ホットクックの導入を検討したときに、ふと思ったのが、
というもの。
炊飯器はご飯を炊く以外にも、ホットクックが得意とする「煮る」「蒸す」といった調理もできます。
「ホットクックを買ったものの、炊飯器で十分だった...」
なんてことは絶対に避けたいですよね。
そこで、この記事では、炊飯器とホットクックで同じ料理を作って対決した模様をお届けします。
対決料理は、「無水カレー」
これをホットクックと炊飯器で同時に作り、結果にどれだけ違いがあるのか検証してみたのですが、衝撃の結果に...
ホットクックと炊飯器で料理対決
使った食材は次のとおり。
これをホットクックと炊飯器でちょうど半分ずつ使用しました。
材料
- 玉ねぎ2
- かぼちゃ1/4
- トマト缶1
- 鶏もも肉310g
玉ねぎはみじん切りに、かぼちゃと鶏肉は3~4センチ各に切って、あとはホットクックと炊飯器の内鍋に入れるだけ。
市販のカレールー2かけ、にんにくチューブ、生姜チューブを入れて、準備完了。
ホットクックの方は、メニューから無水カレーを選んで開始ボタンを押します。
一方の炊飯器は、炊飯ボタンをポチッと押すだけです。
【炊飯器】
【ホットクック】
調理時間
- 炊飯器:53分
- ホットクック:1時間10分
※炊飯器によって時間は異なります
炊飯器が完成したが...
ドキドキしながらフタを開けましたが、
え、何これ(笑)なんか汚くてごめんなさい。
「玉ねぎが少ないかな~」とは思っていましたが、それにしても炊飯器の方はまったく水分が出ていませんでした。
仕方ないので、牛乳と水を少し足します。
ホットクックと違い、自動で混ぜる機能はないので手動で混ぜて、炊飯ボタンを再度ポチッと。ホットクックの完成時間まで追加加熱します。
ホットクックの完成
フタを開けると既にこの状態でした。
おぉ~!と、炊飯器の結果を見てるので、思わず漏れる感嘆の声。
ホットクックの方は、野菜の量は同じにも関わらず、しっかり水分が出ていました。
しかも、自動でかき混ぜてくれるので、炊飯器とは異なり、フタを開けた時点でしっかりカレーの姿に。
実食!対決の結果は?
両方を食べ比べてみた結果、ホットクックの圧勝です。いや本当にもう圧勝です。
正直、どう転ぶか分からず初めた対決企画ですが、完全にホットクックを舐めていました。
炊飯器 | ホットクック |
---|---|
総評 | |
普通に美味しい 美味しいが、ホットクックと食べ比べると、均一な味に感じる。 | 想像以上 ルーに負けず、素材の甘味、酸味、旨味をしっかり感じる。それぞれが邪魔せず相乗効果を発揮。ここまで味に差が出るのは予想外。 |
素材の味 | |
ほぼ感じない かぼちゃの甘みはあるが、ルーの味という印象。トマトの旨味がホットクックに比べ明らかに弱い | 濃厚 かぼちゃの甘味、トマトの酸味・旨味が濃厚。「素材本来のおいしさ」という宣伝文句に納得。 |
素材のやわらかさ | |
パサパサ 鶏肉の水分が抜けており、ホットクックと比べるとパサつきを感じる。 | しっとり 鶏肉がとにかく柔らかい。カボチャの皮も柔らかい。 |
【炊飯器】
【ホットクック】
圧倒的すぎて、自分で書いてて嘘くさいのは承知なのですが、これは本当に食べ比べて欲しいです。久しぶりに感動しました。
もちろん、ホットクックが万能な訳ではありません。
ホットクックは「炒めもの」は苦手ですし、「煮る」「蒸す」料理についても、メニューによっては炊飯器で同レベルの調理は可能なはずです。
しかし、今回対決した「無水カレー」においては、ホットクックが強すぎました。
【まとめ】ホットクックと炊飯器の違い
- 素材の味が凝縮されている
- 混ぜる機能があるので炊飯器以上に「ほっとける」
- 野菜が甘い
- 肉や野菜の皮が驚くほど柔らかい
まだまだ他の料理も作ってみないとホットクックの真価はわかりませんが、無水カレーを食べてみて、やたらと評判が高いことに納得。
炊飯器でも、だいたい同じものは作れると思いますが、ホットクックの方が料理レベルは明らかに高いと感じました。
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