは、搭載するUSB端子に差異があります。

(新)DMR-2W102 ・USB2.0
(旧)DMR-2W101 ・USB2.0
・USB3.0

 

新モデル「DMR-2W102」は、本体前面にUSB2.0端子があるのみです。

一方、旧モデル「DMR-2W101」は前面のUSB2.0端子のほかに、背面にUSB3.0端子(USB-HDD接続用)を搭載しています。

 

ナナ
具体的な違いは?

USB端子は、別売りの「外付けUSB-HDD」へ録画する場合や、デジカメのコンテンツを取込む場合などに使用するもので、新旧両モデルともUSB端子を用いてできることは基本的に同じです。

ただし、外付けUSB-HDDへ録画する際に、新モデル(2.0規格)では1番組しか同時録画できませんが、旧モデル(3.0規格)の場合は複数番組の同時録画ができます。

なお上記は、USB端子を通して「外付けUSB-HDD」へ録画する場合の話なので、新モデルでもレコーダー本体へ録画する場合は、2番組同時録画が可能です。

 

レコーダー本体の容量のみでは足らずに、別売りの「外付けUSB-HDD」への録画を考えていて、かつ、同時に複数番組を録画する可能性がある場合は、旧モデルが適しているでしょう。

ナナ
旧モデルの方が優秀だけど、新モデルで困るケースも限定的な印象!

 

LAN端子の有無

新旧モデルは、搭載するLAN端子にも違いがあります。

(新)DMR-2W102 なし
(旧)DMR-2W101 1つ搭載(100BASE-TX・10BASE-T)

 

新旧両モデルとも無線LANに対応しているので、自宅ではWi-Fiなどの無線LANでネットワークを構築している場合には影響はありません。

もし、LANケーブルを用いて有線での接続を検討している場合は重要な差異となります。

 

なお、以下は余談ですが、ネットワークに接続することで、次のような機能を使用できます。

  • どこでもディーガ(録画番組や放送中の番組をスマホで視聴)
  • お部屋ジャンプリンク(録画番組や放送中の番組を別の部屋の対応テレビに飛ばせる)
  • DIGA Drive(PCの写真や動画もディーガに保存)

 

なかでも、スマホがあれば家中どこでもテレビ視聴ができる「どこでもディーガ」はかなり便利。

我が家でもお世話になっていて、PCで作業する横にスマホスタンドを設置して、テレビを流しながら作業するのが最近の個人的なスタイルです。

 

3Dブルーレイディスク対応有無

新旧モデルは、3Dブルーレイディスクの対応状況が異なります。

(新)DMR-2W102 非対応
(旧)DMR-2W101 対応

 

3Dブルーレイディスクとは、家庭内で3Dコンテンツを楽しめるように規格化された「Blu-ray 3D」に対応するコンテンツを指します。

「Blu-ray 3D」規格で収録されたブルーレイディスクを、規格対応のプレーヤー/レコーダーで再生することで、規格対応のテレビで視聴できます。

ナナ
テレビ・レコーダー/プレーヤー・ソフトの全てが「Blu-ray 3D」規格じゃないと駄目なんだね

 

新旧比較において、旧モデルの方が優れていますが、3Dコンテンツの普及状況を考えると、新モデルでも困ることは少ないでしょう。

ブルーレイで3Dコンテンツを楽しみたいという明確な目的があれば旧モデル一択です。

 

DMR-2W102とDMR-2W101の価格の違い

ここまで「DMR-2W102」と「DMR-2W101」の主な違いを紹介してきました。

ここからは各モデルの現時点の価格を比べることで、コスト面も含めておすすめモデルを検証していきましょう。

 

DMR-2W102の価格

2023年3月10日発売の最新モデル「DMR-2W102」の発売時価格は、5万円前後でした。

2023年4月時点では、安いもので4万円台の中盤となっており、少しは値を下げましたが、まだ旧モデルよりは高額です。

新モデルのみに搭載される「ドラマ・アニメ1クール自動録画」機能に魅力を感じる場合は選択肢となりますが、そうでなければ旧モデル推しでしょうか。

 

DMR-2W101の価格

2021年5月発売の旧モデル「DMR-2W101」は価格的に今おすすめのモデルです。

発売時価格は新モデルと同程度でしたが、順調に値を下げ、2023年4月時点では、安いもので3万円台の後半あたりを推移しています。

一時は3万円台の前半まで下げたこともあるので、その頃と比べると少し価格は上がっていますが、まだ値頃感は強いので、価格重視の場合は充分に選択肢となるでしょう。

 

なお、さらに古い2020年モデル「DMR-2W100」は、機能的に後継機種より劣るうえに、価格も高額なことが多いので、当記事の比較対象からは除外しています。

 

結論|今のおすすめは?

結論、今のおすすめは旧モデル「DMR-2W101」です。

理由は、まだまだ旧モデルの方が価格が安いため。

新モデルのみに搭載される「ドラマ・アニメ1クール自動録画」機能は魅力的ですが、現状の価格差では個人的には旧モデル推しでしょうか。

新モデルの価格が下がってくると結論も変わりますが、それまでの間は、個人的には旧モデルがおすすめです。

 

現時点のおすすめモデル

 

以上、パナソニックのブルーレイレコーダー「ディーガ」の新旧モデルとなる「DMR-2W102」と「DMR-2W101」の違いを解説しました。

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