「PV-BL3K」と「PV-BL3J」は、両方とも日立のコードレススティッククリーナー。
それぞれ発売された年の異なる新旧モデルの関係です。
- PV-BL3K:2023年3月発売
- PV-BL3J:2021年12月発売

さっそく結論ですが、新旧モデルの主な違いは次の2つ。
新旧の違い
- 充電時間
- カラー
当記事では、上に挙げた2つの違いについて詳しく解説したうえで、現時点の各モデルの価格も比較。
機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめのモデルがどっちなのか、家電アドバイザー有資格者の目線で比較検討します。
PV-BL3KとPV-BL3Jの違い
はじめに書いたとおり「PV-BL3K」と「PV-BL3J」の違いは次の2点です。
PV-BL3K (新モデル) | PV-BL3J (旧モデル) | |
---|---|---|
充電時間 | 約2時間 | 約3.5時間 |
カラー | ライトゴールド | シャンパンゴールド |

充電時間の違い
新モデル「PV-BL3K」では、旧モデルより充電スピードが1.75倍上昇しました。
充電時間 | |
---|---|
(新)PV-BL3K | 約2時間 |
(旧)PV-BL3J | 約3.5時間 |
なお、両モデルとも連続使用時間は次のとおりで違いはありません。
- 強運転:約8分
- 標準運転:約30分
※標準ヘッド(パワフルスマートヘッドlight)使用時
充電時間が短くなるのは嬉しいことですが、個人的にはバッテリーに不安があるのであれば、連続使用時間の長い上位モデルを検討すべきだと思っています。
正直、生活のなかで具体的なメリットに結び付くイメージが持てないので新旧比較における重要な違いではないという印象です。
カラーの違い
新旧モデルは次のとおりカラー名称が異なります。
充電時間 | |
---|---|
(新)PV-BL3K | ライトゴールド |
(旧)PV-BL3J | シャンパンゴールド |

まずは新モデル「PV-BL3K」のライトゴールです。
続いて、旧モデル「PV-BL3J」のシャンパンゴールドです。
以上のとおり、カラーについても大きな違いはないため、個人的には新旧比較の際には価格重視で選ぶのがおすすめです。
新旧モデル共通の機能や特徴
以上が、新旧モデルの主な違いとなりますが、当シリーズの特徴を把握するためにも、各モデル共通の機能などをサクッと紹介します。

- 超軽量(本体・延長パイプ・ヘッド・電池の合計1.1kg)
- 自走機能(ブラシが回転する力で進むので操作感が軽い)
- ヘッドに緑色LEDライトを搭載(ごみが見えやすくなる)
- クルッとヘッド(手元の操作でヘッドが左右90度回転)
- ペタリンコ構造(ヘッドがペタッと寝るので家具下などのすき間を掃除しやすい)
- からまんブラシ(髪の毛などがブラシに絡まりにくい)
- からまんプレス構造(集めたゴミを圧縮、ワンタッチでゴミが捨てやすい)
PV-BL3KとPV-BL3Jの価格を比較
ここまで「PV-BL3K」と「PV-BL3J」の主な違いを紹介してきました。
ここからは各モデルの現時点の価格を比べることで、コスト面も含めておすすめモデルを検証していきましょう。
PV-BL3Kの価格
2023年3月11日発売の新モデル「PV-BL3K」の3月月初時点の予約価格は、8万円台の前半あたり。
まだECサイトでの出品数も少なく、今後、発売日に向けて安値を下げていく可能性はありますが、それでも旧モデルと比べると高額な状態がしばらく続くでしょう。
旧モデルとの機能差はほとんどないため、価格差が縮まるまでは旧モデルの一択でしょう。

PV-BL3Jの価格
2021年12月発売の旧モデル「PV-BL3J」は、いま価格的におすすめのモデルです。
先述のとおり、発売時価格は6万円台の後半でしたが、徐々に安くなり、2023年2月時点では安いもので3万円台の前半を推移しています。
これまで紹介してきたとおり、新旧の機能差は大きくないため価格重視で選ぶのがおすすめです。
結論|今のおすすめは?
結論としては、今のおすすめは旧モデル「PV-BL3J」です。
理由は、新旧の実質的な機能差がほとんどないなかで、旧モデルの価格が圧倒的に安いため。
やがて新モデルも安くなり価格が逆転するでしょうが、それまでの間は旧モデル推しです。
現時点のおすすめモデル
以上、「PV-BL3K」と「PV-BL3J」の違いを解説しました。