【シャープ除湿機】2023最新!真のお買い得は?型落ちも含め全モデル比較
2023年版「シャープ除湿機」全モデルの情報をまとめています。
という構成で、最適な除湿機を選ぶための情報を紹介しています。
各モデルの詳細では、機種単位の特徴のほか、旧モデルとの比較も行うことで、現行機種だけでなく、総合的な視点で現時点でのお買い得モデルを判断できるようにしています。
シャープ除湿機の特徴
引用:公式シャープ除湿機サイト
シャープ除湿機の特徴は、全機種に「プラズマクラスター」が搭載されていること。
部屋の湿気を取りながら、イオンの力で次のような有害物質やニオイを抑制できる点が魅力です。
- カビ菌
- ニオイ原因菌
- ウイルス
- アレル物質
- 花粉
別の記事ではシャープ除湿機の口コミを集めて、購入前に知っておくべきポイントを検証しました。
口コミの信憑性を担保するためにスペックとも絡めて分析したのでシャープ除湿機の特徴を掴める内容になっています。よければ参考にご覧ください。
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【シャープ除湿機の口コミ・評判】全機種の良い口コミと悪い口コミまとめ
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シャープ除湿機の選び方
たくさん種類がある中から最適な1台を選ぶために意識すべきポイントは主に2つ。
- 除湿方式
- 部屋の広さ
【選び方.1】除湿方法
除湿の方法には大きく2種類あります。
- コンプレッサー方式
- デシカント方式
- 室温上昇が少ない
- 電気代が安い
- 寒いと除湿力が低下
- サイズが大きく重い
- 部屋の温度が上がる
- 電気代が高い
- 気温による影響なし
- 軽量コンパクト
さらに、2つの方式を自動で切り替えて、いいとこ取りをするハイブリッド方式も存在します。
シャープの除湿機には、ハイブリッド式・コンプレッサー式・デシカント式の全タイプが存在するので、目的に合わせて選ぶのがポイントです。
目的別の選び方
- 梅雨の湿気取りがメイン
→ コンプレッサー式 - 冬の結露対策
→ デシカント式 - 年中衣類乾燥したい
→ ハイブリッド式
【選び方.2】部屋の広さ
選び方の2つ目は、部屋の広さに合わせて選ぶ方法です。
機種によって除湿力に違いがあるので、部屋が広い場合はパワーの強いものを選ぶ必要があります。
反対に、部屋がそれほど広くない場合は、高い値段の上位機種を購入しても性能を持て余す可能性があるので要注意。
型番 | 木造 | コンクリート |
---|---|---|
CV-RH140 | ~14畳(23㎡) | ~28畳(46㎡) |
CV-R180 | ~20畳(33㎡) | ~40畳(67㎡) |
CV-R120 | ~14畳(23㎡) | ~28畳(46㎡) |
CV-R71 | ~8畳(13㎡) | ~16畳(26㎡) |
CV-R60 | ~7畳(12㎡) | ~14畳(23㎡) |
CM-R100 | ~11畳(19㎡) | ~23畳(38㎡) |
※50Hz(東日本)でのスペック。60Hz(西日本)はもう少し広め
シャープ除湿機の比較と各モデルの詳細
シャープ除湿機の現行モデル全ラインナップの比較表です。
先に紹介した選び方を参考に、「除湿方式」と「部屋の広さ」で絞ると選びやすいのでおすすめです。
型番 | 型落ちとの比較 | 特徴を一言で | 除湿方式 | 部屋の広さの目安 | 定格除湿力 | 衣類乾燥時間(2kg) | プラズマクラスターのランク |
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CV-RH140 | 新旧モデル比較 | 唯一のハイブリッドで年中活躍 | ハイブリッド式 | 木造:~14畳(23㎡) コンクリ:~28畳(46㎡) | 13L/日 | 梅雨:約64分 冬季:約80分 | プラズマクラスター25000 |
CV-R180 | 新旧モデル比較 | 洗濯物が多い家庭におすすめ | コンプレッサー式 | 木造:~20畳(33㎡) コンクリ:~40畳(67㎡) | 18L/日 | 約80分 | プラズマクラスター7000 |
CV-R120 | 新旧モデル比較 | バランス重視のスタンダードモデル | コンプレッサー式 | 木造:~14畳(23㎡) コンクリ:~28畳(46㎡) | 12L/日 | 約100分 | プラズマクラスター7000 |
CV-R71 | 新旧モデル比較 | 価格重視のコンパクトタイプ | コンプレッサー式 | 木造:~8畳(13㎡) コンクリ:~16畳(26㎡) | 7.1L/日 | 約180分 | プラズマクラスター7000 |
CV-R60 | 新旧モデル比較 | 冬の結露対策におすすめ | デシカント式 | 木造:~7畳(12㎡) コンクリ:~14畳(23㎡) | 5.6L/日 | 梅雨:約約99分 冬期:約109分 | プラズマクラスター7000 |
CM-R100 | 新旧モデル比較 | 冷風も遅れて夏場に活躍 | コンプレッサー式 | 木造:~11畳(19㎡) コンクリ:~23畳(38㎡) | 10L/日 | 約120分 | プラズマクラスター7000 |
