「ラクかるスティック」は、軽さと強力パワーを両立した日立のコードレス式スティッククリーナーシリーズです。
自宅で過ごす時間が長くなった昨今、部屋が汚れるスピードが速くなり、毎日の掃除を見直したいと考えている人は多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのが、ラクに掃除ができ使い勝手が良いと評判の日立「ラクかるスティッククリーナー」シリーズの以下の2モデルです。
- PV-BL2H(上位機種)
- PV-BL1H(下位機種)
公式HPでは、両モデルともに2020年12月発売モデルとして紹介されていますが、両機種は性能面でグレードが異なります。
「PV-BL2H」と「PV-BL1H」の違いは主に次の3点。
- ヘッド部分
- 付属品
- カラー
この記事では、上記3点の違いについて詳しくまとめてみました。
PV-BL2HとPV-BL1Hの3つの違い
冒頭にも述べた、次の3つの違いについて詳細を解説します。
- ヘッド部分
- 付属品
- カラー
ヘッド部分の違い
PV-BL2HとPV-BL1Hの大きな違いはヘッド部分の性能です。
- PV-BL2H → パワフルスマートヘッドlight
- PV-BL1H → 自走コンパクトヘッド
具体的には、ヘッド部分には2つの違いがあります。
PV-BL2Hには「シンクロフラップ」という機能が搭載されていますが、PV-BL1Hには搭載されていません。
ヘッドの押し引きに合わせて、ヘッド後部の「シンクロフラップ」が開閉する仕組みになっていて、ヘッドを後ろに引くときに床にはりつかず、ごみを吸い込んでくれます。
これによりヘッドを前後に動かす動作が圧倒的に楽になり、快適な掃除機掛けが可能です。
PV-BL2Hには白色LEDライトが搭載されていますが、PV-BL1Hには搭載されていません。
LEDライトで暗い場所でもよく見え、ごみの取り残しを防ぐことができます。
PV-BL1Hに搭載の「自走コンパクトヘッド」は、シンクロフラップ機能はありませんが、床面との気密性を確保しつつ、ブラシの回転力によって軽い操作でゴミを吸い取ってくれます。
吸引力も申し分なく、壁ぎわのごみもすっきり吸い取れます。
付属品の違い
PV-BL2Hにあって、PV-BL1Hにない付属品は「スティックスタンド」と「ほうきブラシ」。
上の写真の「スティックスタンド」の一番右に刺さっているのが「ほうきブラシ」です。
「ほうきブラシ」は、ブラシの中心部分がチューリップ状の吸込口になっていて、引き出しの中のクリップなどの小物を一々よけることなく掃除できる点が魅力的。
スティックタイプの掃除機は、意外と置き場に困ってしまうのですが、スタンドがあれば固定できるので倒れる心配もありません。
PV-BL2Hは付属品が多いので、本体とともにすっきりスタンドに収納できる点もポイントです。
カラーの違い
本体の色ですが、どちらのモデルも1色展開で、
- PV-BL2H → シャンパンゴールド(N)
- PV-BL1H → ホワイト(W)
となっており、ヘッドと持ち手の部分の色に違いがあります。
なお、アルファベットはカラー記号。「PV-BL2-N」「PV-BL1H-W」のように型番の最後についてカラーを表現しています。
PV-BL2HとPV-BL1Hの共通の特徴
これまで「PV-BL2H」と「PV-BL1H」の違いについて紹介してきましたが、参考として主な共通機能についてもまとめました。
- 自走式のヘッド
- かるふきブラシで菌を除去
- からまんプレス構造
- ブラシのワンタッチ着脱と水洗い可能
自走式のヘッド
ヘッド部分がコンパクトになり、自走機能が搭載されているので、パワフルな回転力のまま軽い力でしっかりとごみを吸い取ってくれます。
また、狭い隙間や壁ぎわのごみをすっきり掃除できる「ペタリンコ機能」と「きわぴたブラシ」も両モデルともに搭載されています。
ちなみにヘッド部分を含む全体のサイズと重量も両モデルともに違いはありません。
かるふきブラシで菌を除去
両モデルとも、フローリングに付着した菌を取り除いてくれる「かるふきブラシ」が搭載されています。
水ぶきとは違いますが、菌の除去率は高いので掃除機掛けと除菌を一緒にできるのは魅力的ですよね。
髪の毛などが絡まりにくい「からまんプレス構造」が搭載
吸い取ったごみは、空気の流れを利用してダストケース下部に集めしっかり圧縮。
フィルターに髪の毛などが絡むことなくワンプッシュでごみ捨てが終了します。
ブラシのワンタッチ着脱と水洗い可能
付属品のブラシはワンタッチで着脱でき、さらにブラシとダストケースは水洗い可能です。
気になる掃除機自体を清潔に保つことができるので衛生的にも安心ですね。
PV-BL2HとPV-BL1Hの価格の比較
共に2020年12月に発売されたモデルですが、価格の違いはどれくらいなのでしょうか。
家電は発売後、底値へ向けて徐々に安くなっていくので、今どれくらい安くなっているのかもポイントです。
PV-BL2H(上位機種)の価格
- 初値:7万円台
- 底値:3万円台
まずは、PV-BL2Hの価格推移の目安について、旧モデルから見る当シリーズの底値は3万円台が目安です。
現時点でも初値から比べるとかなり値段が落ちています。
なお、旧モデルとの違いや価格比較はこちらの記事も参考にどうぞ。
機能的には新モデルが優れますが、価格差が1万円以上あるうちは旧モデルの方が個人的なおすすめです。
-
【PV-BL2HとPV-BL20Gの違いは5つ】日立「ラクかるスティッククリーナー」の新旧モデル比較
続きを見る
PV-BL1H(下位機種)の価格
- 初値:6万円前後
- 底値:2万円台
一方のPV-BL1Hですが、初値も底値も上位機種に比べて1万円ほど安い価格帯です。
現時点でも、上位機種よりは安いですが、2021年4月時点では、上位機種の型落ちPV-BL20Gと同程度の価格なので、そちらも比較対象となりそうです。
まとめ
以上、PV-BL2HとPV-BL1Hの3つ違いをお届けしました。
違いのまとめ
- ヘッド部分の違い
- 付属品の違い
- カラーの違い
個人的には値段の安い下位機種でも十分かなと感じるところです。
上位機種「PV-BL2H」の旧モデルもよければ比較してみてくださいね。