「MC-SB31J」 と「MC-SB30J」は、共にパナソニックの「パワーコードレス」というシリーズのコードレス掃除機。
シリーズの中では最も軽量な1.6㎏で、価格も安めなのでエントリーモデル的な位置づけの掃除機です。
そんな両モデルは、発売年が異なる新旧モデルの関係となります。
- MC-SB31J :2020年10月発売
- MC-SB30J:2019年10月発売
「MC-SB31J」と「MC-SB30J」違いはひとつ。
新モデルで変わったところ
付属のすき間ノズルにブラシがついた。
この記事では、この違いについてもう少しだけ深堀りしたうえで、価格も含めて新旧のどちらがお得か検証して、現時点でのおすすめモデルを考察します。
MC-SB31J とMC-SB30Jの違い
前述したように、新旧モデルの違いは、付属ノズルの違いです。
付属ノズル
- MC-SB31J(2020):ブラシ付きすき間ノズル
- MC-SB30J(2019):すき間用ノズル
また、ノズル構造が変わったことにより、付属ノズル使用時の運転時間が25分から30分へ5分伸びました。
なお、標準ノズル使用時の運転時間は変更ありません。
型番 | 連続運転時間(HIGH) | 連続運転時間(ON) | 充電時間 |
---|---|---|---|
MC-SB31J (2020) | 約6分 | 約20分(標準ノズル使用時) 約30分(付属ノズル使用時) | 約3.5時間 |
MC-SB30J (2019) | 約6分 | 約20分(標準ノズル使用時) 約25分(付属ノズル使用時) | 約3.5時間 |
HIGHモードが強運転で、ONモードが通常運転です。
MC-SB31J とMC-SB30Jのスペック比較
「MC-SB31J」と「MC-SB30J」のスペックも比較しておきましょう。
モデル | 給電 | 集じん方法 | 集じん容積 | 電池(定格電圧・容量) | カラー | サイズ(幅×奥行×高さ) | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
MC-SB31J (2020) | コードレス式 | サイクロン式 | 0.15L | リチウムイオン電池(18V・1650mAh) | ホワイト/グレー | スティック:220×182×1106mm 本体:93×182×387mm | スティック:1.6kg 本体:1.1kg |
MC-SB30J (2019) | コードレス式 | サイクロン式 | 0.15L | リチウムイオン電池(18V・1650mAh) | ホワイト/グレー | スティック:220×182×1106mm 本体:93×182×387mm | スティック:1.6kg 本体:1.1kg |
仕様上の数値は全く同じであることがわかります。
MC-SB31JとMC-SB30Jの共通機能の紹介
ここまで両モデルの違いを紹介してきましたが、共通機能についてもサクッと一言で解説します。
- マルチグリップ(用途に応じた持ち手にフィット)
- 壁ぎわ集じん(ノズル前方を薄くして壁ぎわまで届く)
- V字ブラシ(吸引力の強い中央にゴミを集約)
- Y字ブラシ(Y字の毛先でフローリングのゴミもすっきり)
- 壁ピタゴム(壁に立て掛けても倒れにくい)
- 丸洗いOKのダストボックス(すべてのパーツが水洗いOK)
- すき間ノズル(細かい部分も掃除可能)
なお、充電スタンドはないので、付属ノズルも含めスタンドで立体収納することをイメージしている場合は、上位モデルが向いているかもしれません。
MC-SB31JとMC-SB30Jの価格
改めてまとめると両モデルの違いは、付属ノズルがブラシ付きになったという一点のみ。
個人的には改良と呼ぶほどのモデルチェンジではないと感じるので、価格重視で安い方を選ぶことをおすすめします。
MC-SB31J(新)の価格
2020年10月に発売された「MC-SB31J」は、初値は4万円台でしたが、2021年春以降は2万円台の前半を推移。今まさに底値圏を推移している推しモデルです。
価格は旧モデルと同程度、というよりもはや旧モデルより安いケースも散見されます。機能的にも、付属ノズルのブラシがついているので旧モデルよりおすすめです。
MC-SB30J(旧)の価格
一方の旧モデル「MC-SB30J」ですが、こちらもまだまだ安いのですが、先述のとおり既に後継機種の方が安いことが多いので選択肢としては微妙となりました。
在庫一掃セールなどで特価ものを見つけたら有りですが、基本的には後継の新モデルがおすすめでしょうか。
以上、「MC-SB31J」と「MC-SB30J」の違いについてお届けしました。