シャープ空気清浄機「FU-N50」について購入前に知っておくべき情報をまとめます。
- FU-N50の特徴
- 旧モデルとの比較
- 別モデルとの比較
- 価格
以上、4点を中心に検証しますが、一部結論を先に書くと旧モデルとの違いはないです。
ですので、
- 最新にこだわる → FU-N50
- 価格が優先 → 旧モデル
という選択肢になると思います。
この記事の目的は、何となく最新モデルを購入して後悔しないよう、必要な情報を取得してもらうこと。
型落ちや他モデルとの比較も行いながら、「FU-N50」の特徴を掴んでもらい、価格も踏まえて購入判断できるよう構成しました。
FU-N50の特徴
FU-N50は、シャープの空気清浄機の中でも価格が安いハイコスパなモデルです。
価格は日々変動しますが、過去モデルを見ると底値は1万円台前半まで落ちたこともあります。
加湿機能はないので、
- 加湿は特にしない
- 加湿機は別に持ってる
という場合におすすめ。
同クラスで加湿機能付きモデル「KC-N50」よりも数千円ほど価格が安いのも魅力です。
とにかく低価格でそれなりの空気清浄機を手に入れたい!という方におすすめのモデル。
- 仕様
- プラズマクラスター
- 適用範囲
仕様
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 幅38.3cm/奥行20.9cm/高さ54cm |
重さ | 約 4.9kg |
カラー | ホワイト(W) |
電源コード | 約1.8m |
加湿機能があるものは給水タンクが必要なので、どうしても大きくなりがちですが、FU-N50は加湿機能がない代わりに本体がコンパクトな点が特徴です。
カラー記号について
本体カラーは白色のみ。
店頭では「FU-N50-W」と表示されますが、末尾のアルファベットがホワイト(W)を表すカラー記号です。
項目 | 詳細 |
---|---|
フィルタ | 静電HEPAフィルター |
プラズマ クラスター |
プラズマクラスター7000 |
プラズマ クラスター範囲 |
約14畳(約23m²) |
空気清浄の範囲 | ~23畳(38m²) |
8畳の清浄目安 | 12分 |
風 量(m³/分) | 強5.1m³/中2.9m³/静音1.0m³ |
運転音(dB) | 強52dB/中40dB/静音21dB |
センサー | ニオイ |
FU-N50のフィルターは、静電HEPAフィルターを採用しています。
HEPAフィルターとは、0.3μmの粒子を99.97%以上の捕集できる性能を持った高性能フィルター。
上位モデルと同様のものを使っており、安いからフィルターの質が悪いのでは?という心配は不要です。
プラズマクラスター7000を搭載
プラズマクラスターのランクは3階層となっており、FU-N50に搭載されているのは実は一番下のランク。
高ランクほどイオン濃度が高く、ニオイ除去のスピードが早くなる、付着物へも有効、など効果が高まります。
とはいえ、プラズマクラスター7000でも、浮遊花粉や浮遊菌など、次の基本的なものには対応しています。
- 浮遊カビ
- 浮遊菌
- 浮遊ウイルス
- ダニなどの浮遊アレル物質
- 浮遊花粉
- 付着したタバコや部屋干し臭
- 静電気
上位版になると、これに加えて、付着しているカビ・菌・ウイルス・花粉・ニオイなどにも有効とのこと。
- 効果が早くなる
- 浮遊のみならず付着物へも有効
個人的には7000で十分な気はしますが、より良いr空気を求める場合は、上位版がおすすめです。
適用範囲
FU-N50が空気をキレイにできる範囲は、23畳(38m²)までとなります。
十分な範囲ですが、実はプラズマクラスターの有効範囲はもっと狭く、約14畳(約23m²)までです。
フィルターによる空気清浄は、値段の割に広範囲をカバーしますが、プラズマクラスターの範囲はぐっと狭まるので要注意。
上位機種では、プラズマクラスターの範囲が約23畳(約38m²)のものも存在します。
旧モデルとの比較
冒頭にも述べたとおり、FU-N50と旧モデルの仕様はまったく同じです。
旧モデル一覧
- FU-L50(2019年発売)
- FU-J50(2018年発売)
- FU-H50(2017年発売)
中身が同じなら当然安い方がいいので、型落ちの旧モデルをおすすめしています。
単純に古ければいいというものでもないので、気になる方は参考記事をご覧ください。
【参考記事】
【FU-L50、FU-J50、FU-H50】違いはないので価格で選んでOK!
