「BDZ-ZT1800」と「BDZ-ZT1700」は、両方ともソニーのブルーレイレコーダー。
容量1TBで3番組の同時録画が可能なモデルで、名前が似ていますが、両モデルは発売日が異なる新旧モデルの関係です。
- BDZ-ZT1800:2021年5月1日発売
- BDZ-ZT1700:2019年10月26日発売
「BDZ-ZT1800」と「BDZ-ZT1700」の違いは次の4つ。
新旧モデルの違い
- 「新作ドラマ・アニメガイド」が特番ドラマに対応
- 最新版「まる録 辞書」収録
- 専用アプリ「Video & TV SideView」の視聴機能が無料に
- リモコンに1.3倍速の早見ボタン追加
この記事では、上の4つの違いの詳細を解説したうえで、両モデルの価格を比較。
機能差と価格差を天秤にかけることで、今のお買い得モデルを検証します。
BDZ-ZT1800とBDZ-ZT1700の4つの違い
冒頭にも挙げたとおり、新モデル「BDZ-ZT1800」と旧モデル「BDZ-ZT1700」の違いは次の4つでした。
- 新作ドラマ・アニメガイド
- まる録 辞書
- 専用アプリ「Video & TV SideView」
- リモコンの早見ボタン
「新作ドラマ・アニメガイド」が特番ドラマに対応
「新作ドラマ・アニメガイド」とは、最長1ヶ月前から新作のドラマやアニメを一覧表示し、その中から見たい番組を選ぶだけで録画予約ができる便利な機能。
気になる新番組を予めチェックして、先行予約しておくことで取り逃しを防げます。
当機能は、旧モデルにも搭載されていますが、新モデルでは特番にも対応しました。
- BDZ-ZT1800(新):特番にも対応
- BDZ-ZT1700(旧):特番は非対応
最新版「まる録辞書」収録リモコンに
引用:ソニー公式
好きなタレントの出演番組を自動で探して録画する「おまかせ・まる録」をさらに便利に使いこなす機能が「まる録辞書」です。
例えば、グループ名とメンバー名が「まる録辞書」で紐付けされていれば、グループ名を登録しておけば、メンバーの出演番組も自動検索して録画することが可能。
「まる録辞書」は新旧両モデルとも搭載されていますが、新モデル「BDZ-ZT1800」には最新版が収録されているので、いま旬のタレントにも対応できるのが魅力です。
専用アプリ「Video & TV SideView」の視聴機能が無料に
「Video&TV SideView」(ビデオ&テレビサイドビュー)とは、スマートフォンやタブレットから、番組の予約や視聴ができる専用アプリのこと。
一部有料となっていた視聴機能が完全に無料化されたため、気軽に好きな場所から楽しめるようになりました。
1.3倍速の早見ボタン追加
新モデル「BDZ-ZT1800」では、音声付きで1.3倍の早見再生ができる「早見ボタン」がリモコンに追加されました。
忙しくて視聴時間が確保しづらい場合でも、ボタンひとつの簡単操作でサクッと時短が可能となる嬉しい改良です。
BDZ-ZT1800とBDZ-ZT1700の価格を比較
ここまでは、「BDZ-ZT1800」と「BDZ-ZT1700」の機能的な違い比べてきましたが、ここからは両モデルの価格を比較します。
が、その前に当シリーズの価格推移の傾向を見ておきましょう。
- 初値:6万円台の中盤
- 底値:4万円前後
家電は発売されると、底値に向けて徐々に価格が下がっていくのが一般的。
各モデルが発売時の価格である初値に対して、どのくらい安くなっているかも要チェックです。
BDZ-ZT1800の価格
2021年5月に発売された新モデル「BDZ-ZT1800」の初値は、過去モデルと同様に6万円台でした。
その後、価格を落としていき、2021年の夏以降は5万円台を推移することが多い印象。
底値圏に到達するには、もう少し時間がかかりそうですが、新旧比較においては既に旧モデルと価格が同程度になりつつあります。
旧モデルより機能的にも優れることから、新モデル「BDZ-ZT1800」がおすすめです。
BDZ-ZT1700の価格
一方、2019年10月に発売された旧モデル「BDZ-ZT1700」は、2021年夏頃は4万円台前半の底値圏を推移していましたが、秋以降の価格は上昇傾向。
2022年に入り、後継の新モデルと価格差がなくなってきたので、あえて選ぶ理由がなくなってきました。
以上、ソニーのブルーレイレコーダー「BDZ-ZT1800」と「BDZ-ZT1700」の違いをお届けしました。