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空気清浄機

【MCK70Yをレビュー】実際に使った感想&デメリット寄りの口コミ内容を検証

MCK70Y

ダイキン空気清浄機の2022年モデル「MCK70Y」を購入したのでレビューします。

我が家は猫の多頭飼いなので、空気中に毛やホコリが舞いがちなことと、花粉症持ちということもあり、高スペックなものを探していました。

ナナ
次の条件を満たすものを探したよ!

選んだ基準

  • マットな質感でシンプルなデザイン
  • 接地面積が小さい
  • 高性能かつ静か
  • 空気の状態を可視化できる
  • 加湿機能がある
  • おまかせモード搭載

 

これら全ての条件を満たすのが、ダイキンの「MCK70Y」でした。

当モデルは、2021年10月に発売されたもので、ダイキン空気清浄機のラインナップのなかでも上位種に位置する高性能モデル。

もともと定評のある万能シリーズでしたが、前モデル「MCK70X」から大幅に改良された注目モデルでした。

値段的には型落ちモデルが底値で買える時期だったので、かなり迷いましたが、新旧の機能差と価格差を比較して考え抜いた結果、より魅力の高い新モデル「MCK70Y」を思い切って購入しました。

 

この記事では、そんな「MCK70Y」について、実際に使ってみた私の感想のみならず、口コミ(あえてネガティブな)も引用することで客観性も担保しつつレビューしたいと思います。

ナナ
メリット・デメリットを両方とも正直に紹介していくよ!

 

MCK70Yを使って感じた4つの魅力

冒頭に書いたように「MCK70Y」を選んだ理由はいくつかありますが、そのなかでも、実際に使用してみて「やっぱり購入して良かった!」と感じた4つの魅力を紹介します。

 

マットな質感とタワー型デザインが最高

「MCK70Y」に強く惹かれた大きな理由はデザイン性。

好みの話になりますが、個人的には家電は光沢のあるものより、マットな質感が好きなので「MCK70Y」は最適でした。

写真では伝わりにくいですが、光が正面から当たっても車のようなテカりがなく、落ち着いた印象です。

MCK70Yのデザイン

前モデルは、少し光沢のある外観だったので、今回のモデルチェンジは個人的には嬉しい変更点でした。

 

さらに「MCK70Y」が魅力的なのは、31.5×31.5cmのタワー型で接地面積が小さいこと。前モデルから約13%設置面積が削減されているのもポイントです。

ナナ
参考に他メーカーの同等スペック(最大風量7.0m3/分前後)のものと設置面積を比較してみたよ!
MCK70Y
(ダイキン)
31.5×31.5cm=約993cm²
KI-NS70
(シャープ)
40×33.9cm=約1356cm²
F-VXU70
(パナソニック)
39.8×25.7cm=約1023cm²

 

ごちゃごちゃした新生児用の部屋にも省スペースで設置できます。

狭いスペースでも設置しやすいMCK70Y

高性能かつコンパクトで接地面積が小さいタワー型の空気清浄機を探していたので「MCK70Y」はぴったりでした。

 

おまかせ運転で空気清浄を丸投げ

「MCK70Y」は、「おまかせ運転」で空気清浄を丸投げできるので、とっても楽です。

次の5つのセンサーを搭載し、部屋の状況を見極め適切な風量や加湿量で運転してくれます。

  • 温度センサー
  • 湿度センサー
  • ホコリセンサー
  • PM2.5センサー
  • ニオイセンサー

 

最近の空気清浄機は多彩なコースを搭載しており優秀なのですが、自分がずぼらなこともあり、専用コースを駆使して空気清浄するのは、めんどくさいと感じてしまいます。

そんな時に便利なのが「おまかせ運転」で、難しいことを考えずに空気の掃除を丸投げできる点が魅力です。

掃除機をかけたり、猫が走り回ってホコリが舞い上がったときや、調理でニオイが出たときには、しっかりセンサーの色が変わって反応して風量を調整してくれます。

 

高い空気清浄力

主観ではありますが、「MCK70Y」の空気清浄力は優秀です。

猫の毛が舞って、目や鼻がぐずぐずしてきたときも、風量を上げてしばらくすると、劇的とはいかなくても症状の緩和を感じます。

とは言え、どこまでいっても「効果があるような気がします!」という私の体感を語ることしかできないので、少しスペック的な裏付けもしておきましょう。

 

「MCK70Y」の風量設定は4段階で、最大風量は7.0m3/分。

  • ターボ:7.0m3/分
  • 標準:3.5m3/分
  • 弱:2.2m3/分
  • しずか:1.4m3/分

 

空気清浄機は、各メーカーとも広告のなかでイオン系技術を押す傾向にありますが、空気清浄の中心はあくまでフィルターによる微細粒子の除去。

高い風量で、たくさんの空気をフィルターに通すことが重要なので、風量の高さは空気清浄機の性能を表す重要な指標です。

「MCK70Y」の最大風量7.0m3/分という値は、家庭用空気清浄機のなかでは高スペックな値です。

 

空気の状態を可視化できる

空気清浄機は効果が見えづらい家電ですが、「MCK70Y」は空気の質を可視化する仕組みが搭載されています。

例えば、無線LANに接続して、スマホのアプリを開けば、室温・湿度・空気の汚れ具合が、ひと目で分かるのが便利です。

MCK70Yのアプリ画面

 

空気質を確認できるほか、アプリから風量調整・加湿ON/OFF・運転コースの切替・運転スケジュールの設定などが遠隔操作も可能です。

ナナ
ソファに座ったまま、操作が可能だから便利だよ!
育児で手が離せないときにも助かるよね♪
ハチ

 