別シリーズとの比較
- 風量が大きいほど空気清浄力が高い
- フィルター性能:HEPA>一体型
- プラズマクラスター性能:NEXT>25000>7000
- COCORO AIRとは、無線LAN接続によるクラウドサービスで、使い勝手がUP
型番 | 特徴を一言で | 最大風量 (数字が大きいほど高性能) | 空気清浄適用床面積 | フィルター | プラズマクラスター ランク | プラズマクラスター 適用範囲 | COCORO AIR 対応可否 | 加湿機能有無 | 除湿機能有無 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FU-N50 | 加湿不要ならコスパ良くおすすめ | 5.1m³/分 | ~23畳(38m²) | 静電HEPAフィルター | 7000 | 約14畳(約23m²) | × | × | × |
KI-NP100 | 最上級モデル | 10m³/分 | ~41畳(68m²) | 静電HEPAフィルター | NEXT | 約23畳(約38m²) | ◯ | ◯ | × |
KI-NX75 | 業界トップクラスの加湿 | 7.5m³/分 | ~34畳(56m²) | 静電HEPAフィルター | 25000 | 約21畳(約35m²) | ◯ | ◯ | × |
KI-NS70 | ハイグレードモデル | 7m³/分 | ~31畳(51m²) | 静電HEPAフィルター | 25000 | 約19畳(約31m²) | ◯ | ◯ | × |
KI-LS50 | プラズマクラスターにこだわるなら | 5.1m³/分 | ~23畳(38m²) | 静電HEPAフィルター | 25000 | 約13畳(約21m²) | ◯ | ◯ | × |
KI-NS40 | スリム&コンパクト | 4m³/分 | ~18畳(30m²) | 集じん・脱臭一体型フィルター | 25000 | 約10畳(約17m²) | × | ◯ | × |
KC-N50 | 加湿ありのエントリーモデル | 5.1m³/分 | ~23畳(38m²) | 静電HEPAフィルター | 7000 | 約13畳(約21m²) | × | ◯ | × |
KI-LD50 | 加湿・除湿もオールインワン | 5.1m³/分 | ~21畳(35m²) | 集じん・脱臭一体型フィルター | 25000 | 約10畳(約17m²) | × | ◯ | ◯ |
FU-L30 | 加湿不要で安さ重視 | 3m³/分 | ~13畳(21m²) | 集じん・脱臭一体型フィルター | 7000 | 約10畳(約16m²) | × | × | × |
FU-LK50 | 蚊とコバエも取れる | 5.1m³/分 | ~23畳(38m²) | 静電気HEPAフィルター | 7000 | 約14畳(約23m²) | × | × | × |
FU-N50は、上位モデルと同等の高性能フィルターを搭載し、適用面積もそれなりで、加湿が不要であればコスパ抜群の良モデル。
他モデルと比較してみると、プラズマクラスターは低ランクなので、もしイオンにこだわるならランクアップ検討も有りです。
加湿もやっぱり欲しいかも
そんな場合は、「FU-N50」と同性能で加湿機能ありの「KC-N50」がおすすめ。
KC-Nシリーズも、現状、旧モデルの方がおすすめとなります。詳しくはKC-50シリーズの新旧比較記事をご覧ください。
適用面積こんなにいらないかも
そんな場合は、「FU-N50」をグレードダウンさせた「FU-L30」の方が安いので検討の価値あり。
ただし、「FU-N50」と比べフィルター性能が劣る点と、適用範囲が狭くなるのでリビング等であれば少し物足りないかもしれません。
特にプラズマクラスターの適用範囲は、空気清浄範囲より小さいので気をつけてください。
気になる方は、FU-L30の考察記事をご覧ください。
FU-N50の価格
FU-N50の中身が旧モデルと同じであれば、新モデルへのこだわりがない限り、安い型落ちモデルがおすすめです。
FU-N50は、発売前の予約段階で38,280円でした。
発売後、徐々に価格は下がっていきますが、底値である15,000円前後となるのはかなり先の話でしょう。
2020年10月時点で底値圏にあるのは、FU-J50(2018年発売)です。
最新モデルにこだわりがなければ、型落ちモデルをオススメします。
【おすすめ記事】 続きを見る
【FU-S50・FU-R50・FU-P50の違いはない】シャープ空気清浄機の新旧比較
まとめ
ポイント
- FU-N50は加湿機能のないコスパのよいモデル
- プラズマクラスターは低ランクで範囲も約14畳
- 旧モデルと中身はまったく同じ
- 新モデルへのこだわりがなければ型落ちがおすすめ
以上、シャープ空気清浄機「FU-N50」についてでした。
Amazonで賢く買い物をするなら、
Amazonギフト券の購入がおすすめです!
今ならWでお得
- 今なら初回限定で1,000円分のポイント
- 何度でも現金でチャージするたびに高還元率のポイント