「HD-RXT721」と「HD-RX720」は、ダイニチ加湿器のなかでミディアムモデルに位置づけられる機種。
最大19畳(木造和室は12畳)まで対応できるハイブリッド式の加湿器です。
そんな両モデルは、発売された年の異なる新旧モデルの関係。
- HD-RXT721(2021年8月発売)
- HD-RX720(2020年8月発売)
「HD-RXT721」と「HD-RX720」の違いは次の1点のみです。
新旧の違い
新モデルは「カンタン取替えトレイカバー」に対応。
新旧モデルの比較では、機能差と価格差を天秤にかけることが重要です。
この記事では、上に挙げた新旧モデルの機能の違いを詳しく紹介したうえで、両モデルの価格も比べることで今どちらがお得か検証していきます。
HD-RXT721とHD-RX720の違い
冒頭にも書いたとおり、「HD-RXT721」と「HD-RX720」の違いは「カンタン取替えトレイカバー対応」の有無です。
- HD-RXT721(新):カンタン取替えトレイカバー対応
- HD-RX720(旧):非対応
「カンタン取替えトレイカバー」とは、給水トレイにセットする使い捨てのカバーのこと。
加湿器を使用するうえで、避けては通れないのが面倒なメンテナンス。
なかでも給水トレイ周りは、ヌメリやカビなどの原因となるため、定期的なメンテナンスが欠かせませんが、一番ストレスが溜まる部分でもあります。
そんな面倒なお手入れから開放してくれるのが「カンタン取替えトレイカバー」
1日8時間の加湿器を使用した場合でも、「カンタン取替えトレイカバー」の交換目安は6ヶ月なので取替えの手間もかからない優れもの。
旧モデルは「カンタン取替えトレイカバー」に対応してないので、新モデル「HD-RXT721」の機能面での大きなアドバンテージと言えます。
HD-RXT721とHD-RX720の価格を比較
ここまで「HD-RXT721」と「HD-RX720」の機能の違いを紹介してきましたが、ここからは新旧の価格差を比較します。
家電は発売後、徐々に価格が下がってくるのが一般的。先に紹介した機能差に対して現時点の価格差が見合っているかが、おすすめモデルを判断するポイントとなります。
HD-RXT721(新)の価格
2021年8月に発売された新モデル「HD-RXT721」の発売時価格は2万円台の後半からスタート。
過去モデルから推察すると、底値は2万円台の前半なので、もう一歩の値下げに期待ですが、新旧比較においては、すでに旧モデルよりも価格が安いです。
機能的にも旧モデルよりも優れるため、おすすめは新モデル「HD-RXT721」の一択です。
HD-RX720(旧)の価格
2020年8月に発売された旧モデル「HD-RX720」は、発売時の初値は新モデルと同じくらいでした。
安いときには2万円前後まで値を下げていましたが、在庫の減少とともに価格も上昇(高いものが売れ残るため)。
あまり見かけないうえに、見つけても高価格なことが多く、機能的にも新モデルの方が優秀なので、今あえて選ぶメリットが見当たらないモデルになってしまいました。
以上、「HD-RXT721」と「HD-RX720」の違いをお届けしました。