「BW-V70C」と「BW-V70E」は、どちらも日立の縦型洗濯機「ビートウォッシュ」の型番です。
「BW-V70C」は2018年発売、「BW-V70E」は2019年発売、ということで新旧モデルの関係にあたります。
モデルチェンジで何が変わったかが重要ですが、実は洗濯機としての基本的な仕様は変わりません。
しかし、2019年モデルでは、プラスαの便利機能が2つ追加されるなど若干の違いがあります。
この記事では、そんな両型番について、
- 型番の違いの詳細
- 追加された新機能の紹介
- 両モデルのネット最低価格推移を比較
- 総合的に今オススメはどちらか
以上の構成で解説していきます。
BW-V70CとBW-V70Eの型番の違いの詳細
最初に述べたとおり「BW-V70C」と「BW-V70E」は、年式が違うのですが、型番の中では末尾のアルファベットに違いが現れています。
年式記号
- BW-V70C(2018年モデル)
- BW-V70E(2019年モデル)
型番が更新される度に、赤字部分のアルファベットが更新されていく仕様です。
ちなみに2017年発売モデルは「BW-V70B」でした。
家電業界では、毎年モデルチェンジすることが多く、その際には型番のアルファベットが更新されるパターンが一般的です。
ビートウォッシュは、乾燥機能付きのものが存在し、その型番は「BW-DV80E」という風に、ドライの「D」として型番の中で意味を持って使われています。
ややこしくなるので、年式記号として「D」が使われなかったものと思われます。
仕様の違いはない
冒頭にも申し上げたとおり、洗濯機としての性能について、両モデルに仕様上の違いはありません。
型番 | 洗濯容量 | 洗濯目安時間 | 本体サイズ | 設置スペース | 重さ | 標準仕様水量 | 運転音(洗い/脱水) | 予約機能 | 自動おそうじ機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BW-V70E (2019) | 7kg | 32分 | 幅530mm 奥行586mm 高さ980mm | 幅635mm 奥行601mm 高さ1,254mm | 約35kg | 86L | 32/38dB | ◯ | ◯ |
BW-V70C (2018) | 7kg | 32分 | 幅530mm 奥行586mm 高さ980mm | 幅635mm 奥行601mm 高さ1,254mm | 約35kg | 86L | 32/38dB | ◯ | ◯ |
カラーに違いがある
洗濯機としての仕様は全く同じでしたが、実はカラー展開が異なります。
2019年モデル「BW-V70E」はホワイト(写真左)のみのカラー展開。
一方、2018年モデル「BW-V70C」はブルー(写真右)のみのカラー展開です。
カラー記号について
型番の年式記号よりも、さらに後ろにつく末尾のアルファベットは、カラー記号を表します。
W=ホワイト、A=ブルー
例えば、「BW-V70E-W」は、2019年モデルの白色という意味になります。
新モデル「BW-V70E」にのみ搭載された2つの新機能
新旧モデル比較で最大の違いは、2019年モデルには新機能が2つあることです。
- 洗剤セレクト機能の追加
- おいそぎコースが少量なら更に早く
洗剤セレクト機能
一般的に「液体洗剤」は洗浄力は強くないが、水に溶けやすく、すすぎが楽で節水に繋がると言われます。
一方の「粉末洗剤」は洗浄力が強いが、水に溶けにくく、念入りなすすぎが必要と言われています。
つまり「液体洗剤」と「粉末洗剤」では、最適な洗い方やすすぎ回数は異なるのです。
それをボタン1つで、洗剤に合わせた効率的な洗濯ができる機能です。
おいそぎコースが更に早く
「BW-V70E(2019)」では、「おいそぎコース」がパワーアップしました。
コース自体は前のモデルから存在し、おいそぎコース標準で23分で仕上がるという点に変わりはありません。
しかし、2019年モデルからは、手動設定することで、1人の1日あたりの洗濯量と言われる1.5kg程度なら、約10分で仕上げることが可能となりました。
BW-V70CとBW-V70Eのネット最低価格推移を比較
新機能追加という意味では、BW-V70E(2019)に軍配が上がりますが、価格面ではどうでしょう。
「型落ちモデルは安い」という印象がありますが、それはタイミング次第です。
実際に両モデルのネット上の最低価格推移を比較してみましょう。
BW-V70C(2018)の価格推移
「BW-V70C(2018)」は、2018年春の発売当初、約117,000円のネット最低価格をつけ、その後、徐々に安くなり、発売から1年後の2019年春には、底値圏である50,000円台半ばに到達しました。
しかし、2019年夏以降は、価格も若干の上昇傾向を見せたうえ、そもそも在庫がもうないようです。
今ではアマゾンで中古を見かけるくらい。
BW-V70E(2019)の価格推移
一方、「BW-V70E(2019)」は、2019年春に発売され、前モデル同様に約117,000円の初値をつけました。
こちらも順調に価格が下落し、2020年1月には、60,000円台前半まで下がった時期もありました。
2月、3月は若干の上昇傾向を見せていますが、今後もう一段階の下落を期待できそうです。
家電の底値は、元値の3~4割が一般的なので、既にかなり安くなっている状態ではあります。
【結論】おすすめ型番
「BW-V70E(2019)」が今のおすすめの型番です。
おすすめの理由
- BW-V70CとBW-V70Eに基本性能に差はない
- BW-V70E(2019)は便利な新機能が追加
- BW-V70E(2019)が価格面でも既に優勢
- というかBW-V70C(2017)の在庫がほぼない
家電は新旧モデルを比較して、性能に大差がなければ、型落ち商品の方が安くておすすめの場合が多いです。
しかし、ビートウォッシュの場合、既に2019年モデルが、ほぼ底値圏に到達しています。
加えて、最新モデルの方が若干性能もよいとなれば、今買うべき型番は間違いなく「BW-V70E(2019)」と言えるでしょう。
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