「FU-NC01」は、シャープ空気清浄機の中でも最もコンパクト軽量なモデルで、本体価格の安さが魅力。
2021年1月15日に発売された新シリーズで、型落ちが存在しないことから評判が気になるところです。
そこで、この記事では、「FU-NC01」の口コミを集めて、みんなの声をもとに購入前に知っておくべき情報や注意点などをまとめました。
記事のポイント
口コミの信憑性を担保するため、スペックなども同時検証し、なるべく定量的に裏付けが取れる口コミを引用しました。
FU-NC01の口コミ
FU-NC01の購入前にチェックしておきたい意見や、特徴がよく伝わるものなど、次のとおり口コミを引用して検証してみました。
- フィルター寿命について
- 設置場所について
- 運転音について
- 適用範囲について

フィルター寿命の口コミ
ますは、フィルター寿命に関する不満の声を紹介します。性能自体には満足しつつもランニングコストに繋がる点で評価をマイナス1されています。
空気清浄機はずっとシャープさんのを愛用しています。以前のよりコンパクトな分、スペック面が心配でしたが使い始めたらとても快適でした。
フィルター寿命が短いかなと感じるので、今後それが改善されたら★5
FU-NC01は、本体価格の安さがメリットですが、フィルターの交換目安は1年とシャープのほかの機種よりも短い点がデメリットです。
FU-NC01の「集じん・脱臭一体型フィルター」は約3,500円なので、ランニングコストを踏まえて購入を検討してみてくださいね。
なお、上位機種「FU50」シリーズはフィルター10年交換不要で、本体価格も型落ちモデルであれば1万円台で手に入るので、気になる方はリンク先から関連記事をご覧ください。

設置場所の口コミ
FU-NC01は、直径19cm×高さ33cmというコンパクトな円柱デザインなので、設置場所に関しての自由度が高いです。
従来のシャープ空気清浄機は、リビングか寝室が設置場所の定番でしたが、新しい設置場所を開拓したモデルでもあります。
寝室や個室などの小空間だけでなく、ライト機能も備えているため、個人的には玄関や廊下などにも適していると感じた。ライトはぼんやりと光り、常夜灯はもちろん、足元灯やインテリアライトにも向いているからだ。
運転音は22~48dBで、弱運転だとほとんど気にならない。
引用:価格コム|FU-NC01(一部抜粋)
口コミにあるようにライト機能があるので、廊下にあれば夜中にトイレにいく時も安心ですし、明かりがないと眠れない方には寝室でも心強い味方です。寝室で使う場合はもちろん消灯も可能。
ひとつ注意点を挙げるならコードレスではありません。コードの長さは1.8mなので電源確保にも気をつけましょう。
運転音の口コミ
運転音の大きさについては、先に紹介した口コミの中にも「弱運転だと気にならない」という意見がありましたが、強運転の場合はそれなりの運転音があります。
値段もそこそこ安い。独り暮らしや自分の部屋に置くのにピッタリ。しかし音はやや大きいと感じる人もいるかもしれない。音などを気にしない人ならかなり良いんではないかと思います。
「FU-NC01」の運転モードは3段階ありますが、それぞれ運転音の大きさが異なります。
強 | 48dB |
---|---|
中 | 34dB |
弱 | 22dB |
中以下ではほとんど気になりませんが、強運転ではしっかり音を認識するレベルです。イメージが湧きにくいと思うので参考値を示します。
騒音値の参考
- 20dB → 木の葉のふれあう音
- 30dB → ささやき声
- 40dB → 図書館
- 50dB → 静かな事務所
- 60dB → 普通の会話
リビングでTVなどが付いていたら気にならないかもしれませんが、寝室で寝るときに強運転だと音に敏感な場合は気になるでしょう。
音を調整したいときは手動で運転モードを中以下に切り替えればOKです。
適用範囲の口コミ
FU-NC01の適用範囲の目安は、シャープ空気清浄機のライナップ中でも最小の「~6畳」です。

と悩むケースも少なくないと思うので、6畳を超える間取りで使用した方の口コミを紹介します。
メーカー想定の6畳よりは広めの部屋で使っていますが目のかゆみと鼻水はなくなりましたので買って良かったです(使用環境や個人差はあると思いますが)。
3段階の運転モードは弱でなければ音は気になります。普段は弱、外気を入れたとき数分間強にしています。
引用:価格コム|FU-NC01(一部抜粋)

空気清浄機には適用面積が定められていますが、これは日本電機工業会規格(JEM1467)に基づき、タバコの煙5本分に相当する空気の汚れを30分で一定基準まで清浄できる範囲のこと。
FU-NC01の適用面積は6畳までですが、それを超えたから機能しないというものではありません。
かといって、対応畳数を大幅に超える広さで使用すると、清浄までの時間が増えることになるので、花粉などのアレル物質等が室内で蔓延するリスクも増えるでしょう。

対応面積や清浄スピードが気になる場合は、加湿機能なしの上位モデル「FU50」シリーズもおすすめです。
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こんな人におすすめ
以上、「FU-NC01」の口コミについてでした。
こんな人におすすめ
- 寝室、廊下、玄関など広さがない場所で使用
- 本体価格は安い方がいい
- 軽量コンパクトであることが最優先
- 毎年のフィルター交換のコストより、フィルター交換による清浄力低下リセットの方が大事
上位モデルで採用している10年持つフィルターでも、使用頻度に応じて性能は必ず劣化します。
フィルターの毎年交換はお財布的には痛いですが、定期交換することで低下したフィルター性能がリセットされるという考え方もできるでしょう。
FU-NC01が「ちょっと違うかな」と感じた場合は、妥協せずに他の機種も検討してみてください。
また、上位機種「FU50」シリーズの型落ちは価格が安くなっているため、実は価格差があまりない場合があります。タイミングにもよるので是非チェックしてみてくださいね。
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