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空気清浄機

【KC-N50とKI-LD50の違い】シャープ空気清浄機を比較

KC-N50とKI-LD50

「KC-N50」と「KI-LD50」は、共にシャープ空気清浄機の2020年モデルです。

ナナ
両モデルの主な違いは4つ!
  • 除湿機能の有無
  • プラズマクラスターのグレード
  • 加湿能力の違い
  • フィルターの違い

 

「KC-N50」は、加湿能力・フィルター性能やコストに優れます。

「KI-LD50」は、除湿機能を備え、上位のプラズマクラスターを搭載する点が魅力。

両モデルは、一長一短なので各家庭に合うものを選ぶことが重要です。

この記事では、「KC-N50」と「KI-LD50」の違いの詳細をまとめました。

 

除湿機能の比較

空気清浄・加湿・除湿の3機能オールインワンの除加湿空気清浄機は種類が少ないですが、そのうちの1台が「KI-LD50」です。

「KC-N50」には除湿機能はないので、最大の違いと言えるポイント。

 

除湿モードの仕様

ナナ
空気清浄しながら除湿をするんだ!
除湿量のほか除湿モード時の空気清浄スペックを一緒に載せてるよ!
ハチ
型番 除湿量(50/60Hz) 【除湿時】
空気清浄時間
【除湿時】
空気清浄適用床面積
【除湿時】
除湿適用床面積(50/60Hz)
【除湿時】
風量
【除湿時】
運転音
【除湿時】
1時間あたりの電気代(50/60Hz)
KI-LD50 強:5.0/5.6  m³/分
中:5.0/5.6  m³/分
弱:4.5/5.0  m³/分
8畳/約15分 ~19畳(31m²) コンクリート住宅:~13畳/14畳(21m²/23m²)
木造住宅 ~6畳/7畳(10m²/11m²)
強:4.5m³/分
中:3.0m³/分
弱:2.0m³/分
強:51dB
中:43dB
弱:38dB
強:約5.4/約5.7  円
中:約4.7/約5.0  円
弱:約4.7/約5.0  円

 

「KI-LD50」は、除湿機能でカラッと快適な空気を放出できるのはもちろん、スイングルーバーによる送風を合わせることで効率的に衣類を乾燥させることができます。

スイングルーバー

引用:シャープ公式|KI-LD50の特徴

成人1人の1日の洗濯物の量は1.5kgと言われていますが、KI-LD50なら2kgの衣類を3時間未満で乾かせるので、翌朝必要な衣類も夜のうちに乾かせます

風と一緒にプラズマクラスターを放出するので、ニオイの面でも安心です。

 

プラズマクラスターの比較

プラズマクラスターのグレード

引用:シャープ公式|プラズマクラスター

プラズマクラスターには、3つのグレードがありますが、「KC-N50」と「KI-LD50」は搭載グレードが異なります。

  • KC-N50:プラズマクラスター7000
  • KI-LD50:プラズマクラスター25000

これにより、期待できる効果に次のような違いがあります。

 

空気中の浮遊物への効果の比較

型番 浮遊カビ菌 浮遊菌 浮遊ウイルス 浮遊アレル物質 浮遊ニオイ原因菌 浮遊花粉アレル物質
KC-N50 ×
KI-LD50

 

付着物への効果の比較

型番 付着タバコ臭 付着汗臭 生乾き臭 付着カビ菌 付着ウイルス 静電気 フェイスケア 付着花粉アレル物質
KC-N50 × × × ×
KI-LD50

 

ポイント

  • 浮遊物への効果は大差なし
  • 付着物への効果はKI-LD50の方が優れる

プラズマクラスターにこだわりたい場合は、「KI-LD50」の方がおすすめです。

 

加湿能力の比較

「KC-N50」と「KI-LD50」では加湿能力に差があります。

加湿だけを行う訳ではなく、空気清浄しながら加湿をする加湿モード運転をすることになります。

 

加湿モードの仕様

型番 加湿量 【除湿時】
空気清浄時間
【除湿時】
空気清浄適用床面積
【除湿時】
除湿適用床面積(50/60Hz)
【除湿時】
風量
【除湿時】
運転音
【除湿時】
1時間あたりの電気代
KC-N50 強:500mL/h
中:400mL/h
弱:200mL/h
8畳/約17分 ~15畳(25m²) プレハブ洋室:~14畳(23m²)
木造和室:~8.5畳(14m²)
強:3.4m³/分
中:2.4m³/分
弱:1.0m³/分
強:42dB
中:35dB
弱:20dB
強:約0.54円
中:約0.30円
弱:約0.10円
KI-LD50 強:400mL/h
中:220mL/h
弱:100mL/h
8畳/約13分 ~21畳(35m²) プレハブ洋室:~11畳(18m²)
木造和室:~7畳(11m²)
強:5.1m³/分
中:2.8m³/分
弱:1.2m³/分
強:54dB
中:40dB
弱:23dB
強:約1.8円
中:約0.41円
弱:約0.12円

ポイント

  • 「KC-N50」の方が加湿量が多く加湿範囲も広い
  • 「KI-LD50」は加湿力は高くないが、加湿運転時の空気清浄力は高い

加湿力にこだわるなら「KC-N50」がおすすめですね。

 

フィルターを比較

KC-N50のフィルター構造

引用:シャープ公式|KC-N50の特徴

上の画像は「KC-N50」のフィルター構造を表したもので、3層構造となっています。

  • プレフィルター:交換不要
  • ダブル脱臭フィルター:10年交換不要
  • 静電HEPAフィルター:10年交換不要

以上のように、フィルター類が長持ちするので、ランニングコストに優れる点が特徴的です。

 

一方の「KI-LD50」のフィルターは、集じんと脱臭が一体となったフィルターを採用しています。

下の画像には写っていませんが、プレフィルターと合わせて2層構造ですね。

KI-LD50の集じん・脱臭一体型フィルター

引用:シャープ公式|KI-LD50の特徴

  • プレフィルター:交換不要
  • 集じん・脱臭一体型フィルター:2年交換不要

「KI-LD50」の最大のデメリットはここにあり、フィルターが2年しか持たないので、ランニングコストがかかります。

交換用フィルターの価格は2021年2月執筆時点で、3,630円(税込)です。

 

まとめ

以上、シャープ空気清浄機「KC-N50」と「KI-LD50」の比較でした。

改めて、内容をまとめると次の4点に違いがありました。

型番 除湿機能(60Hz/50Hz) プラズマクラスター 加湿能力 フィルター
KC-N50 なし 7000 最大加湿量500mL/h 10年交換不要
KI-LD50 あり(最大除湿量5.6/5.0L/日) 25000(上位) 最大加湿量400mL/h 2年交換不要

フィルターは使うほど性能が落ちていくので、定期的な交換が望ましく、交換目安年数が長いほどいいという単純な話でもありませんが、ランニングコスト的には長いに越したことはありません。

費用や機能を比較検討して、各ご家庭に合う1台を検討してみてくださいね。

 

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