「PJ-R3DS」と「PJ-P3DS」は、両方ともシャープのプラズマクラスター扇風機で、背の高いハイポジションシリーズ。
リビングファンとしておすすめな当シリーズは、発売年の異なる新旧モデルの関係です。
- PJ-R3DS:2023年4月発売
- PJ-P3DS:2022年4月発売
シリーズの特徴
- 蝶の羽根を応用したネイチャーウイングで、羽根14枚相当のなめらかな風を生み出す
- プラズマクラスターにより、タバコの付着臭や衣類・ソファのニオイを除去
- きめ細やかな32段階の風量調整
- 静音&低消費電力設計
- 上向き50℃の広角と、高さMAX1,110mmにより人に風を当てずに空気循環が可能
以上の特徴を持つ当シリーズですが、新モデル「PJ-R3DS」と旧モデル「PJ-P3DS」の違いはありません。
機能・仕様・外観・カラー展開に至るまで完全に同じで、毎年定例のモデルチェンジで型番だけが更新されただけです。

以上が結論となりますが、そうなれば選ぶ際に重要なのは価格です。
ということで、当記事では各モデルの現時点の価格を比較して、家電アドバイザーの目線で今おすすめのモデルを検証します。
「PJ-R3DS」と「PJ-P3DS」の価格の違い
各モデルの価格を比較する前に、当シリーズの価格についてのポイントをサクッと確認しておきましょう。
- 毎年春に発売
- 発売時価格は2万円台後半~3万円台中盤あたり
- 7~8月頃には1万円台に到達することが多い
- 底値圏は1万円台の中盤あたり
以上が、過去のモデルを参考にした際の、最近の当シリーズの価格に関する傾向です。
なお、2019年以前の底値は1万円前後でしたが、コロナ禍では空気循環のニーズが高まったことで、高機能扇風機の価格も下げ止まっている印象でした。
最近は物価高の影響もあるなかで、今後、底値がどのあたりの水準となるのか注目です。

PJ-R3DSの価格
2023年4月13日の発売の最新モデル「PJ-R3DS」の発売時価格は、3万円台のものが多く、少し高額な印象でした。
発売後は徐々に価格を下げてきており、2023年7月時点では、安いもので2万円前後となっています。
先述のとおり、新旧モデルの機能的な違いがないため、基本的には安い方を選ぶのが正解ですが、新モデルの価格もかなり下がってきています。
まだ旧モデルの方が安いことが多いので、価格にこだわる場合は旧モデルがおすすめですが、新モデルもそろそろ選択肢として見れる水準となってきました。

PJ-P3DSの価格
2022年4月発売の旧モデル「PJ-P3DS」の発売時価格は3万円前後でしたが、2023年7月時点では、1万円台の後半を推移しています。
2023年4月頃までは1万円台の中盤を推移していたので、少し値上がりした印象はありますが、まだまだ安い水準です。
価格重視の場合は検討してみてください。
【参考】PJ-N3DSは選択肢となるか?
さらに1年古い2021年モデル「PJ-N3DS」も、実はまだ安い価格帯のものが残っています。
ただし、後継2022年モデルと同程度の価格帯で、機能差などの違いもないため、あえて選ぶ理由もないのが現状です。
古さが気にならず、徹底的に価格にこだわる場合は、比較してみるのも有りですが、基本的には後継の2022年モデル「PJ-P3DS」を推しています。
結論|おすすめモデルは?
結論としては、現時点のおすすめは旧(2022年)モデル「PJ-P3DS」です。
理由は、新旧の機能差がないなかで、価格が新モデルより安いため。
新旧の価格差がさらに縮まってくると結論も変わりますが、現状、個人的には旧モデル推しです。
おすすめ|旧モデル「PJ-P3DS」
以上、シャーププラズマクラスター扇風機「PJ-R3DS・PJ-P3DS・PJ-N3DS」の違いについて解説しました。