パナソニック電子レンジは、多機能なスチームオーブンレンジから安価な単機能レンジまで、機能の異なる幅広いラインナップが魅力です。
しかし、型落ちモデルまで含めると、その種類は10を超え、どれを選べばいいのか迷うことも少なくありません。
また、家電量販店では上位モデル「ビストロ」を勧められることが多いですが、店員に言われるままではなく、積極的に自分で選んでいきたいところ。
そこで、当記事では「各家庭に本当に合った1台を見つけること」を目的に、家電アドバイザーの有資格者でもある筆者が、次の5構成でパナソニック電子レンジについて解説します。
比較一覧表には、各シリーズの新旧モデル比較記事を差し込んでいるので、最新モデルと型落ちとの機能・価格の比較検討も可能な構成です。
パナソニック現行モデルのラインナップ
まずは、最新モデルのラインナップを見て、パナソニック電子レンジの全体像をサクッと把握してみましょう。
型番 | デザイン | ブランド名 | 加熱方法の種類 | 容量 | 無線LAN対応 | 取説掲載レシピ数 (自動メニュー数) |
---|---|---|---|---|---|---|
NE-UBS10A | Bistro | スチームオーブンレンジ | 30L | ○ | 333(292) | |
NE-BS9A | Bistro | スチームオーブンレンジ | 30L | × | 294(187) | |
NE-BS8A | Bistro | スチームオーブンレンジ | 30L | × | 202(107) | |
NE-BS6A | Bistro | スチームオーブンレンジ | 25L | × | 191(160) | |
NE-UBS5A | Bistro | オーブンレンジ | 25L | ○ | アプリから送信 | |
NE-MS4A | - | オーブンレンジ | 26L | × | 89(57) | |
NE-FS3A | - | オーブンレンジ | 23L | × | 28(4) | |
NE-T15A4 | エレック | オーブンレンジ | 15L | × | 28(23) | |
NE-SA1 | エレック | オーブンレンジ | 16L | × | 8(14) | |
NE-FL222 | - | 単機能レンジ | 22L | × | (2) | |
NE-FL100 | - | 単機能レンジ | 22L | × | 5(2) |
上表は、主な違いを簡単に比較したものですが、これらが後述する選ぶポイントにも繋がってきます。
パナソニックの特徴|代表ブランド「Bistro(ビストロ)」
パナソニック電子レンジといえば「ビストロ」が有名です。
「ビストロ」は上位機種につけられるブランド名で、「焼く・煮る・蒸す・揚げる」といった加熱方法を駆使し、丁度いい火加減でおまかせ調理が可能。
なかでも「ビストロ」の大きな特徴は次の3つです。
特徴1|あたため機能が優秀
パナソニックの特徴としてよく挙げられるのが、レンジの「あたため」の精度の高さ。
高精細な赤外線センサーにより、食品の温度や分量を検知して、適切なあたため・解凍を行えるのが自慢です。
特に、上位機種に搭載される「64眼スピードセンサー」は、庫内面積を8×8=64のマス目に区切って、マス目ごとの温度を瞬時に測定。食品の低温部分の温度が上がるように加熱時間を調整できるのが魅力。
このセンサー技術により「冷凍ごはん」と「冷蔵おかず」など、温度が異なる2品の同時あたためが可能な点もパナソニックの特徴といえます。
特徴2|豊富なおまかせ調理
パナソニックの電子レンジには、自動調理機能が搭載されています。
レシピどおりに下準備をしたら、後はボタンひとつで料理が完成する便利な機能で、平日はサッと手早く時短調理をしたり、休日はじっくり本格的に調理をしたりと、調理レパートリーも豊富。
特に上位機種「ビストロ」では、レシピや自動調理メニューの数が多いのが魅力です。
- ワンボウルメニュー(耐熱ガラス製ボウルひとつで時短煮物・サラダ・パスタ・カレー・シチュー・中華・エスニック料理など)
- 凍ったままグリル(下ごしらえして冷凍した食品を解凍不要でグリル)
- 合わせ技セット(焼きものと煮物など異なるメニューを同時調理)
- 焼き調理
- 蒸し調理
- 低温調理(コンフィ・ローストビーフなど)
- スイーツ(ケーキ・クッキー・プリンなど)
- ごはん・麺類
- パン・ピザ
- 離乳食
- 発酵メニュー(ヨーグルト・塩麹・白味噌など)
特徴3|スマホ連携で購入後もメニューが増える
対応機種は多くありませんが、パナソニック電子レンジのなかには、無線LAN対応機種が存在します。
スマホアプリと連携することで、メニューをネット上からレンジへ送信できるので、購入後もレシピブックにないメニューが増える点が魅力です。
他メーカーのレンジでも同様の機能を持つモデルは存在しますが、パナソニックも他社(RIZAP・DEAN&DELUCAなど)とのコラボレシピを開発し、ダウンロードできるようにするなどIoT技術に力を入れています。