CV-RH140
CV-RH140の特徴は、シャープ除湿機の中で唯一ハイブリッド方式で除湿を行う点。
コンプレッサー方式とデシカント方式の2種類の除湿方式を自動で切り替えてくれるので、おまかせで年中活躍します。
さらに他機種に比べ、唯一グレードの高い「プラズマクラスター25000」を搭載しているので、素早く強力にイオンによる消臭・除菌が見込めます。
定格除湿能力 | 50Hz(東日本):11L/日 60Hz(西日本):13L/日 |
---|---|
適用範囲 50Hz(東日本) | 木造:~14畳(23㎡) コンクリ:~28畳(46㎡) |
適用範囲 60Hz(西日本) | 木造:~16畳(27㎡) コンクリ:~33畳(54㎡) |
プラズマクラスター 適用範囲 | 約12畳(約20㎡) |
衣類乾燥時間(2kg) | 梅雨:約64分 冬季:約80分 |
衣類乾燥電気代目安 (1回あたり) | 梅雨:約23円 冬季:約28円 |
排水タンク容量 | 約3.6L(ハンドル付) |
外形寸法 (幅×奥行×高さ) | 365×235×645mm |
質量 | 約15.0kg |
キャスター | 4輪(横移動のみ) |
CV-RH140シリーズの価格推移の目安
- 発売時:7万円台
- 底値:3万円台の中盤
当シリーズは、2021年に新しく登場したシリーズです。
2023年モデル | CV-RH140 |
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2022年モデル | CV-PH140 |
2021年モデル | CV-NH140 |
歴史が浅く、底値がいくらになるか不明でしたが、価格推移のサイクルが一巡した2021年モデルを参考にすると、上記の結果となりました。
なお、新旧モデルに機能差はないため、価格の安い型落ちモデルが圧倒的におすすめです。
次の関連記事で、新旧モデルの機能差と価格差を比較検討しているので、ぜひチェックしてみてください。
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【CV-RH140とCV-PH140の違い】シャープ衣類乾燥除湿機の新旧モデル比較
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もしハイブリッド式の衣類乾燥除湿機を探している場合は、パナソニックの除湿機がハイブリッドの種類が豊富で比較対象となります。
CV-R180
CV-R180は、コンプレッサー方式を採用する梅雨の時期に強いタイプです。
シャープ除湿機の中で最大の除湿力を誇るハイパワーモデル。
横幅約165cmのワイド送風と、縦幅約190cmの広角送風が可能で、大量の洗濯物も効率的な送風で素早く乾かせる点が魅力です。
定格除湿能力 | 50Hz(東日本):16L/日 60Hz(西日本):18L/日 |
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適用範囲 50Hz(東日本) | 木造:~20畳(33㎡) コンクリ:~40畳(67㎡) |
適用範囲 60Hz(西日本) | 木造:~23畳(38㎡) コンクリ:~45畳(75㎡) |
プラズマクラスター 適用範囲 | 約20畳(約33㎡) |
衣類乾燥時間(2kg) | 約80分 |
衣類乾燥電気代目安 (1回あたり) | 約15円 |
排水タンク容量 | 約4.5L(ハンドル付) |
外形寸法 (幅×奥行×高さ) | 359×248×665mm |
質量 | 約16.5kg |
キャスター | 4輪(横移動のみ) |
CV-R180シリーズの価格推移の目安
- 発売時:7万円前後
- 底値:2万円台後半~3万円台前半
当シリーズも毎年春にモデルチェンジがあり、型落ちモデルが存在します。
2023年モデル | CV-R180 |
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2022年モデル | CV-P180 |
2021年モデル | CV-N180 |
先に紹介したハイブリッド式と同様に、当シリーズも新旧モデルで機能的な違いはありません。
家電は発売後、底値に向かって徐々に値段が下がっていきますが、最新モデルはまだまだ値段が下がっていません。
中身が同じなので、価格の安い型落ちモデルがおすすめです。
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【CV-R180とCV-P180の違いはない】シャープ衣類乾燥除湿機の新旧比較
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CV-R120
CV-R120は、スタンダードモデルに位置づけられるコンプレッサー式の衣類除湿乾燥機です。
先に紹介したCV-R180とサイズ感は同じながら、パワーと価格を落としたリーズナブルな機種です。
定格除湿能力 | 50Hz(東日本):11L/日 60Hz(西日本):12L/日 |
