「CD-H1821」と「CD-H1820」は総合住宅設備メーカー「コロナ」の衣類乾燥除湿機。
パワフルな除湿能力を持つ同社のハイエンドモデルでECサイトのランキング等でも人気を誇るモデルです。
そんな両機種は、同じシリーズの発売年の異なる新旧モデルの関係となります。
- CD-H1821:2021年3月発売
- CD-H1820:2020年3月発売
タイトルで既に答えを出していますが、実は両モデルに性能的な違いはありません。
参考にスペックを掲載しますが、両モデルの仕様値は同じです。
型番 | 除湿面積の目安(50Hz/60Hz) | 除湿能力(50Hz/60Hz) | 消費電力 (50Hz/60Hz) | 1時間の電気代目安 (50Hz/60Hz) | 運転音 (50Hz/60Hz) | 排水タンク容量 | キャスター | サイズ | 重量 |
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CD-H1821 CD-H1820 | プレハブ:31畳(51m2)/35畳(57m2) 木造:20畳(33m2)/23畳(38m2) 鉄筋:40畳(67m2)/45畳(75m2) | 16/18L | 除湿時:280/310W 衣類乾燥時:580/610W サーキュレーター時: 9.7/9.7W | 除湿時:7.6/8.4円 衣類乾燥時:15.7/16.5円 サーキュレーター時:0.3/0.3円 | 除湿時:強 47/47dB 弱 39/39dB 衣類乾燥時:標準 50/50dB サーキュレーター時:標準38/38dB | 約4.5L(自動停止) | 4輪(横移動のみ) | 高さ570・幅365・奥行202mm | 12.5kg |
※主に50Hz地域は東日本、60Hz地域は西日本
そのほか「抗菌・防カビフィルター&ウイルス抑制・除菌・脱臭10年交換不要フィルター」を搭載する点や、モードや機能も同じです。
ということは、現時点のおすすめモデルを判断するには値段の比較が重要となってきます。
結論を先に書くと、今のおすすめは2021年モデル「CD-H1821」
理由は、価格が同程度だからです。
性能差がなければ、値段が安い方の一択なのですが、両モデルの価格を比較すると2021年5月中旬時点ではほぼ同じ。
5月初旬は旧モデルの方が安かったのですが、少し値上がりして価格が並んでしまいました。
おすすめモデル
同価格帯なので、しばらくは価格逆転の応酬が繰り広げられるかもしれませんが、いずれにせよ価格を比べて安い方を選ぶのが正解の考え方です。
以上、先に結論を書きましたが、ここから先は両モデルの価格について詳細に比較し、詳しく解説していきます。
CD-H1821とCD-H1820の価格の違い
まずは価格の動きについて傾向を把握しましょう。
「CD-H1821」と「CD-H1820」はコロナ衣類乾燥除湿機の最上位機種となるシリーズですが、当シリーズの価格推移の傾向は次のとおり。
- 毎年3月に発売され、初値は5万円前後
- 梅雨の時期には4万円前後に達した後、秋以降は若干値上がり
- 発売翌年の春に底値となる3万円前半へ
シリーズ過去モデルから考察する値動きの傾向はこんなイメージです。
以上を踏まえて両モデルの価格を確認してみましょう。
CD-H1821の価格
2021年モデル「CD-H1821」は2021年3月発売時の初値はシリーズの傾向に漏れず5万円弱でした。
その後、順調に価格は下がっていますが、底値圏へ向けてもうひと押し頑張れる価格帯です。
冒頭にも書いたように、今のおすすめモデルではありますが底値圏ではありません。
CD-H1820の価格
2020年モデル「CD-H1820」は、発売から約1年以上経ち、4月後半から5月前半にかけては底値圏と呼べる3万円台の前半を推移していました。
しかし、5月の中旬以降は少し値上がり傾向にあり2021年モデルと同価格帯に。
今後の値動きは読めませんが、もう一度底値を叩いて欲しい感はありますね。
結論!おすすめは?
以上、「CD-H1821」と「CD-H1820」の違いについてお届けしました。
旧モデルはもう少し価格が落ちてもいいところ、若干煮え切らない値動き展開です。
ということで、価格が同水準であるならば新しい2021年モデルがおすすめという結論になります。
価格は日々変動するので、購入前に比較検討してみてください。
おすすめモデル