パナソニック電子レンジの選び方
家電量販店へ行くと、上位種「ビストロ」を勧められることが多いですが、価格の高い上位種が本当に必要なのかはしっかり検討したいところ。
次の選び方のポイントを意識して、各家庭にとって最適な1台を選ぶ際の参考としてみてください。
選び方1|容量で選ぶ
パナソニック電子レンジのラインナップは、庫内容量に幅があるので、選ぶときには世帯人数にあわせて容量から絞っていくのがおすすめ。
人数に応じた容量の目安は、次表のように言われることが多いです。
世帯人数 | 容量 | 型番 |
---|---|---|
1人 | ~20L | NE-T15A4(15L) NE-SA1(16L) |
2人 | 20~25L | NE-FL100(22L) NE-FL222(22L) NE-FS3A(23L) NE-BS6A(25L) NE-UBS5A(25L)★ |
3~4人 | 26L~ | NE-MS4A(26L) NE-UBS10A(30L)★ NE-BS9A(30L)★ NE-BS8A(30L)★ |
※「★」はビストロモデル
上表はあくまで余裕をみた目安なので、例えば、25Lモデルを3人以上で使用することも可能です。
価格を考えると小型な方が低価格な傾向がありますが、価格優先であまりに小さいモデルを購入すると、調理時に手狭に感じてしまう可能性もあります。
世帯人数や価格なども考慮して、適切なサイズを選んでみてください。
選び方2|加熱方法で選ぶ
パナソニックの電子レンジは、加熱方法によって次表の3種類に分類されます。
分類 | レンジ (マイクロ波による温め) | ヒーター (オーブン・グリルで焼く) | スチーム (蒸気で蒸す) | 過熱水蒸気 (超高温蒸気で焼く) | モデル |
---|---|---|---|---|---|
スチーム オーブンレンジ | ○ | ○ | ○ | ○ | NE-UBS10A(ビストロ) NE-BS9A(ビストロ) NE-BS8A(ビストロ) NE-BS6A(ビストロ) |
オーブンレンジ | ○ | ○ | × | × | NE-UBS5A(ビストロ) NE-MS4A NE-FS3A NE-T15A4 NE-SA1 |
単機能レンジ | ○ | × | × | × | NE-FL222 NE-FL100 |
スチームオーブンレンジでは、蒸し料理はもちろん、過熱水蒸気により超高温でヘルシーに焼くことも可能です。
過熱水蒸気とは
飽和水蒸気をさらに加熱(100℃を超える温度に加熱)した水蒸気のこと。
一般的なスチームとは蒸気の温度が異なり、過熱水蒸気の蒸気温度は300℃にも達する。
- 脱油効果(超高温で溶け出した油分が水で流し落とされるため)
- 減塩効果(食品表面に付着する水に塩分が溶け出すため)
- ビタミンCの破壊抑制(ビタミンCは酸素に反応しやすいが、レンジ内の酸素濃度が極めて低くなるため)
過熱水蒸気といえば、シャープ「ヘルシオ」が有名ですが、パナソニックの「ビストロ」も過熱水蒸気による調理が可能です。
ただし、ヘルシオは過熱水蒸気のみを使って調理するのに対し、ビストロは強力なヒーターと過熱水蒸気を併用して調理します。
-
【最新】シャープ電子レンジのおすすめは?型落ち含めて全モデルを徹底比較
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上述のように、機種によって加熱方法の数に違いがあるので、レンジを使って何をしたいかイメージを持って選ぶのがおすすめです。
レンジ | ご飯・おかずの温め 冷凍食品の解凍 煮物調理 |
---|---|
ヒーター (オーブン・グリル) | トースト 揚げ物調理 魚や肉の焼き調理 グラタン |
スチーム | 蒸し調理 ゆで卵・温泉卵 スチームあたため スチームお手入れ |
過熱水蒸気 | ヘルシーに調理 |
こんな人におすすめ
- 単機能レンジ
→ あたため・解凍のみ使用 - オーブンレンジ
→ 本格的な調理も行いたいが予算は抑えたい - スチームオーブンレンジ
→ 料理の幅を広げたい・ヘルシーに調理したい
選び方3|レシピ数や自動メニュー数で選ぶ
次表のとおり、機種によって掲載レシピや自動調理メニューの数に違いがあります。
掲載レシピ数 (自動メニュー数) | |
---|---|
NE-UBS10A | 333(292) |
NE-BS9A | 294(187) |
NE-BS8A | 202(107) |
NE-BS6A | 191(160) |
NE-UBS5A | アプリから送信 |
NE-MS4A | 89(57) |
NE-FS3A | 28(4) |
NE-T15A4 | 28(23) |
NE-SA1 | 8(14) |
NE-FL222 | (2) |
NE-FL100 | 5(2) |
- 掲載レシピ数:付属レシピブックに掲載されているレシピの数
