「BDZ-FBW2100」と「BDZ-FBW2000」は、共に2番組同時録画が可能な容量2TBのソニーのブルーレイレコーダー。
そんな両モデルは発売日が異なる新旧モデルの関係です。
- BDZ-FBW2100:2021年6月5日発売
- BDZ-FBW2000:2019年11月16日発売
結論から書くと「BDZ-FBW2100」と「BDZ-FBW2000」の違いは次の5つ。
新旧モデルの違い
- 「4Kインテリジェントエンコーダー」機能を搭載
- 「新作ドラマ・アニメガイド」が特番ドラマに対応
- 最新版「まる録 辞書」収録
- 専用アプリ「Video & TV SideView」の視聴機能が無料に
- 4K放送の1.3倍速の早見再生に対応
この記事では、上の5つの違いの詳細を解説したうえで、両モデルの価格を比較。
機能差と価格差を天秤にかけることで、今のお買い得モデルを検証します。
BDZ-FBW2100とBDZ-FBW2000の5つの違い
新モデル「BDZ-FBW2100」と旧モデル「BDZ-FBW2000」について、冒頭に挙げた5つの違いを順番に解説していきます。
「4Kインテリジェントエンコーダー」機能を搭載
新モデル「BDZ-FBW2100」で採用された「4Kインテリジェントエンコーダー」とは、長時間録画モードでの画質改善・ノイズ低減させる機能。
4Kコンテンツはデータ容量が大きいため、長時間録画モードによりデータ圧縮することで多くの番組を録画できます。
長時間録画モードでどれくらい圧縮するかは選択可能で、強く圧縮するほど長時間録画が可能ですが、画質やブロックノイズの問題が生じます。
特に高圧縮の場合、動きや明るさの変化が激しいシーンでは映像にブロックノイズが出ることがありますが、「4Kインテリジェントエンコーダー」でノイズを減らします。
「新作ドラマ・アニメガイド」が特番ドラマに対応
「新作ドラマ・アニメガイド」とは、最長1ヶ月前から新作のドラマやアニメを一覧表示し、その中から見たい番組を選ぶだけで録画予約ができる便利な機能。
気になる新番組を予めチェックして、先行予約しておくことで取り逃しを防げます。
当機能は、旧モデルにも搭載されていますが、新モデルでは特番にも対応しました。
- BDZ-FBW2100(新):特番にも対応
- BDZ-FBW2000(旧):特番は非対応
最新版「まる録辞書」収録リモコンに
引用:ソニー公式
好きなタレントの出演番組を自動で探して録画する「おまかせ・まる録」をさらに便利に使いこなす機能が「まる録辞書」です。
例えば、グループ名とメンバー名が「まる録辞書」で紐付けされていれば、グループ名を登録しておけば、メンバーの出演番組も自動検索して録画することが可能。
「まる録辞書」は新旧両モデルとも搭載されていますが、新モデル「BDZ-FBW2100」には最新版が収録されているので、いま旬のタレントにも対応できるのが魅力です。
専用アプリ「Video & TV SideView」の視聴機能が無料に
「Video&TV SideView」(ビデオ&テレビサイドビュー)とは、スマートフォンやタブレットから、番組の予約や視聴ができる専用アプリのこと。
一部有料となっていた視聴機能が完全に無料化されたため、気軽に好きな場所から楽しめるようになりました。
4K放送の1.3倍速の早見再生に対応
新モデル「BDZ-FBW2100」では、4K放送の1.3倍速早見再生に対応しました。
再生中にリモコンの黄色ボタンを押すだけの簡単操作。忙しくて視聴時間が確保できない方におすすめです。
BDZ-FBW2100とBDZ-FBW2000の価格を比較
ここまで新モデル「BDZ-FBW2100」と旧モデル「BDZ-FBW2000」の機能の違いを比較してきました。
ここからは両モデルの価格を比べてみますが、その前にサクッと当シリーズの値動きの傾向をチェックしておきましょう。
あくまで目安ですが、過去のモデルを参考にすると、価格推移のイメージはこんな感じでしょうか。
- 初値:8万円台
- 底値:5万円前後
家電は発売後、徐々に価格が下がっていくので、各モデルが今どれくらい安くなっているかもポイントです。
BDZ-FBW2100の価格
2021年5月発売の新モデル「BDZ-FBW2100」は、発売時は8万円台の価格帯でしたが、2021年夏以降は6万円台あたりを推移しています。
新旧比較においては、旧モデルの価格上昇もあり、価格帯にあまり差がなくなっています。
機能的には新モデルが優れるため、旧モデルに価格的なメリットがないとなれば新モデル「BDZ-FBW2100」の一択でしょう。
BDZ-FBW2000の価格
2019年10月発売の旧モデル「BDZ-FBW2000」は、2021年夏頃は底値圏となる5万円前後を推移していましたが、秋以降は価格上昇傾向に。
先述のとおり、新モデルと価格が並んできているので、あえて選ぶ理由がありません。
新モデルより安いものを見つけたら選択肢となりますが、それもあまり見かけなくなってきているので基本的に新モデル推しです。
以上、ソニーのブルーレイレコーダー「BDZ-FBW2100」と「BDZ-FBW2000」の違いをお届けしました。