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【GOOD TRAVEL PLUSレビュー】5分放置で極薄!ハンディー衣類圧縮器

GOOD TRAVEL PLUS

GOOD TRAVEL PLUSグッドトラベルプラス」は、わずか数分放置しておくだけで強力に圧縮できるハンディー衣類圧縮器。

軽量コンパクトサイズで携帯性も抜群ながら、毎分5Lの体積を圧縮し、最大50%も衣類を圧縮可能なパワーを併せ持つ便利なガジェットです。

価格は税抜4,900円程度で、手の出しやすい価格帯となっています。

 

ナナ
どんな時に役に立つの?
  • ハンディなので旅行や出張先で
  • 外出時にかさばるオムツや子供服を圧縮
  • アウトドアで汚れた衣類をまとめて持ち帰る際に
  • 家庭用収納も自動OFF機能で家事の合間にほったらかし

などなど、暮らしの中のかゆいところに手が届く、生活をちょっと楽にする便利アイテムという印象。

今回は、そんな「GOOD TRAVEL PLUS」をレビュー用にメーカー様からご提供いただいたので紹介していきたいと思います。

 

GOOD TRAVEL PLUSの外観・使用方法・スペック

iPhoneとサイズ比較

本体サイズは非常にコンパクトで、幅・奥行4.3cm×高さ10.8cmのスリムな形状です。

iPhoneXSと比較しても一回り以上小さく、缶コーヒーのロング缶くらいのイメージ。重量は148gなので、小型のスマホ1台分くらいですね。

 

構造はシンプルで、本体上部に電源ボタンがあるのと、背面上部には給電用の入力端子があります。

端子のタイプはMicro-USB(Type-B)です。

GOOD TRAVEL PLUSの電源ボタン

GOOD TRAVEL PLUSの接続端子

電源ボタンと給電のほかに操作する部分がないので、誰でも簡単に扱える点も高評価。

 

GOOD TRAVEL PLUSはバッテリーを内蔵していないので、スマホなどのACアダプタを使用してコンセントから給電するか、モバイルバッテリーから給電する必要があります。

モバイルバッテリーと接続

給電中のGOOD TRAVEL PLUS

給電されると上部の電源ボタンが赤く光るので、これでスタンバイOK。

あとはGOOD TRAVEL PLUSを専用の圧縮袋のバルブにセットして、本体上部の電源ボタンを押せばいつでも圧縮可能です。

 

圧縮袋のバルブへのセット方法も簡単で、バルブのフタを外すとネジ式になっているので、GOOD TRAVEL PLUSの底を当てて1回転半ほど時計回りに回すだけ。

専用圧縮袋のバルブ

バルブの中のピンク色の部分は弁になっていて、空気漏れを防ぐためのものなので、特に気にしなくて大丈夫です。

 

ちなみに、市販の圧縮袋に対しても使えるのか、自宅にあった圧縮袋で確認してみましたが、残念ながら使用できませんでした。

市販の圧縮袋バルブ

市販の圧縮袋に使用

まずバルブがネジ式ではないので、固定ができませんでした。

手に持ってバルブから吸引してみましたが、バルブにブーメラン状のわずかな突起があり、これが完全密着を妨げるため全く吸引できず。

掃除機クラスの吸引力があれば、完全密着せずとも、ある程度圧縮できますが、小型吸引器の場合はやはり専用圧縮袋で密閉空間を作らないと圧縮は難しそうです。

 

ありがたいことに、GOOD TRAVEL PLUSは他社製品と比べても付属の専用圧縮袋が多めで、付属品が充実しています。

GOOD TRAVEL PLUSの付属品

付属品

  • 圧縮器本体
  • USBケーブル(USB-A to Micro-USB)
  • Sサイズ圧縮袋2枚
  • Mサイズ圧縮袋2枚
  • 専用ポーチ
  • 取扱説明書/保証書
ナナ
圧縮袋が4枚も付属しているのは嬉しいね!