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適用範囲 50Hz(東日本) | 木造:~14畳(23㎡) コンクリ:~28畳(46㎡) |
適用範囲 60Hz(西日本) | 木造:~15畳(25㎡) コンクリ:~30畳(50㎡) |
プラズマクラスター 適用範囲 | 約14畳(約23㎡) |
衣類乾燥時間(2kg) | 約100分 |
衣類乾燥電気代目安 (1回あたり) | 約15円 |
排水タンク容量 | 約4.5L(ハンドル付) |
外形寸法 (幅×奥行×高さ) | 359×248×665mm |
質量 | 約15.5kg |
キャスター | 4輪(横移動のみ) |
CV-R120シリーズの価格推移の目安
- 発売時:6万円前後
- 底値:2万円台中盤~3万円程度
CV-R120のシリーズも上位機種と同様に、毎年春にモデルチェンジするため、型落ちモデルが存在します。
2023年モデル | CV-R120 |
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2022年モデル | CV-P120 |
2021年モデル | CV-N120 |
最新モデルCV-R120の発売日は2023年3月のため、まだまだ値段が下がっていません。
当シリーズも新旧の違いがないので、価格が安くなっている旧モデル推しです。
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【CV-R120とCV-P120の違いはない】シャープ衣類乾燥除湿機の新旧比較
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CV-R71
CV-R71は、シャープ除湿機のコンプレッサー式の中では最もコンパクトで低価格なモデル。
住環境によりますが、適用範囲の目安は8畳前後となってくるので、個室用の除湿機として最適です。
本体はハンドル付きなので、持ち運びは可能ですが、キャスターがないのはデメリット。
コンパクトと言っても約9.4kgの重さがあるので、衣類乾燥のために頻繁に移動させて使用するのは大変です。
定格除湿能力 | 50Hz(東日本):6.3L/日 60Hz(西日本):7.1L/日 |
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適用範囲 50Hz(東日本) | 木造:~8畳(13㎡) コンクリ:~16畳(26㎡) |
適用範囲 60Hz(西日本) | 木造:~9畳(15㎡) コンクリ:~18畳(30㎡) |
プラズマクラスター 適用範囲 | 約8畳(約13㎡) |
衣類乾燥時間(2kg) | 約180分 |
衣類乾燥電気代目安 (1回あたり) | 約17円 |
排水タンク容量 | 約2.5L(ハンドル付) |
外形寸法 (幅×奥行×高さ) | 303×203×524mm |
質量 | 約9.4kg |
キャスター | なし |
CV-P71シリーズの価格推移の目安
- 発売時:4万円前後
- 底値:1万円台の中盤
当シリーズも上位機種と同様に、毎年春にモデルチェンジするため、型落ちモデルが存在します。
2023年モデル | CV-R71 |
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2022年モデル | CV-P71 |
2021年モデル | CV-N71 |
当シリーズも、最新モデルはまだまだ高額なため、現時点では価格の安い旧モデルがおすすめです。
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【CV-R71とCV-P71の違いはない】シャープ衣類乾燥除湿機の新旧比較
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CV-R60
CV-R60は、シャープ除湿機で唯一のデシカント方式を採用するモデル。
以前のシャープ除湿機には、コンプレッサー式・ハイブリッド式の2タイプのみでしたが、2022年に当シリーズが登場したことで選択肢が広がりました。
コンプレッサー式と比べて、室温の上昇が上がりにくく低温でも除湿力が下がらないため、冬の使用に向いており、結露対策に用いられることが多いです。
定格除湿能力 | 50Hz(東日本):5.4L/日 60Hz(西日本):5.6L/日 |
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適用範囲 50Hz(東日本) | 木造:~7畳(12㎡) コンクリ:~14畳(23㎡) |
適用範囲 60Hz(西日本) | 木造:~7畳(12㎡) コンクリ:~14畳(23㎡) |
プラズマクラスター 適用範囲 | 約8畳(約13㎡) |
衣類乾燥時間(2kg) | 梅雨:約99分 冬季:約109分 |
衣類乾燥電気代目安 (1回あたり) | 梅雨:約28円 冬季:約32円 |
排水タンク容量 | 約1.5L |
外形寸法 (幅×奥行×高さ) | 300×300×323mm |
質量 | 約6.7kg |
キャスター | なし |
