「SR-KT060」と「SR-KT069」は、3.5合炊きのパナソニック炊飯器。両モデル発売された年の異なる新旧モデルの関係です。
- SR-KT060:2020年モデル
- SR-KT069:2019年モデル
こちらの新旧の炊飯器は、1人暮らしや少人数家族にもうれしい3.5合炊きモデル。
タッチキー&ガラスパネル搭載で、従来の炊飯器とは一味違うスタイリッシュな見た目が特徴です。
新モデルで変わったところ
炊飯コース内容に増えたものと減ったものがある
見た目には変化がないため、どこに変化があったのか気になりますよね。
そこで、この記事では、
- SR-KT060とSR-KT069の違い
- 仕様の違い
- 価格の新旧比較
といった観点で、SR-KT060とSR-KT069の違いを分析し、どちらを購入するのがよりお得になるのかを確認していきます。
ぜひ、比較検討の参考にしてくださいね。
SR-KT060とSR-KT069の違い
新モデルのSR-KT060には、旧モデルのSR-KT069からの変更点が2つあります。
- 「炊き込みごはん」専用コースが搭載された
- 「ケーキ」コースがなくなった
「炊き込みごはん」専用コースが搭載された
- SR-KT060(新):「炊き込みごはん」専用コース
- SR-KT069(旧):「炊き込みごはん」メニュー
旧モデルでも、白米と無洗米、おかゆなどを炊き分けできるメニュー内に「炊き込み」がありましたが、新モデルでは専用のコースとして搭載されています。
炊き込みご飯は調味料や具材を入れることで、水分量が多くなりべちゃっとしがちですよね。
新モデルではそんな炊きあがりのべたつきを抑え、ご飯一粒一粒がほぐれやすくなったことで味が染み込みやすくなり、炊きあがりのお米のハリもアップしました。
「ケーキ」コースがなくなった
旧モデルにはホットケーキミックスを使ったシンプルなケーキやパウンドケーキが作れる「ケーキ」コースがありました。
残念ながら新モデルにその機能はなくなってしまいました。
専用コースがない炊飯器の場合、センサーが異常を検知して炊飯を中止したり、材料が膨張して噴き出す可能性があるため、ケーキを作れる炊飯器を探している人は「ケーキ」コースがあるものを選んでくださいね。
仕様は変わらない
「SR-KT060」と「SR-KT069」の商品仕様に違いはありません。
型番 | 炊飯量 | カラー | 外形寸法 | ふた開き時の高さ | 重さ | 1回あたりの炊飯時消費電力量 | 1時間あたりの保温時消費電力 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SR-KT060(2020) | 3.5合 | ブラック・ホワイト | 25.1×30.8×20.2cm | 43.0cm | 4.2kg | 117Wh | 13.9Wh |
SR-KT069(2019) | 3.5合 | ブラック・ホワイト | 25.1×30.8×20.2cm | 43.0cm | 4.2kg | 117Wh | 13.9Wh |
また、これまでご紹介した特徴や機能も含めて、以下の機能が新旧両モデルに共通しています。
- タッチキー&ガラスパネル搭載(操作も簡単で見た目も美しい)
- フラット天面(さっと拭くだけでお手入れが完了します)
- 備長炭釜&2段IH+側面・ふたヒーター(全面から加熱し、ふっくらとおいしいご飯が炊けます)
- 7つのメニュー(玄米やおかゆも炊けます)
- エコ炊飯(省エネしながら炊飯します)
- うま味(み)キャッチャー(おねばを蓄積して釜内に還元させてうま味を引き出します)
- 玄米(時短)コース(高温浸漬で吸水を早めてくれます)
- いきいき保温(温度をコントロールして黄ばみや味の低下を抑えます)
- LED表示(明るく見やすい画面表示になっています)
価格の違いを比較
旧モデル「SR-KT069」は2019年11月に発売され、予約時は2万円台後半という価格でしたが、2020年に入ってから1万円台に推移。
最近では数百円の上下の後さらに下降して、1万円中盤くらいで推移しています。
一方の新モデルは「SR-KT060」は、2020年11月に発売され、初値は2万円台後半からスタート。
まだ発売から日も浅いですが、少しづつ下降していき、そろそろ2万円をきりそうです。
【結論】おすすめは?
以上、パナソニックのIH炊飯ジャー3.5合炊き新旧モデル、「SR-KT060」と「SR-KT069」の機能や仕様を比較しました。
新旧の違いはわずかなコース内容程度なので、個人的な結論としては、価格が逆転するまでは安い旧モデルがおすすめです。
- 新モデルでは「炊き込みごはん」専用コースを搭載
- 新モデルでは「ケーキ」コースがなくなった
炊き込みご飯をよく作るなら新モデル、ケーキを作りたいなら旧モデルという選択はありですが、特段こだわりがなければ、価格で安い方を選ぶのがおすすめです。
価格は日々変動するので、チェックしてみてください。
2019年旧モデル
2020年新モデル