 

付属の圧縮袋を広げた様子がこちら。

付属の圧縮袋

Sサイズは36cm×36cm、Mサイズは縦60cm×横50cm。

なお圧縮袋が足りない場合は別売りで追加購入が可能です。

追加圧縮袋セットの種類

  • Sサイズ5枚セット(税抜1,800円)
  • Mサイズ5枚セット(税抜2,000円)
  • Sサイズ3枚、Mサイズ2枚セット(税抜1,900円)

 

ナナ
最後にスペックは次のとおり!
電圧 DC5V
重量 148g
電流 800mA
サイズ 10.8cm×4.3cm
回転速度 7,700rpm
最大真空 -560mmHg
空気流量 2-7LPM/min
最大圧力範囲 600mmHg-800mmHg
気密性 3mmHg/min(100cc)
使用流体 空気 使用温度:5℃-55℃
生産国 中国

 

GOOD TRAVEL PLUSの特徴

GOOD TRAVEL PLUSの主な特徴は次の4点です。

  • 自動OFF機能で圧縮完了後に電源が切れる
  • 手のひらサイズのコンパクト設計
  • 約2~5分のスピード圧縮
  • 毎分5Lの体積を圧縮するハイパワーで収納サイズ50%カット

 

圧縮作業と言えば、手で押したり、体重をかけながら、意外に大変な思いをして袋の中の空気を抜いてきましたが、GOOD TRAVEL PLUSは取り付けて電源ボタンを押して放置するだけ。

ナナ
自動OFF機能のおかげで、ほったらかしにできるのが便利だね!

 

また、軽量コンパクトなボディーに似合わず、とってもパワフル。

類似品では10分ほどかかる場合もありますが、GOOD TRAVEL PLUSでは約2~5分で圧縮が完了します。

以下では、その実力がどの程度のものか実験してみました。

 

衣類の圧縮性能や圧縮スピードの実験

GOOD TRAVEL PLUSの圧縮性能やスピードについて、仕様や宣伝文句で凄そうなことは何となく分かりましたが、実際のところどうなのでしょうか。

ここからは、実験を通して分かった事実や感じたことをお伝えします。

 

まずは試しに、小さい方の袋でフリースを圧縮してみました。

フリース圧縮前

圧縮後のフリース

かかった時間は1分17秒と上々、手で押したりする必要もないのが楽でいいですね。

 

圧縮前と圧縮後の横から見た厚みの比較がこちら。

フリース圧着前の厚み

フリース圧着後の厚み

「最大50%の圧縮」というフレーズは本当のようです。

 

「GOOD TRAVEL PLUS」 VS「掃除機」

でもこれってどれくらい凄いんでしょうか。比較対象がないとピンとこないですよね。

ということで、次は大きい方の袋に薄手の布団を入れて、掃除機と吸引対決をしてみました。

 

対決相手は、コードレスのスティックタイプ掃除機、吸引力自慢のダイソンです。

掃除機で吸引

 

ナナ
吸引力の高い掃除機が圧勝するんじゃないの?

圧縮袋のバルブと完全密着できるノズルタイプの掃除機が相手の場合は勝負にならないでしょう。

しかし、スティックタイプの場合は、バルブと掃除機の間に隙間ができることも多く、この場合パワーが弱まってしまいます。

掃除機と吸引口の間の隙間

最近の掃除機の主流は、コードレスのスティックタイプなので、これが現実的なシチュエーションかと。

ということで、「市販の圧縮袋を掃除機で吸えば十分では?」と感じる方のために、圧縮スピードと圧縮力について比較実験してみました。

 

ナナ
結果はどうだったの?

