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除湿機

【MJ-P180VXとMJ-P180TXの違い】三菱の除湿機を新旧比較

MJ-P180VX

「MJ-P180VX」と「MJ-P180TX」は、両方とも三菱電気の衣類乾燥除湿機でハイパワータイプに位置づけられるモデル。

両モデルは発売年の異なる新旧モデルの関係です。

  • MJ-P180VX:2023年4月発売
  • MJ-P180TX:2022年4月発売

 

ナナ
両モデルの違いは?

結論から書くと、両モデルの違いは次の2点。

新旧の違い

  • 水位目盛付タンクの有無
  • 電源コードの長さ

 

当記事では、家電アドバイザーの資格を持つ筆者が、上記の2つの違いについて解説します。

さらに、現時点の両モデルの価格を比較することで、機能差と価格差の2つの視点で、今コスパの高いおすすめモデルがどっちなのか検証します。

 

MJ-P180VXとMJ-P180TXの違い

「MJ-P180VX」と「MJ-P180TX」の2つの違いを表にまとめました。

MJ-P180VX
(新モデル)
MJ-P180TX
(旧モデル)
タンク水位目盛 あり なし
電源コード 3m 1.8m
ナナ
順番に解説するよ!

 

タンクの水位目盛

当シリーズは、本体フロント面の水滴マークが特徴的ですが、この水滴マーク部分を見ると、排水タンクに水がどれくらい溜まったか目視で確認できる仕様です。

新モデル「MJ-P180VX」では、水滴マーク部分に「1L・3L・満水(約4.7L)」の3つの目盛りが付いたことで、排水のタイミングが視覚的により分かりやすくなりました。

ナナ
旧モデルも排水時期は分かりやすいけど、新モデルではさらに分かりやすくなった印象!

 

電源コードの長さ

新モデル「MJ-P180VX」では、コードの長さが1.8mから3mへと大幅に伸びました。

衣類乾燥をよくする場所からコンセントまでの距離が遠い場合などに重宝するでしょう。

 

両モデル共通のスペック

ここまで新旧モデルの違いについて紹介しましたが、当シリーズの特徴を知るためにも、スペック等も簡単に紹介します。

ナナ
下表のとおり基本スペックは両モデルとも同じだよ!
除湿方式 コンプレッサー方式
除湿能力 50Hz:15.5L/日
60Hz:18 L/日
センサー 湿度センサー/温度センサー
除湿面積の目安
(一戸建木造和室)
50Hz:〜19畳(32㎡)
60Hz:〜23畳(38㎡)
除湿面積の目安
(一戸建プレハブ洋室)
50Hz:〜29畳(49㎡)
60Hz:〜35畳(57㎡)
集合住宅
(コンクリート洋室)
50Hz:〜39畳(64㎡)
60Hz:〜45畳(75㎡)
電気代の目安
(1時間あたり)
50Hz:10.2円
60Hz:12.1円
運転音 強:46dB
弱:38dB
衣類乾燥標準:47dB
夜干し:38dB
洗濯物の量 約6kgまで
排水タンク容量 約4.7L自動停止
連続排水 市販のホースで可能
使用可能温度 1℃〜40℃
外形寸法 高さ594×幅372×奥行281mm
ナナ
50Hzと60Hzは地域別の電源周波数の違い!東日本は50Hzを、西日本は60Hzを見ればOKだよ!

 

MJ-P180VXとMJ-P180TXの価格を比較

両モデルの価格を確認する前に、過去モデルから見えてくる当シリーズの価格推移の傾向を把握しておきましょう。

  • 発売時:5万円台
  • 底値:3万円台の前半

以上の傾向を踏まえた上で、各モデルの価格を確認していきます。

 

MJ-P180VXの価格

2023年4月21日発売の新モデル「MJ-P180VX」の発売時価格は、安いもので5万円台のものが見られ、シリーズの傾向からは外れていない印象です。

2023年5月時点では、5万円前後のものが見え始め、少しだけ価格は下がっていますが、今後もしばらくは旧モデルより高額なことが予想されます。

先述のとおり、機能面では「タンクの水位目盛り」や「長い電源コード」など、より使いやすく進化していますが、除湿機としての本質的な機能は同じです。

その点を踏まえると、個人的には価格差が縮まるまでは新モデルは選択肢として微妙かなと感じます。

 

MJ-P180TXの価格

2022年4月21日に発売された旧モデル「MJ-P180TX」は、いま価格的におすすめのモデルです。

2023年5月時点では、安いもので3万円台の中盤あたりを推移しており、過去のモデルを参考にしても、底値圏に入っているとみて問題なさそうです。

価格優先の場合には有力な選択肢となるでしょう。

ナナ
価格は日々変動するからチェックしてみてね!

 

なお、さらに1年古いモデルの「MJ-P180SX」は、2022年春頃までは低価格でおすすめでしたが、以降は市場の在庫減少とともに価格上昇(安いものから売れて高額なものが残るため)。

後継機種より高額なことが多いうえに、機能的にも劣る(トリプルバリアフィルター非搭載)ことから当記事の比較対象からは除外しました。

 

結論|今のおすすめは?

結論、今のおすすめは旧モデル「MJ-P180TX」です。

理由は、機能差よりも価格差のインパクトの方が大きく、より安い旧モデルの方が個人的に魅力を感じるため。

やがて新モデルの価格が落ちてきて、価格差が縮まれば機能的に優れる新モデルの一択ですが、それまでの間は旧モデル推しです。

 

現時点のおすすめモデル

 

以上、「MJ-P180VX」と「MJ-P180TX」の違いの解説でした。

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