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空気清浄機

【KI-NS50とKI-NS40の違い】シャープ空気清浄機を比較

KI-NS50とKI-NS40

「KI-NS50」と「KI-NS40」は、シャープの加湿空気清浄機の2020年モデル。

共にグレードの高い「プラズマクラスター25000」を搭載しますが、基本スペックは「KI-NS50」が上位、「KI-NS40」が下位の機種です。

ナナ
両モデルの主な違いは3つ!
  • フィルター性能
  • 加湿力
  • 空気清浄力(風量)

 

この記事は、「KI-NS50」と「KI-NS40」を比較し、上に挙げた違いの詳細を紹介することで、最適な空気清浄機選びに役立ててもらうことが目的です。

 

フィルターを比較

「KI-NS50」と「KI-NS40」の最大の違いはフィルターが異なることです。

  • KI-NS50:3層構造フィルター
  • KI-NS40:集じん・脱臭一体型フィルター

 

「KI-NS50」では、静電HEPAフィルター、ダブル脱臭フィルター、プレフィルターという3層構造をとっており、シャープの上位機種はこの構造を採用しています。

KI-NS50のフィルター

引用:シャープ公式|KI-NS50特徴

HEPAフィルターとダブル脱臭フィルターは交換目安10年、プレフィルターは交換不要なので、フィルター劣化が気にならなければランニングコストは実質なしと言えるでしょう。

 

一方の「KI-NS40」は、主に下位機種に採用される一体型フィルターを採用しています。

KI-NS40のフィルター

引用:シャープ公式|KI-NS40特徴

一体型フィルターの交換目安は2年間。買い換えるには少し早いので、ランニングコストが発生する点がデメリットと言えます。

ちなみに、交換用フィルターは型番「FZ-G40SF」3,630円(税込)です。

 

加湿能力の比較

二層構造加湿フィルター

引用:シャープ公式|KI-NS50特徴

「KI-NS50」と「KI-NS40」は、共に加湿機能はあるのですが、加湿力が異なります。

型番 加湿量 給水タンク容量
KI-NS50 最大600mL/h 約2.7L
KI-NS50 最大 420mL/h 約2.0L

「KI-NS50」は、上位機種で採用される二層構造加湿フィルターという技術が採用され、高い加湿力を誇る点が特徴です。

一方の、「KI-NS40」の加湿力はシャープの加湿空気清浄機の中では低い部類となります。

 

空気清浄力(風量)を比較

「KI-NS50」と「KI-NS40」は最大風量が異なります。

風量は、清浄の速さや適用床面積の広さに繋がる重要な仕様です。

ナナ
加湿のON/OFFで仕様が異なるから、それぞれで比較するね!

 

加湿OFFのときの空気清浄スペックの比較

型番 空気清浄時間 空気清浄適用床面積 風量 電気代 運転音
KI-NS50 8畳 / 12分 ~23畳(38m²) 強:5.1m³/分
中:2.8m³/分
静音:1.0m³/分
強:約1.4円/h
中:約0.38円/h
静音:約0.10円/h
強:51dB
中:40dB
静音:17dB
KI-NS40 8畳 / 15分 ~18畳(30m²) 強:4.0m³/分
中:2.5m³/分
静音:1.0m³/分
強:約0.89円/h
中:約0.30円/h
静音:約0.09円/h
強:48dB
中:38dB
静音:19dB

ポイント

  • 空気清浄力は「KI-NS50」が優れる
  • 電気代は「KI-NS40」の方が安いが、自動運転時は大半の時間が中以下で運転するため実際の電気代に大差はない

 

加湿ONのときの空気清浄スペックの比較

型番 【加湿時】
空気清浄時間
【加湿時】
空気清浄適用床面積
【加湿時】
加湿適用床面積
【加湿時】
風量
【加湿時】
電気代
【加湿時】
運転音
【加湿時】
加湿量
KI-NS50 8畳 / 17分 ~16畳(26m²) プレハブ洋室:~17畳(27m²)
木造和室:~10畳(17m²)
強:3.6m³/分
中:2.8m³/分
静音:1.0m³/分
強:約0.65円/h
中:約0.43円/h
静音:約0.12円/h
強:43dB
中:40dB
静音:19dB
強:600mL/h
中:480mL/h
静音:200mL/h
KI-NS40 8畳 / 15分 ~18畳(30m²) プレハブ洋室:~12畳(20m²)
木造和室:~7畳(11m²)
強:4.0m³/分
中:2.5m³/分
静音:1.0m³/分
強:約0.89円/h
中:約0.30円/h
静音:約0.09円/h
強:48dB
中:38dB
静音:19dB
強:420mL/h
中:280mL/h
静音:140mL/h

ポイント

  • 先述のとおり加湿力は「KI-NS50」が優れる
  • 加湿運転時の空気清浄力は「KI-NS40」が優れる

シャープの空気清浄機は、加湿運転時は風量が落ちる仕様のものが多いですが、「KI-NS40」は例外です。

そのため、加湿運転時には空気清浄力が逆転し、「KI-NS40」の方がパフォーマンスが良くなる点が特徴的。

 

まとめ

以上、シャープの加湿空気清浄機「KI-NS50」と「KI-NS40」の比較でした。

改めて、内容をまとめると主に次の3点に違いがありました。

  • フィルター性能
  • 加湿力
  • 空気清浄力(風量)

 

加湿運転時の空気清浄力に関しては、「KI-NS40」に軍配が上がりましたが、その他の性能面ではやはり上位機種「KI-NS50」が優秀です。

また、本体価格の面では「KI-NS40」が安いのですが、フィルターは2年交換なのでランニングコストを含めた検討が必要です。

両モデルとも型落ちの旧モデルが存在します。タイミングによっては圧倒的にお得なので是非チェックしてみてくださいね。

 

上位機種「KI-NS50」

旧モデルと比較

KI-RS50
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下位機種「KI-NS40」

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