「NE-FS3A」と「NE-FS301」は、両方ともパナソニックのオーブンレンジで、発売年の異なる新旧モデルの関係です。
- NE-FS3A:2022年11月発売
- NE-FS301:2021年9月発売
当シリーズの特徴は、容量23Lの1段調理タイプで、最低限必要な機能だけを研ぎ澄ませた点です。
さっそく結論ですが、両モデルの違いはありません。
外観・機能・スペックすべて同じで、型番が更新されたのみです。

NE-FS300(2020) → NE-FS301(2021) |
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フロントのロゴ位置の変更 |
NE-FS301(2021) → NE-FS3A(2022) |
変更なし |
上表を見ても分かるとおり、ここ数年は機能変更がなく、実質的に新旧モデルの性能は同じなので、比較の際に重要なのは価格です。
当記事では、両モデルの現時点の価格を比較して、今おすすめのモデルがどっちなのか検証します。
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NE-FS3AとNE-FS301の価格を比較
家電の価格は次のように推移していくのが一般的です。
- 発売後、徐々に価格が下落
- 底値圏まで到達すると、しばらく横ばいに推移
- やがて底値圏を抜けて価格上昇して市場から消える
製品にもよりますが、底値圏に到達するのは、後継機種の発売前後の時期となることが多いです。
なお、底値圏を抜けた後、価格が上昇する理由は「ネットでは基本的に安いものから売りきれていき、価格の高いものが残っていくため」と言われます。
型落ちモデルは生産ラインが止まり、新規供給されないので、上記理由で価格が上昇し、やがて市場から在庫がなくなるイメージです。

NE-FS3Aの価格
2022年11月1日発売の新モデル「NE-FS3A」の発売時価格は、安いもので3万円台の中盤でした。
発売後は徐々に値を下げ、2023年1月時点では、安いもので3万円前後となっています。
新旧の価格差は縮まってきましたが、まだ、旧モデルの方が安いことが多いです。
旧モデルとの機能差がない以上、いま新モデルを選ぶ理由はあまりないでしょう。
NE-FS301の価格
2021年9月発売の旧モデル「NE-FS301」は、値頃感のあるおすすめモデルです。
2023年1月時点では、安いもので2万円台の後半を推移しています。
ただし、徐々に安値を切り上げている印象があるので、狙うなら安い在庫の残っているうちがおすすめです。
市場では基本的に安いものから売れていくので、旧モデルは生産が止まって供給がなくなると、最低価格は上昇する傾向にあります。

なお、さらに1年古い2020年モデル「NE-FS300」は、2021年中は2万円台を推移しておりおすすめでしたが、2022年に入ってからは価格が上昇。
すでに当モデル「NE-FS301」よりも高額なことが多いです。
「NE-FS301」との実質的な違いもなく、選ぶメリットがないため、当記事の比較からは除外しています。
結論|おすすめは?
結論としては、今のおすすめは「NE-FS301」です。
理由は、機能差がないのに価格が安いため。
やがて、新モデルの価格が安くなり世代交代がおきますが、それまでの間は価格重視で旧モデル推しです。
現時点のおすすめ
以上、パナソニックのオーブンレンジ「NE-FS3A」と「NE-FS301」の違いについて解説しました。