【FU-S50・FU-R50・FU-P50の違いはない】シャープ空気清浄機の新旧比較

「FU-S50・FU-R50・FU-P50」は、すべて加湿機能を持たないシャープ空気清浄機のエントリーモデルの型番。

各モデルは発売された年の異なる新旧モデルの関係です。

 

さっそく結論ですが、タイトルにもあるとおり各モデルに機能的な違いはありません。

当シリーズは毎年秋頃に新モデルがリリースされますが、ここ数年間は外観・機能・スペック等の変更はありません。

 

当記事では、シリーズの特徴を簡単に紹介したうえで、各モデルの現時点の価格を比較し、今どのモデルがおすすめか検討します。

 

新旧モデル共通の特徴

まずは、当シリーズの特徴を把握するために、各モデル共通の機能をサクッと紹介します。

なお、フィルターはHEPA規格（0.3µmの粒子を99.97%以上捕集）を満たすだけでなく、0.1µmの粒子も99%以上捕集（シャープ自社調べ）する性能を持っているようです。

 

また、「FU-S50・FU-R50・FU-P50」の基本スペックは次のとおりで全モデル共通です。

 

FU-S50・FU-R50・FU-P50の価格を比較

先述のとおり「FU-S50・FU-R50・FU-P50」の機能的な違いはないので、選ぶ際に重要なのは価格です。

各モデルの価格を個別にチェックする前に、当シリーズの価格推移の傾向をサクッと確認しておきましょう。

 

コロナ禍以降は、1万円台の中盤あたりが大底となることが多いので、2万円を切ってくると底値圏に入ってきたという感じでしょうか。

 

FU-S50の価格

2023年9月7日発売の新モデル「FU-S50」の発売時価格は4万円前後でした。

発売後は少し価格を落とし、2023年11月時点では、安いもので3万円台の中盤というところ。

旧モデルより高額な状態がしばらく続くことが予想されます。

先述のとおり新旧モデルに違いはないので、いま高額な新モデルに手を出すのは正直微妙だと感じます。

 

FU-R50の価格

2022年9月発売の旧モデル「FU-R50」は、底値圏まであと一歩というモデルです。

2023年11月時点では、安いもので2万円前後となっています。

発売時は3万円台の後半あたりだったため、だいぶ値頃感が出てきましたが、前年モデル「FU-P50」と比べるとまだ少し高額です。

前年モデル「FU-P50」との機能差はないので、個人的には前年モデル推しですが、型式は少しでも新しい方がいいという場合は、当モデルも選択肢となるでしょう。

 

FU-P50の価格

2021年9月発売の旧モデル「FU-P50」は、いま価格的におすすめのモデルです。

2023年11月時点では、1万円台の中盤～後半を推移しています。

過去のモデルを参考にしても、1万円中盤が大底となることが多いので、すでに底値圏に入っていると見て問題ないでしょう。

 

参考｜FU-N50は選択肢となるか？

なお、より古い2020年モデル「FU-N50」は、底値圏を過ぎてしまった微妙なモデルです。

2023年2月頃までは1万円台の後半あたりを推移しており、おすすめモデルでしたが、3月以降は価格が高騰（安いものから売れて安値を切り上げていくため）。

安い在庫が売れてしまい、高額なものしか残っていません。

先述のとおり、新旧の機能差はないので、価格面でのアドバンテージを失った当モデルを今あえて選ぶ理由はないでしょう。

 

「KC50シリーズ（加湿機能あり）」も検討の価値あり

当シリーズは加湿機能のないエントリーモデルですが、ほぼ同等スペック（外観は違いますが）で加湿機能ありのエントリーモデル「KC50シリーズ」と価格差があまりありません。

加湿ユニットはメンテナンスが面倒なので、「加湿はいらない」という明確な意思を持っているなら気にする必要はありませんが、迷う場合は「KC50シリーズ」も検討の価値ありです。

【KC-S50とKC-R50の違い】シャープ空気清浄機の新旧比較

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結論｜今のおすすめは？

結論としては、今のおすすめは2021年モデル「FU-P50」です。

理由は先述のとおり、新旧の機能差がない中で価格が安いため。

 

現時点のおすすめモデル

 

以上「FU-S50・FU-R50・FU-P50」の違いを解説しました。