「NI-FS430」と「NI-FS420」は、両方ともパナソニック衣類スチーマーのコンパクトモデル。
それぞれ発売された年の異なる新旧モデルの関係です。
- NI-FS430:2023年3月発売
- NI-FS420:2021年5月発売
当シリーズは、2022年のモデルチェンジがなかったため、約2年ぶりの後継機種となります。
さっそく結論ですが、新旧モデルの主な違いは次の1点のみ。
新旧の違い
本体カラーの違い
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、現時点の各モデルの価格も比較。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめのモデルがどっちなのか、家電アドバイザー有資格者の目線で比較検討します。
NI-FS430とNI-FS420の違い
はじめに書いたとおり「NI-FS430」と「NI-FS420」の違いは、本体カラーの違いのみです。
(新)NI-FS430 | アイボリー |
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(旧)NI-FS420 | ホワイト |
まずは新モデル「NI-FS430」のアイボリー。
続いて、旧モデル「NI-FS420」のホワイト。
両方とも白系ではありますが、微妙に印象が異なるので、細かい色の好みがある方は選ぶ際のポイントとなります。
もし「どっちのカラーでも大丈夫」と感じたなら、価格の安い方を選ぶのがおすすめです。
新旧モデル共通の特徴
以上が、新旧モデルの主な違いとなりますが、当シリーズの特徴を把握するためにも、各モデル共通の機能もサクッと紹介します。
共通の特徴
- 2WAY仕様
(ハンガーでスチーム&アイロン台でプレス) - 約30秒で使用可能
- 本体670gの軽量コンパクトデザイン
- 脱臭・除菌
(生乾き臭・ペット臭・タバコ臭・汗臭・飲食臭・加齢臭・防虫剤臭など)
本体サイズ (幅×高さ×長さ) | 約7×13×15.5cm |
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収納時サイズ (幅×高さ×長さ) | 約8.5×15×17cm |
タンク容量 | 約50mm |
本体重量 | 約670g |
コードの長さ | 約2.5m |
消費電力 | 950W |
付属品 | ・収納用スタンド ・給水カップ |
ちなみに、我が家には旧モデル「NI-FS420」がありますが、手軽にシワ伸ばしができるので、時間がない朝などは非常に助かっています。
アイロン面積とタンク容量が小さいので、正直、アイロン台を使って大量にプレスする用途には向いていませんが、
今日着る服をハンガーにかけた状態で、サッときれいにするのには便利で、電源を入れてから2~3分後には、シワが目立たない状態に仕上げることが可能です。
NI-FS430とNI-FS420の価格を比較
ここまで「NI-FS430」と「NI-FS420」の主な違いを紹介してきました。
ここからは各モデルの現時点の価格を比べることで、コスト面も含めておすすめモデルを検証していきましょう。
NI-FS430の価格
2023年3月発売の新モデル「NI-FS430」の予約時価格は、1月下旬の時点で、約1万円のものが多い印象です。
3月の発売に向けて、わずかに価格を下げる可能性もありますが、しばらくは旧モデルの方が安い状態が続くでしょう。
先述のとおり、新モデルで機能的に進化した点はないので、「最新モデル」という響きにこだわりがなければ、価格重視で型落ちを選ぶのがおすすめです。
NI-FS420の価格
2021年5月発売の旧モデル「NI-FS420」は、いま価格的におすすめのモデルです。
発売後から徐々に価格を落とし、2023年1月時点では6,000円台のものが多い印象。
稀に4~5,000円台のものを見かけることもあるので、価格にこだわる場合はチェックしてみてください。
結論|今のおすすめは?
結論としては、今のおすすめは旧モデル「NI-FS420」です。
理由は、機能差がないのに価格が安いため。
やがて新モデルが安くなり価格が逆転すると、新モデルがおすすめとなりますが、それまでの間は個人的には旧モデル推しです。
現時点のおすすめモデル
以上、「NI-FS430」と「NI-FS420」の違いを解説しました。