「HV-P75」と「HV-L75」は、ハイブリッド式(気化式×ヒーター)を採用するシャープ加湿器の上位モデルで、両モデルは発売年の異なる新旧モデルの関係となります。
- HV-P75:2021年9月16日発売
- HV-L75:2020年9月17日発売

2021年のモデルチェンジでは変更点が1つだけあります。
新モデルで進化した点
操作パネルが抗菌仕様となった。
この記事では、新旧の違いについて掘り下げたうえで、両モデルの価格を比べ、今どちらがコスパが高くておすすめなのか検証します。
HV-P75とHV-L75の違い
引用:シャープ公式
最新モデル「HV-P75」では、操作パネル部分が抗菌仕様となりました。
抗菌とは、付着した菌の増殖を抑える効果のことです。
除菌や殺菌とは異なる点に注意ですが、接触に気を使う状況がまだまだ続いているので嬉しい改良ですね。
HV-P75とHV-L75の価格の違い
以上、新旧モデルの機能面での違いを紹介しましたが、機能差に見合う価格差なのかチェックしていきます。
まずは、当シリーズの価格推移の傾向をサクッと見てみましょう。
- 発売時の初値:29,000円前後
- 底値:1万円台の中盤
以上が、本来の当シリーズの価格推移の傾向となりますが、2020年モデルは上の傾向から外れるイレギュラーに見舞われました。
理由は「コロナに加湿がいい」という話が出たためで、2020年の年末あたりから価格が急騰し、本来底値を迎える時期に価格が落ちませんでした。

以上を踏まえて、両モデルの価格をチェックしてみましょう。
HV-P75(2021)の価格
2021年9月に発売の最新モデル「HV-P75」の初値は、シリーズの例に漏れず、29,000円前後が多いようです。
型落ち2020年モデルが、コロナの影響で価格が落ちきっていないのは先述のとおりですが、とはいえ9月時点では新モデルよりは低価格。
新モデルはボタンの抗菌仕様という利点はあるものの、個人的には価格差が縮まるまでは旧モデルでも充分な気がします。
HV-L75(2020)の価格
2020年9月発売の旧モデル「HV-L75」の初値も最新モデルと同様に29,000円前後でした。
その後、11月くらいまで順調に価格を下げたものの、先述のとおりコロナの影響で価格高騰しました。
2021年春以降は再び値段を落とし始め、2021年9月時点では数は多くありませんが2万円前後のものも見かけます。
2万円台の前半以下の価格帯で見つけられるならおすすめです。

以上、HV-P75とHV-L75の違いをお届けしました。