結論から入ると、「違いはない」と言い切ってもいいくらい、ほんの少しの違いしかないです。
この記事では、
「ほんの少しの違い」を紹介したうえで、
いまの価格差を比較し、どっちがオススメなのか検討します。
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特徴・選び方を紹介したうえで、現行全モデルを比較表で比べています。他機種も気になる方はご覧ください。
違いと共通機能の紹介
2019年モデルの主な特徴を抜き出してきたものです。
対する2018年モデルはこんな感じ。
はじめに申し上げたように、基本機能は同じです。では、何が違うのでしょうか。
新旧モデルの違い
次に、仕様を比較してみましょう。
型番 | 容量 | カラー展開 | メニュー集掲載数 | 最大予約設定時間 | 設定温度 | 外形寸法 | 重さ | 電源コードの長さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
KN-HW16E (2019) | 1.6L | 赤と白 | 145 | 15時間 | 35~90°C | 幅364×奥行283×高さ232(mm) | 約5.5kg | 約1.4m |
KN-HW16D (2018) | 1.6L | 赤と白 | 145 | 15時間 | 35~90°C | 幅364×奥行283×高さ232(mm) | 約5.5kg | 約1.6m |
旧モデルは、コードの長さが1.6mあったのに対して、新モデルは1.4m。
実は、仕様や機能上の違いは電源コードの長さの違いしかないのです。
もし購入時に迷ったら「KN-HW16E」と「KN-HW16D」は価格の安い方を選べばOKです。
共通機能の紹介
共通の特徴をさらっと説明すると、両モデルとも、無線LAN機能があるので、ネットからレシピのダウンロードが可能です。
また、古いホットクックの一部は、「メニュー名」ではなく、「メニュー番号」を画面に表示する仕様ですが、両モデルとも「メニュー名表示」に対応しています。
接写なので画質が荒くて恐縮ですが、これがメニュー名表示。料理名が画面に表示されてわかりやすいです。
対する、メニュー便号表示はこんな感じですね。
さらに、両モデルとも「煮詰め」や「火力設定」が可能で、本格的にホットクックで調理をしたい人にもおすすめです。
例えば「煮詰め」機能を使えば、フタをあけたまま加熱できるので、仕上げで水分を飛ばすなど、本格的な使用も可能です。
価格推移を比較
両モデルに実質的な機能差はなかったので、重要なのは価格です。
KN-HW16D(2018)の価格推移
旧モデルのネット価格の推移をグラフで表すとU字を描くことが分かります。
価格競争で徐々に値下がりし、底値圏を推移して、最後に価格上昇するからですね。
新旧モデルは同じ生産ラインで作られることが多く、新モデル発売後は、旧モデルの生産は止まります。
すると、
- 安い店舗で売り切れる
- 入荷ができない
- 高い店舗だけ残り、結果ネット最低価格が上昇する
という動きが起こるため、最後に価格が上昇します。
旧モデルは、発売当初の初値で約64,000円でしたが、徐々に価格が下がり、発売半年後には、底値圏である40,000円弱となりました。
しばらく底値圏で推移した後、いま現在、旧モデルの価格は上がってしまっています。
KN-HW16E(2019)の価格推移
一方の新モデルも、旧モデルと同様に価格が下がっていましたが、2020年に入った頃から価格が若干上昇し、今も価格が下げ止まっています。
発売後半年は、価格は上下に振れながらも、下がっていくので、今はもっと安くてもおかしくない時期ですが、
2020年は新型コロナの影響で自宅調理が増え、ホットクックの需要が高まったことが下げ止まりの原因だと思われます。
品薄状態が続いており、新モデルは従来の底値圏40,000円弱まで下がらない可能性もあります。
まとめ
ポイント
- 新旧モデルに機能的な違いはない
- コードの長さが200m異なる
- つまり、実質的な差はないので安い方がおすすめ
- 今は新モデルの価格が下げ止まり、価格差があまりない
在庫状況も不安定なので、在庫があれば、価格を比較して、安い方を選べばOKです。
2019年モデル
2018年モデル