「HV-P55」と「HV-L55」は、シャープ加湿器のミドルクラスで、ハイブリッド方式(気化式×ヒーター)を採用するモデル。
そんな、両モデルは発売年の異なる新旧モデルの関係です。
- HV-P55:2021年9月16日発売
- HV-L55:2020年9月17日発売

さっそく結論ですが、新旧の違いは1つだけ。
新モデルで進化した点
操作パネルが抗菌仕様となった。
この記事では、両モデルの違いをもう少しだけ掘り下げたうえで、両モデルの価格を比べ、今どちらがコスパが高くておすすめなのか検証します。
HV-P55とHV-L55の違い
引用:シャープ公式
2021年モデル「HV-P55」は、操作パネル表面を抗菌インクで印刷することで、抗菌対応となっています。
抗菌とは
菌の増加を抑制することと定義されます。
増やすことは防げますが、付着した菌を減らす作用はありません。
改良点がこれだけというのも少し物足りないですが、衛生面に気を使う状況が続いているので嬉しい改良ですね。
HV-P55とHV-L55の価格の違い
以上、新旧モデルの違いについて解説しましたが、新旧比較のうえでは、機能差と価格差を比べることが重要です。
ということで、両モデルの価格をチェックするのですが、その前に当シリーズの価格推移の傾向を確認しましょう。
- 発売時の初値:25,000円前後
- 底値:1万円台の前半
以上が、本来の当シリーズの価格推移の傾向となりますが、コロナ禍以降は少しイレギュラーです。
加湿がコロナ対策になるという話が出たことで、2020年モデルは、本来底値を迎える2021年1~2月頃は価格が急騰しました。
旧モデルの今後の値動きや、新モデルがシリーズの傾向どおりの値動きとなるかにも注目です。

HV-P55(2021)の価格
最新モデル「HV-P55」の発売時の初値は、シリーズの傾向どおり25,000円前後というところ。
抗菌機能面で旧モデルより優れるのですが、価格差を考えるとしばらくは旧モデル推しでしょうか。
新モデルの価格は徐々に下がるはずなので、旧モデルと価格差が縮まってくると選択肢となります。
HV-L55(2020)の価格
2020年9月発売の旧モデル「HV-L75」は、先述のとおりコロナの影響を受け、未だシリーズの底値圏へ到達していないモデル。
とはいえ、最新モデルと比べると価格は安いので、価格的に現時点のおすすめです。
2020年11月に1万円台後半をマークした後、価格が上昇していましたが、2021年春以降は値下がり傾向です。
挽回して底値へ近づけるのか、または在庫切れで市場から掃けるのが早いのか、今後の価格推移が気になるモデルです。
以上、HV-P55とHV-L55の違いをお届けしました。