掃除機で圧縮にかかった時間は1分46秒。

一方、GOOD TRAVEL PLUSでは、開始から自動停止まで4分5秒かかったので、やはり圧縮スピードに関しては掃除機の圧勝でした。

しかし、圧縮結果を見比べると圧縮後の厚みに大きな差が見られました。

 

左の写真が掃除機、右の写真がGOOD TRAVEL PLUSで圧縮した後の状態です。

掃除機で圧縮後の厚み

GOOD TRAVEL PLUSで再圧縮後の厚み

 

掃除機での圧縮結果に比べ、GOOD TRAVEL PLUSで圧縮した方が明らかに薄くなっています。

元の厚みからすると掃除機でも相当圧縮できている方ですが、バルブとのわずかな隙間が原因となり、空気を最後まで吸引しきれない様子。

やはり密着性は重要なようで、掃除機の場合はある程度まで圧縮すると、そこから状態が変わらなくなります。

 

一方のGOOD TRAVEL PLUSは、時間はかかるものの見事な真空状態を作り出しています。

ナナ
時間は数分かかるけど放置できるのが、GOOD TRAVEL PLUSの強みだね!

 

掃除機で圧縮後にGOOD TRAVEL PLUSで再圧縮

続いて、実験の締めとして、掃除機で「これ以上変わらない」ポイントまで圧縮した後に、GOOD TRAVEL PLUSで追加の圧縮をかけてみました。

これにより吸引力の具体的な差が明らかになるでしょう。

掃除機で圧縮後

上の写真は掃除機での圧縮後の状態です。

そして、ここから更にGOOD TRAVEL PLUSで再圧縮をかけた後が次の写真。

GOOD TRAVEL PLUSで再圧縮後

より引き締まった感があります。

この追加圧縮をスタートしてから、GOOD TRAVEL PLUSが自動停止するまでにかかった時間は1分1秒。

GOOD TRAVEL PLUSは、毎分5Lの空気を吸い込める仕様なので、約5L分を追加で吸引できたことになります。

 

まとめ

  • GOOD TRAVEL PLUSは吸引に数分の時間がかかるが圧縮レベルは相当高い
  • 数分の圧縮中は放置でOKなので、拘束時間はほぼない

 

運転音は少し気になる

GOOD TRAVEL PLUSの運転音

圧縮性能に関しては優秀なGOOD TRAVEL PLUSでしたが、運転音の大きさが少しだけ気になりました。

騒音計で運転音を測定してみたところ59デシベル。

騒音の例

  • 40デシベル:図書館
  • 50デシベル:静かな事務所内
  • 60デシベル:普通の会話

よく以上のように例えられるので、旅先などで深夜に使用する場合は、ホテルの壁が薄いと嫌がられるかもしれません。

ちなみに我が家のダイソンの掃除機は70デシベル以上あったので、それに比べるとマシでした。

 

他社のハンディ圧縮器との比較

最後に客観的にGOOD TRAVEL PLUSの性能を確認するために同じような製品と基本スペックを比較をしてみました。

圧縮器 価格 内容量 サイズ 電源 吸引力
GOOD TRAVEL PLUS 4,900円前後 本体
USBケーブル
圧縮袋4枚
専用ポーチ
148g
10.8cm×4.3cm×4.3cm
USB接続 5L/分
VAGO 9,000円前後 本体
USBケーブル
圧縮袋1枚
77g
7cm×3.5cm
USB接続 1.8L/分

※価格はタイミングにより変動します

携帯性の面では他社製品の方がコンパクトですが、価格、付属品、吸引力ではGOOD TRAVEL PLUSに軍配が上がります。

 

 

まとめ

GOOD TRAVEL PLUSに関する情報をお伝えしてきましたが、最後に簡単にまとめます。

まとめ

  • 缶コーヒーサイズで携帯性に優れ操作もシンプル
  • 2~5分の時間はかかるが吸引力に優れる
  • 自動停止するので圧縮中は放置でOK
  • 運転音は少し大きめ
  • 類似製品と比較しても高スペック

ある程度圧縮できれば大丈夫ということなら、安価な手動圧縮袋で十分かと思いますが、強力かつ手間をかけずに圧縮して省スペースを徹底したい方にはおすすめだと感じました。

旅行、外出先、家庭内の衣類収納で困っている方は、ぜひ検討してみてください。

以上、GOOD TRAVEL PLUSのレビューでした。

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