「PV-BL1K」と「PV-BL1J」は、日立コードレススティッククリーナーで、軽さが自慢の「ラクかるスティック」シリーズの機種。
それぞれ発売された年の異なる新旧モデルの関係です。
- PV-BL1K:2022年12月発売
- PV-BL1J:2022年3月発売
さっそく結論ですが、新旧モデルの主な違いは次の1点のみ。
新旧の違い
充電時間の違い。
当記事では、上に挙げた違いについて詳しく解説したうえで、現時点の各モデルの価格も比較。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめのモデルがどっちなのか、家電アドバイザー有資格者の目線で比較検討します。
PV-BL1KとPV-BL1Jの違い
はじめに書いたとおり「PV-BL1K」と「PV-BL1J」の違いは、充電にかかる時間のみです。
具体的には次表のとおりで、新モデルでは充電時間が大幅に短縮されました。
充電時間 | |
---|---|
(新)PV-BL1K | 約2時間 |
(旧)PV-BL1J | 約3.5時間 |
充電スピードの向上は嬉しい改良で、しかも、大幅に時間短縮されているのは素晴らしいことですが、
連続使用時間に不安があるなら、もっとバッテリーが長持ちする上位モデルを選ぶ方がおすすめなので、個人的には今回の改良はそこまで重要視していません。
それよりも、新旧比較においては価格を重視して選ぶ方が、満足度は高いと思っています。
なお、新旧両モデルとも、連続使用時間は「強モード」で約8分、「標準モード」で約30分です。
新旧モデル共通の機能や特徴
以上が、新旧モデルの主な違いとなりますが、当シリーズの特徴を把握するためにも、各モデル共通の機能などをサクッと紹介します。
- 超軽量(本体・延長パイプ・ヘッド・電池の合計1.1kg)
- 自走コンパクトヘッド(自走機能により軽い操作感)
- クルッとヘッド(手元の操作でヘッドが左右90度回転)
- からまんブラシ(髪の毛などがブラシに絡まりにくい)
- からまんプレス構造(集めたゴミを圧縮、ワンタッチでゴミが捨てやすい)
- ペタリンコ構造(ヘッドがペタッと寝るので家具下などのすき間を掃除しやすい)
PV-BL1KとPV-BL1Jの価格を比較
ここまで「PV-BL1K」と「PV-BL1J」の主な違いを紹介してきました。
ここからは各モデルの現時点の価格を比べることで、コスト面も含めておすすめモデルを検証していきましょう。
PV-BL1Kの価格
2022年12月発売の新モデル「PV-BL1K」の発売時価格は、5万円台の後半あたりでした。
発売後は徐々に価格を下げて、2023年4月時点では、安いもので4万円台の中盤あたりまで安くなっていますが、旧モデルよりは高額な状況です。
新旧の機能差は、充電時間のスピードのみなので、価格重視で選ぶのが正解でしょう。
その点、新モデルが選択肢となるのは、もう少し先となりそうです。
PV-BL1Jの価格
2022年3月発売の旧モデル「PV-BL1J」は、価格的に今おすすめのモデル。
発売以降、順調に価格を下げてきて、2022年夏以降は2万円台を推移することが多いです。
発売時価格の半値程度まで安くなっているので、かなり値頃感が出ています。
過去モデルの価格の底がだいたい2万円台の中盤だったため、当モデルも底値圏に入っていると見て問題ないと思われます。
結論|今のおすすめは?
結論としては、今のおすすめは旧モデル「PV-BL1J」です。
理由は、新旧の機能差がほとんどない中で、価格が圧倒的に安いため。
やがて新モデルの価格が落ちてきて、新旧の価格は逆転するでしょうが、それまでの間は旧モデル推しです。
現時点のおすすめモデル
以上、「PV-BL1K」と「PV-BL1J」の違いを解説しました。