Amazonブラックフライデーは、11月の第4木曜日の翌日の金曜日から開催される大特価セール。
もともとアメリカの感謝祭(第4木曜日)の翌日に、売れ残りの在庫処分セールをすることが起源です。

普段セールをしないような商品まで安くなるお買い得期間なので、欲しかったものが安くなっていないか要チェック。
2023年のAmazonブラックフライデーは11月24日(金)0:00~12月1日(金)23:59までの約1週間です。
この記事では、空気清浄機に特化してブラックフライデーのお得な事前準備方法とおすすめ目玉商品の紹介をしていきます。
ただし、セール前に値上げして、セール時に通常価格に戻すような悪質な見せかけのセール品は論外なので、Amazon上の日頃の価格推移なども考慮して本当におすすめな商品に限定して紹介します。

ブラックフライデーのおすすめ空気清浄機
ここからはブラックフライデー対象のお買い得な空気清浄機を紹介します。
Amazon上での日頃の価格推移とも比較して、見せかけの値下げ商品はなるべく除外します。
ダイキン|MCK70Y
日本が世界に誇る空調メーカー「ダイキン」のスリムタワー型空気清浄機。
アレル物質等を本体内部で分解するストリーマ技術がダイキンの魅力で、技術力の高さには定評があります。
当シリーズは、これを選べば間違いないというハイグレードモデルで、我が家のリビングでも活躍中です。ぜひレビュー記事もご覧ください。
なお、当モデルは、最新モデルより2世代古い型落ちとなります。微々たる変更点ですが、わずかに後継機種との違いがあるので、気になる方は新旧比較記事をご覧ください。
セール価格
約41,300円 → 39,300円
過去3ヵ月の価格をチェックすると、4万円台を推移することが多いです。
とはいえ、ときどき4万円を切ることがあることと、今回のブラックフライデーでも値下がりの幅は小さいので、特価とは言えませんが、当機種の底値圏であるのは間違いないです。
シャープ|KI-PX70
シャープの代名詞とも言えるプラズマクラスターにはグレードが3段階ありますが、当機種は最高ランクのプラズマクラスターNEXTを搭載。
風量や加湿力などのスペック面でも充分なレベルです。
「KI-PX70」は2022年1月に発売された型落ちモデルですが、最新モデルと実質的な機能差はありません。
詳細は新旧モデルを比較した記事を参考にご覧ください。
セール価格
約39,000円 → 33,400円
過去3ヵ月では、一時は35,000円程度となったことはありますが、基本的には3万円台の後半を推移していたので、一応ブラックフライデーで安くなったと言えるのではないでしょうか。
なお、Amazonでは基本的には最も安い出品者のページが表示されますが、11/24時点ではリンク先の表示は販売元「NTTドコモひかりTVショッピング」のページが表示されています。
ブラックフライデーで割引されているのは、販売元Amazonのものなので「16件の出品をすべて比較する」(スマホなら「カートに入れる」の少し下、PCなら右の「あわせて購入」の下)というリンクからAmazonのものを探してください。
なお、上位機種となる「KI-PX75」もブラックフライデー対象で、49,298円から43,500円になっており、結構お得ですが、個人的にはコスパを考えると「KI-PX70」の方がおすすめです。
ただし、上位機種「KI-PX75」はパワー・加湿力がより高く、プレフィルター自動掃除機能があるので、よりハイグレードの機種を求めるなら選択肢となるでしょう。
シャープ|KC-N50
「KC-N50」は、シャープ空気清浄機の定番モデルの型落ちです。
コスパが高く、加湿機能やプラズマクラスターも搭載しています。
なお、型落ち(2020年)モデルですが、最新(2023年)モデルとの違いはありません。
当シリーズの新旧比較記事も参考にご覧ください。
セール価格
約19,596円 → 16,800円
11月に入ってからは20,000円前後を推移していたため、お得に見えますが、
過去3ヵ月の価格推移をみると、16,000円~20,000円あたりを推移しているので、ブラックフライデーで特別安くなっている印象はありません。
本来、そういった製品は当記事では除外していますが、「KC-N50」は人気シリーズかつ、一応、当シリーズの底値圏の価格にはなっているので掲載しました。
シャープ|FU-P50
「FU-P50」は、加湿機能のないシャープ空気清浄機の型落ちモデル(2021年式)です。
国内の主要メーカーの大半のモデルは加湿機能を搭載していますが、加湿タンクはメンテナンスが面倒なうえに、掃除をさぼるとニオイ・カビの原因に。
空気清浄機は欲しいけど、加湿関連のメンテナンスはしたくないという方におすすめです。
なお、型落ちモデルですが、最新モデルとの違いはありません。詳細は新旧比較記事をご覧ください。