- 自動メニュー数:レシピに応じた最適な加熱方法・加熱時間がプログラムされているメニューのことで、番号を選択するだけで、自動調理が可能
自動メニューでないレシピは、レシピに記載のあるとおり、加熱方法や加熱時間を手動で設定することになります。
レンジでの自動調理に期待している場合は、レシピ数の多い「ビストロ」などの上位機種がおすすめです。
なお、上表のなかで「NE-UBS5A」だけは少し特殊なモデル。
「NE-UBS5A」は、表中に「アプリから送信」と記載があるとおり、無線LANで接続したスマホアプリ経由で、レシピをネット上からダウンロードする仕組みです。
選び方4|機能で選ぶ
パナソニックの電子レンジには多くの機能が搭載されていますが、搭載有無は機種によってまちまち。
主な機能とその概要をサクッと紹介するので、気になる機能があれば、後述の比較表で搭載モデルを確認してみてください。
- オーブン2段調理(上下2段で別料理を作る)
- 無線LAN機能(スマホアプリ経由でレシピダウンロード・献立提案・買い物リスト機能など)
- 64眼スピードセンサー(庫内を64マスに区切り、マス目ごとの温度を検知する高精細センサー)
- ワンボウルメニュー(下ごしらえした材料を耐熱ボウルに入れるだけで簡単調理)
- 芯までほぐせる解凍(食品中央部もムラなく解凍、すぐに調理できる状態に)
- 凝ったままグリル(下ごしらえしておけば、解凍しながら一気に焼き上げ)
- 合わせ技セット(上段で焼き物、下段で煮物など異なるメニューを同時に調理)
- 2品同時あたため(冷凍と冷蔵など温度の異なる2品を同時にあたため)
- スピードスチーム機構(短時間で蒸し器同様の仕上がり)
- スチームお手入れ(スチームを使った庫内の自動お掃除)
- 食器清潔コース(ヒーターとスチームで食器を除菌)
- ソフトダンパー(ドアがやさしく閉まる)
比較表でスペックを確認
ここまで紹介してきたパナソニック電子レンジの特徴や選び方を踏まえて、各モデルの具体的なスペックを確認してみましょう。
なお、タイミングによっては型落ちモデルが安いので、気になるモデルがあれば比較してみてくださいね。
型番 | デザイン | 新旧モデル比較 | ブランド名 | 加熱方法の種類 | 容量(人数目安) | カラー | 取説掲載レシピ数 (自動メニュー数) | 手動レンジ出力 | オーブン温度 | オーブン2段調理 | 無線LAN対応 | 64眼スピードセンサー | ワンボウルメニュー | 芯までほぐせる解凍 | 凝ったままグリル | 合わせ技セット | 2品同時あたため | スピードスチーム機構 | スチームお手入れ | 食器清潔コース | ソフトダンパー | 外形サイズ | 重さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NE-UBS10A | 型落ちとの違い | Bistro | スチームオーブンレンジ | 30L(3~4人) | ブラック(K) ホワイト(W) | 333(292) | 800・600・500・300・150W・300Wスチーム | 70~300℃ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 幅494mm×奥行435mm×高さ370mm | 約19.9kg | |
NE-BS9A | 型落ちとの違い | Bistro | スチームオーブンレンジ | 30L(3~4人) | ブラック(K) ホワイト(W) | 294(187) | 800・600・500・300・150W・300Wスチーム | 70~300℃ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | 幅494mm×奥行435mm×高さ370mm | 約19.8kg | |
NE-BS8A | 型落ちとの違い | Bistro | スチームオーブンレンジ | 30L(3~4人) | ブラック(K) ホワイト(W) | 202(107) | 800・600・500・300・150W・300Wスチーム | 70~300℃ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × | 幅494mm×奥行445mm×高さ370mm | 約19.6kg | |
NE-BS6A | 型落ちとの違い | Bistro | スチームオーブンレンジ | 25L(2人) | ブラック(K) ホワイト(W) | 191(160) | 800・600・500・300・150W・300Wスチーム | 80~250℃ | × | × | × | × | ○ | × | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | 幅500mm×奥行400mm×高さ347mm | 15.7kg | |
