本記事のリンクには広告が含まれています。

レンジ

【ER-YD100とER-XD100の違い】東芝「石窯ドーム」新旧モデル比較

ER-XD100

「ER-YD100」と「ER-XD100」は、両方とも東芝の過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」。

両モデルは発売された年の異なる新旧モデルの関係です。

  • ER-YD100:2023年7月発売
  • ER-XD100:2022年7月発売

 

ナナ
新旧モデルで何が違うの?

さっそく結論ですが、両モデルの主な違いは次の4つ。

新旧の違い

  • 石窯おまかせ焼きの種類
  • カラッとあたため機能
  • 手間なしお手入れコースの時間選択
  • 自動メニュー数

 

当記事では、上に挙げた4つの違いについて詳しく解説したうえで、現時点の両モデルの価格も比較。

機能差と価格差の2つの視点で、今おすすめのモデルがどっちなのか、家電アドバイザー有資格者の目線で比較検討します。

 

ER-YD100とER-XD100の違い

両モデルの4つの違いを表にまとめました。

ER-YD100
(新モデル)
ER-XD100
(旧モデル)
石窯おまかせ焼き
魚コース
あり なし
カラッとあたため 次の3つを使用
・スチーム
・オーブン
・グリル
次の2つを使用
・スチーム
・オーブン
手間なし
お手入れコース
3分/5分/10分から選択 10分のみ
自動メニュー数 98 104
ナナ
順番に解説していくよ!

 

石窯おまかせ焼きの違い

両モデルとも「石窯おまかせ焼き」機能を搭載していますが、新モデル「ER-YD100」では魚コースが追加されました。

食材
(コース)
ER-YD100
(新モデル)
ER-XD100
(旧モデル)
×
野菜

 

なお、「石窯おまかせ焼き」とは、東芝が売りとするフルオートオーブン調理機能のこと。

オーブン機能は、本格的な料理には必須ですが、レシピと分量が異なる場合に「どの温度で何分間焼けば良いかわからない」という初心者にとっての難しさがあります。

その点「石窯おまかせ焼き」機能は、食材を置いてスタートボタンを押すだけで、適切な温度と時間を自動的に調整して加熱してくれるのが魅力です。

ナナ
生焼け・焼過ぎなどの失敗も防げるね!

 

カラッとあたため機能の違い

両モデルとも「カラッとあたため」機能を搭載していますが、新モデル「ER-YD100」では、その機能が強化されました。

「カラッとあたため」とは、スチームで食品の表面を湿らしたうえで、オーブン加熱することで、表面をカラッと仕上げる機能で、揚げ物などをあたため直した際も、つくりたてのような食感になる機能。

新モデルでは、従来のスチーム・オーブンに加え、グリルも併用することで、よりカラッと仕上げることが可能となりました。

カラッとあたため
加熱方法
ER-YD100
(新モデル)
ER-XD100
(旧モデル)
グリル ×
オーブン
スチーム

 

お手入れコースの違い

両モデルとも、スチームで汚れを浮かして落としやすくする「手間なしお手入れコース」を搭載していますが、新モデル「ER-YD100」では、時間選択が可能となりました。

(新)ER-YD100 3分/5分/10分から選択
(旧)ER-XD100 10分のみ

 

メニュー数の違い

レンジのモデルチェンジに、搭載メニューの見直しは付き物ですが、今回のモデルチェンジでもわずかに搭載メニューが変更となっています。

ER-YD100
(新モデル)
ER-XD100
(旧モデル)
総レシピ数 155 178
自動メニュー数 98 104

新モデルではレシピ数などが少し減っていますが、大部分は同じ内容なので、新旧比較の際に過度に気にする必要はないでしょう。

ただし、少しでも搭載レシピが多い方がいい場合は、旧モデルの方が適しています。

 

ナナ
ちなみに、レシピ数と自動メニュー数の違いは次のとおり!

総レシピ数とは付属の料理集に掲載されるレシピ数のこと。

レシピのなかには、細かな加熱設定が不要でボタン一つで加熱スタートするものがありますが、これが自動メニューです。

例えば、ハンバーグを作る場合、レシピに従って下ごしらえした後は「ハンバーグの自動メニュー」を選択するだけで、レシピに適した最適な加熱をしてくれます。

自動メニュー非対応のレシピの場合は、レシピに掲載されている加熱方法や加熱時間のとおりに手動で設定するひと手間があります。

 

ER-YD100とER-XD100の共通の特徴

ここまで、「ER-YD100」と「ER-XD100」の主な違いを紹介してきましたが、当シリーズの特徴を掴めるよう、共通機能も簡単に紹介します。

  • 石窯おまかせ焼き
  • 300℃の高火力
  • あたため機能
  • 過熱水蒸気調理
  • スチーム調理
  • 時短、お手軽メニュー
  • 薄型コンパクトサイズ
  • 庫内のお手入れが簡単

 

当シリーズは、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」ブランドのなかで、一番安価なモデルです。

最大の特徴は、食材を並べるだけで、分量や加熱時間を自動設定してくれる「石窯おまかせ焼き」。

また、過熱水蒸気(超高温の水蒸気)により、減塩・減油効果を見込みながらヘルシーに調理できる点が魅力です。

 

ER-YD100とER-XD100の価格を比較

ここまで「ER-YD100」と「ER-XD100」の機能的な違いを主に紹介してきました。

ここからは、両モデルの現時点の価格を比較して、今のおすすめモデルを検証していきましょう。

 

ER-YD100の価格

2023年7月発売の新モデル「ER-YD100」の予約価格(4月時点)は、8万円前後のものが多い印象。

機能的には旧モデルより進化した点が多く魅力的ですが、旧モデルの倍に近い値段がネックです。

今後、7月の発売に向けて、安値を切り下げていく可能性はありますが、発売後もしばらくは旧モデルより高額な状態が続くことが予想されます。

過去のモデルを参考にすると、発売から3~4ヶ月もすれば価格はだいぶ落ち着くので、選択肢となるのは2023年秋以降でしょうか。

 

ER-XD100の価格

2022年7月発売の新モデル「ER-XD100」は、いま価格的におすすめのモデルです。

発売時点では6万円前後した価格も徐々に下げていき、2023年4月時点では、安いもので4万円台の前半を推移しています。

先述のとおり、新モデルと比べて圧倒的に安いため、価格重視の場合は有力な選択肢となります。

 

なお、さらに1年古い2021年モデル「ER-WD100」も、底値圏を推移していますが、機能的には後継機種に劣ります(簡単調理メニュー・冷凍野菜メニュー非搭載)。

価格差がそこまで大きくないこともあり、個人的には2022年モデル「ER-XD100」の方がおすすめですが、デザインが大きく異なるので、「ER-XD100」の外観がハマらない場合は、チェックするのも有りでしょう。

 

結論|今のおすすめは?

結論としては、現時点のおすすめは旧モデル「ER-XD100」です。

理由は、新モデルよりも価格が圧倒的に安いため。

新モデルの機能性は魅力的ですが、現状では価格差ほどの価値はないと感じます。

やがて新モデルの価格が落ちてきて、新旧の価格差が埋まってくると新モデルの一択となりますが、それまでの間は旧モデル推しです。

 

現時点のおすすめモデル

 

以上、「ER-YD100」と「ER-XD100」の違いを解説しました。

-レンジ

Copyright© 78Lifelog , 2024 All Rights Reserved.