セール価格
約17,900円 → 16,800円
価格の下げ幅は小さいですが、底値圏の水準なので掲載しています。
悩ましいのが、先に紹介した「KC-N50」との価格差がないこと。
「KC-N50」は当モデルと同等のスペックで加湿機能のあるモデルです。
加湿機能はメンテナンスが面倒なので、加湿機能は不要という明確な意思があるなら別ですが、そうでないならKC-50シリーズの方が適しているかもしれません。
ブルーエア | Blue Pure 411
世界基準No.1の称号を持つ空調メーカー「ブルーエア」から、カジュアルデザインの「Blue Pure」シリーズがエントリー。
当モデルの適用範囲は~13畳(22㎡)と、比較的パワーが弱く清浄範囲は狭めですが、反面とっても静かなので寝室などにおすすめです。
プレフィルター2色付きなので、カラーを変えて楽しめるのも「Blue Pure」シリーズのおもしろいところ。
セール価格
約10,900円 → 9,580円
以前は2万円前後でしたが、2023年6月以降は1.1~1.2万円を推移しています。
下げ幅は大きくありませんが、1万円を切るのは安いと思います。
Airdog|X3D
アメリカのシリコンバレーで開発されたAirdogの空気清浄機は、ウイルスよりも小さい微細粒子をできて、交換も不要なTPAフィルターを採用するのが特徴です。
一般的な空気清浄機が採用するHEPAフィルターは0.3μm(マイクロメートル)の粒子を除去できますが、AirdogのTPAフィルターは0.0146μmまで除去できるのでレベルが一段違います。
TPAフィルターは米国特許も取得しており、空気清浄のレベル的には他の機種より一段抜けていますが、難点は価格でAirdogの空気清浄機は小型機を除き10万円オーバーが普通です。
セール価格
約110,000円 → 97,900円
過去1年の価格推移をみても、大半の期間は11万円弱となっているため、ブラックフライデーでお買い得になっていると言えます。
COWAY|AIRMEGA300
韓国の有名メーカー「コーウェイ」からは、AIRMEGA300が対象となっています。
加湿機能やイオン系技術は搭載しておらず、強力な風量と高性能な2枚のフィルターにより空気をきれいにします。
私も使用したことがありますが、国内メーカー最上位クラスの強力な風量、高性能フィルターを2枚搭載、風量のわりに静かな運転音などが特徴です。
詳細はAIRMEGA300のレビュー記事もご覧ください。
セール価格
約44,800円 → 29,800円
過去1年では4万円台を基本としつつ、ときに3万円台前半まで安くなることがありました。
しかし、3万円を切るのは、タイムセールやブラックフライデーなどのイベント時だけのことが多いので、お得と言えるでしょう。
COWAY| AIRMEGA MIGHTY
続いても「コーウェイ」から、アメリカで大ヒットしたエアメガシリーズが昨年に引き続きブラックフライデーのセール対象に。
本体サイズは「幅42.7x奥行24.3x高さ46.5cm」と薄型で、壁付も可能なので置き場所に困らない点もメリットです。
薄さに反して適用床面積は意外と大きく、約30畳(49.5㎡)の広範囲をカバーする点も魅力のひとつ。
デメリットは、国外メーカー全般に言えることですが、加湿やイオンといった多機能さはありません。
また、フィルター交換は年に1回が目安なので、10年交換不要を謳う国内メーカーと比較するとランニングコストが必要です(フィルター劣化がないので裏返せばメリット)。
セール価格
約23,019円 → 16,600円
過去1年をチェックすると、2万円台の中盤を基本としつつも、結構頻繁に1万円台の中盤まで下がることがあります。
そのため、ブラックフライデーで特別という印象は正直ありませんが、安い水準ではあるので一応掲載しました。
Levoit|Core Mini
Amazonの空気清浄機の売れ筋ランキングでもよく見かける「Levoit」は、アメリカ設立のグローバル企業「Vesync(ウィーシンク)」の空気清浄機ブランドです。
~12畳の小型モデルで、寝室などで使用するサブ機として活躍します。気になる方はレビュー記事もご覧ください。
セール価格
約8,980円 → 6,380円
タイムセールなどで同水準まで安くなることが度々あるので、特価とまでは言えませんが、7~8千円あたりで販売されていることが多いので、お得と言えるでしょう。
最後に|今の時期はセール対象でなくてもお買い得な空気清浄機もある
今回セール対象となっていない空気清浄機の中にも、型落ちで今底値を推移しているお得なモデルも存在します。
各メーカーの最新モデルと型落ちを比較して、お買い得な型落ちモデルを検証している記事も良ければ参考にチェックしてみてください。
型落ち含めた今のおすすめを紹介

以上、ブラックフライデーのおすすめ空気清浄機を紹介しました。
