「PJ-P2DBG」と「PJ-N2DBG」は、2つともシャープのプラズマクラスター扇風機で、3Dファン機能搭載でサーキュレーターとしても優秀なうえ、コードレスなので使い勝手のよいタイプ。
両モデルは、発売された年が異なる新旧モデルの関係です。
- PJ-P2DBG:2022年4月発売
- PJ-N2DBG:2021年4月発売
共通の特徴
- 鳥の羽根を模したハイブリッド・ネイチャーウイングで風量50%UP(2015年モデル比)
- 上下100℃、左右90℃の首振り(3Dターン機能)で空気循環が得意
- 約3.2kgの軽量設計かつコードレス(最大14時間使用可)
- プラズマクラスター搭載で、衣類・ソファの消臭やタバコ付着臭の除去
- 温度・湿度の上昇を知らせる「高温・高湿みはり」機能
- 8段階の細かい風量調整
- 静音・低消費電力な設計
共通の機能は上のとおりで、非常に多機能なモデルですが、両モデルの違いはどこにあるのでしょうか。
答えを書くと、「PJ-P2DBG」と「PJ-N2DBG」に違いはありません。
モデルチェンジは毎年行われていますが、2022年モデルは旧モデルからの変更点がありませんでした。
ということは、選ぶ際に重要なポイントは購入時点の価格です。
そこで、この記事では、「PJ-P2DBG」と「PJ-N2DBG」の現時点の価格を比べて、今おすすめのモデルを検証しました。
PJ-P2DBGとPJ-N2DBGの価格の違い
「PJ-P2DBG」と「PJ-N2DBG」のモデルの価格を比較する前に、党シリーズの値動きの傾向をサクッと把握しておきましょう。
- 毎年4月に発売で、初値は35,000円前後
- 7~8月頃に底値圏となる2万円台の前半へ到達
- 底値圏がいつまで続くかはバラツキあり
というのが、当シリーズの価格推移の大まかな傾向です。
底値圏を抜けると値上がり傾向となり、やがて後継モデルと入れ替わるように市場から消えていきます。
PJ-P2DBGの価格
2022年4月発売の新モデル「PJ-P2DBG」の発売時価格は、3万円台の後半あたりが多い印象で、例年より少し高い気がします。
前年モデルの価格推移を参考にすると、2022年7~8月頃には価格が下がり、選択肢となってくるでしょう。
と、2022年4月時点で予想していましたが、7月15日現在では安いもので3万円前後まで下がってきたので、いい感じで安くなってきていると思います。
旧モデルと比べて機能差がないので、まだ微妙ですが、あと一歩という感じでしょうか。
PJ-N2DBGの価格
2021年4月発売の旧モデル「PJ-N2DBG」は、価格的に今おすすめのモデル。
2021年秋以降、2万円台の前半~中盤あたりを推移しており、まだ底値圏内に留まっています。
今後、新モデルの価格が下がってきて、価格が逆転すれば新モデルの一択ですが、それまでの間は旧モデルがコスパが高くておすすめです。
なお、より古い2020年モデル「PJ-L2DBG」は、市場の在庫がほぼないうえに、安いモデルもなくなってきたので、当記事の比較からは除外しています。
結論|おすすめは?
現時点のおすすめは、2021年モデル「PJ-N2DBG」です。
理由は、先述のとおり新モデルと機能が同じにも関わらず価格が安いからですね。
今のおすすめモデル
以上、「PJ-P2DBG」と「PJ-N2DBG」の違いについての解説でした。