なお、本体のパネル上には湿度メーターが搭載されているほか、センサーの感知具合をランプの色で表現するので、アプリを開かなくても空気の状態は確認可能。

MCK70Yのパネル部

青・オレンジ・赤とランプの色が変わることで空気の汚れ具合がわかります。

なお、上の写真の湿度目安はレンズを通すことで、37の数字がぼやけて見づらくなっていますが、実際はクリアで見やすいです。

 

MCK70Yで唯一めんどくさいのは加湿ユニットのメンテナンス

MCK70Yの加湿ユニット

「MCK70Y」に限らず、加湿機能を持つ空気清浄機全てに共通する話ですが、加湿ユニットのメンテナンスは少し手間に感じます。

加湿機能があるものが欲しかったので仕方ないし、あらかじめ分かっていたので、後悔は全くないものの、めんどくさいことに変わりはないです。

加湿関係のメンテナンス

  • 給水(随時)
  • 水タンク(加湿運転時は毎日内側を水洗い)
  • 加湿トレーの清掃(月1回水洗い)
  • 加湿フィルターの清掃(月1回つけ置き)

 

推奨は以上のとおり。なかでも給水は頻度が高いので、湿度維持のため仕方ないとはいえ地味にめんどくさいです。

ちなみに、給水頻度の目安は冬場の乾燥した状態であれば、毎日給水が必要でした。

水の減り具合は、室内の環境に依存するので一概には言えませんが、我が家の場合は、基本的に暖房をつけっぱなしで、湿度が30%台まで下がるような環境なので、1日で給水タンクが空になります。

 

なお、「MCK70Y」は上から給水が可能。過去モデルでは対応しておらず、2022年モデルから対応した新仕様です。

加湿タンクを外して持ち運ぶ必要がなく、やかんやカラフェなどから継ぎ足しで水を注ぐことが可能。

MCK70Yへの給水

 

もちろん普通にタンクを取り外すことも可能。

MCK70Yの水タンク取り外し

 

我が家では普通にタンクを取り外して1日1回タンク内のすすぎと合わせてシンクで給水することが多いですが、都度コップなどで継ぎ足していくこともできる便利な仕様です。

 

MCK70Yの口コミ(あえてデメリット寄りの意見を紹介)

ここまで「MCK70Y」のレビューと題して、使って感じた魅力などをお伝えしてきましたが、私の主観だけでなく客観的な声も踏まえられるよう、気になる口コミを引用して、意見を添えながら紹介します。

悪い口コミの方が気になると思うので、あえてネガティブな声を拾ってみました。

 

音に対する口コミ

ナナ
まずは音に対する口コミをピックアップ!

買ってから一週間使いました。
全体的にはいいですが、加湿モード時、ジーの異常音が出ています
放電の正常音か、初期不良の異常音か分かりません。
リビングに置いてるから、うるさくはないですが、ちょっと気になっています。

口コミ|楽天

確かに、上の口コミのとおりファンの送風音以外にも「MCK70Y」から音が聞こえる場合があります。

「ジー」という音は、加湿フィルターユニットが回転する際の駆動音か、ストリーマの放電音である可能性が高いです。

前者の場合は設置場所を移動することで軽減され、後者の場合はストリーマの出力を「ひかえめ」に設定することで改善されます。

口コミにもあるように、それほど大きな音ではないので、個人的には気になりませんが、寝室使用でわずかな音でも気になる場合は再設定等がおすすめです。

 

ライトの消灯について

続いての口コミはライトの消灯について。

スマホにアプリを入れて、節電モード+加湿控えめで運転しています。
デザイン、洗浄能力や脱臭能力、静音性はさすがハイグレードモデルということで申し分ないかと思います。
ただ、いまだにアプリから表示ランプの切り替えができないのと、手動でも完全な消灯にできないのはマイナス点かな・・・。拘りの静音機能とスリムタイプのおかげで寝室利用もしやすくなったのに、ちょっともったいなーと思いました。
それでも給水についてははっきりと便利になったので、特に加湿機能を使う人にいかがでしょーか、というのが落としどころですかね。

口コミ|価格コム

 

確かにベッドに入ってから消灯できるようにアプリ操作できてもいいのにな~とは感じましたね。

アプリ操作はできないものの、ライトの調整は本体の「表示明るさ」ボタンを押すことで、「明・暗・切」と切り替わっていきます。

ただし、切モードでも、チャイルドロックランプや給水ランプなど一部のランプが消灯しない仕様で、口コミ内ではそのことに触れています。

例えば、次の写真をご覧いただくと「通信」「加湿」「おまかせ」のランプが点灯していますが、これらは切モードでも消えません。

MCK70Yのランプ表示

 

続いて、この3つのランプが点灯した状態で、部屋の明かりを消した状態が以下の写真。

MCK70Yのランプ表示(消灯時)

 

個人的には明るさは全く気になりませんが、消灯時に「ほんの少しの明かりも無理!」という方は購入前に知っておくべき情報だと思うので参考となれば幸いです。

 

MCK70Yの価格

「MCK70Y」は過去モデルから大きく進化しているので、これまでのシリーズの値動きから外れる可能性もありますが、シリーズの価格推移の目安は次のとおり。

  • 初値:6万円台
  • 底値:4万円前後

 

新旧モデルの機能差と価格差を次の記事で検証しているので、良かったら参考に覗いてみてください。

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ナナ
価格は随時変動するからチェックしてみてね!

 

以上、「MCK70Y」のレビューをお届けしました。

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