CV-60シリーズの価格推移の目安
- 発売時:3万円台の中盤~4万円台
- 底値:不明
当シリーズは、2022年4月に新登場した新シリーズのため、底値は不明です。
他シリーズを参考にすると、少なくとも発売時の半額は狙えそうなので、底値圏は1万円台と予想しています。
2023年モデル | CV-R60 |
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2022年モデル | CV-P60 |
2021年モデル | なし |
当シリーズも型落ちモデルが安くておすすめです。
気になる方は関連記事もご覧ください。
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【CV-R60とCV-P60の違い】シャープ除湿機の新旧比較
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CM-R100
最後のCM-R100は、少し変わりダネの衣類乾燥除湿機です。
他機種同様に、衣類乾燥・除湿・消臭ができますが、加えて冷風を送ることができる1台4役な多機能モデル。
- 脱衣所で風呂上がりの湿気を除湿しながら涼む
- 帰宅後に涼みながら上着を消臭
- キッチンで涼みながら消臭
などなど面白い使い方ができ、夏場に大活躍する1台です。
定格除湿能力 | 50Hz(東日本):9.0L/日 60Hz(西日本):10L/日 |
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適用範囲 50Hz(東日本) | 木造:~11畳(19㎡) コンクリ:~23畳(38㎡) |
適用範囲 60Hz(西日本) | 木造:~13畳(21㎡) コンクリ:~25畳(42㎡) |
プラズマクラスター 適用範囲 | 約11畳(約18㎡) |
衣類乾燥時間(2kg) | 約120分 |
衣類乾燥電気代目安 (1回あたり) | 約17円 |
排水タンク容量 | 約2.5L(ハンドル付) |
外形寸法 (幅×奥行×高さ) | 315×235×575mm |
質量 | 約12.5kg |
キャスター | 4輪(横移動のみ) |
CM-R100シリーズの価格推移の目安
- 発売時:5万円前後
- 底値:2万円台の前半
他機種と同様に、毎年春にモデルチェンジするため、型落ちモデルが存在します。
2023年モデル | CM-R100 |
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2022年モデル | CM-P100 |
2021年モデル | CM-N100 |
こちらも新旧モデルの違いがないため、価格の安い旧モデルがおすすめです。
新旧比較の詳細は関連記事をご覧ください。
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【CM-R100とCM-P100の違いはない】シャープ冷風・衣類乾燥除湿機の新旧比較
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最後に
以上、シャープの衣類乾燥除湿機の特徴・選び方の紹介と、各モデルの比較と詳細についてお届けしました。
再掲ですが、改めて最後に比較表を載せておきます。
型番 | 型落ちとの比較 | 特徴を一言で | 除湿方式 | 部屋の広さの目安 | 定格除湿力 | 衣類乾燥時間(2kg) | プラズマクラスターのランク |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CV-RH140 | 新旧モデル比較 | 唯一のハイブリッドで年中活躍 | ハイブリッド式 | 木造:~14畳(23㎡) コンクリ:~28畳(46㎡) | 13L/日 | 梅雨:約64分 冬季:約80分 | プラズマクラスター25000 |
CV-R180 | 新旧モデル比較 | 洗濯物が多い家庭におすすめ | コンプレッサー式 | 木造:~20畳(33㎡) コンクリ:~40畳(67㎡) | 18L/日 | 約80分 | プラズマクラスター7000 |
CV-R120 | 新旧モデル比較 | バランス重視のスタンダードモデル | コンプレッサー式 | 木造:~14畳(23㎡) コンクリ:~28畳(46㎡) | 12L/日 | 約100分 | プラズマクラスター7000 |
CV-R71 | 新旧モデル比較 | 価格重視のコンパクトタイプ | コンプレッサー式 | 木造:~8畳(13㎡) コンクリ:~16畳(26㎡) | 7.1L/日 | 約180分 | プラズマクラスター7000 |
CV-R60 | 新旧モデル比較 | 冬の結露対策におすすめ | デシカント式 | 木造:~7畳(12㎡) コンクリ:~14畳(23㎡) | 5.6L/日 | 梅雨:約約99分 冬期:約109分 | プラズマクラスター7000 |
CM-R100 | 新旧モデル比較 | 冷風も遅れて夏場に活躍 | コンプレッサー式 | 木造:~11畳(19㎡) コンクリ:~23畳(38㎡) | 10L/日 | 約120分 | プラズマクラスター7000 |