NE-UBS5A | - | Bistro | オーブンレンジ | 25L(2人) | ホワイト(W) | アプリから送信 | 800・600・500・300・150W | 80~250℃ | × | ○ | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅500mm×奥行400mm×高さ347mm | 14.3kg | |
NE-MS4A | 型落ちとの違い | - | オーブンレンジ | 26L(3~4人) | ブラック(K) | 89(57) | 800・600・500・300・150W | 100~250℃ | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅500mm×奥行400mm×高さ347mm | 14.1kg | |
NE-FS3A | 型落ちとの違い | - | オーブンレンジ | 23L(2人) | ホワイト(W) | 28(4) | 800・600・500・300・150W | 100~250℃ | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅483mm×奥行396mm×高さ310mm | 12.6kg | |
NE-T15A4 | - | エレック | オーブンレンジ | 15L(1人) | ホワイト(W) | 28(23) | 500・300・150・100W | 100~230℃ | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅455mm×奥行352mm×高さ293mm | 10kg | |
NE-SA1 | - | エレック | オーブンレンジ | 16L(1人) | ホワイト(W) | 8(14) | 50Hz(東日本):500・200W 60Hz(西日本):650・500・200W | 100~200℃ | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅461mm×奥行338mm×高さ293mm | 13kg | |
NE-FL222 | 型落ちとの違い | - | 単機能レンジ | 22L(2人) | メタルブラック(K) | (2) | 650・500・150W | - | - | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅488mm×奥行380mm×高さ298mm | 9.8kg | |
NE-FL100 | - | - | 単機能レンジ | 22L(2人) | ホワイト(W) | 5(2) | 650・500・150W | - | - | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅488mm×奥行380mm×高さ298mm | 9.5kg |
なお、カラー欄のアルファベットはカラー記号で、型番の末尾にくっついて本体カラーを表現します。
カラー記号の例
ビストロ最上位モデル「NE-UBS10A」を例にすると次のとおり。
黒色なら「NE-UBS10A-K」
白色なら「NE-UBS10A-W」
おすすめのパナソニック電子レンジ
最後に、次の4機種をおすすめモデルとして紹介します。
NE-UBS10A|これを選べば間違いない最高峰のビストロ
パナソニック最上位モデルとなる「NE-UBS10A」は、次のような方におすすめです。
こんな人におすすめ
- 時短調理から本格調理までなるべくレンジに任せたい
- 冷凍・冷蔵など温度の違うものを同時にあたためたい
- 解凍しても中心が凍っていてストレスを感じたことがある
- 過熱水蒸気でヘルシーに調理したい
- 購入後もレシピを増やしたい
- 予算は余裕あり
掲載レシピは300を超え、「焼く・煮る・蒸す・揚げる」すべてをこなし、IoTにも対応する万能モデル。
- 高性能センサーによる絶妙なあたため
- 過熱水蒸気による減油・減塩
- 予熱不要の大火力ヒーター&発熱するグリル皿による素早い両面焼き上げ
など、調理に特化した豊富な機能を備えます。
しかも、30Lの大容量モデルでありながら比較的コンパクト(幅494mm×奥行435mm×高さ370mm)な点も魅力です。
唯一のデメリットは価格で、参考に発売時価格と底値圏の目安は次のとおり。
- 発売時価格:16万円前後
- 底値圏:10~12万円台
タイミングによっては型落ちモデルが安くてコスパが高いので、「NE-UBS10A」が気になる方は、次の新旧モデルの比較記事もぜひご覧ください。
-
【NE-UBS10AとNE-BS2700の違い】ビストロ最高峰の新旧モデル比較
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NE-BS8A|ビストロが欲しいけど予算を抑えたい
ミドルスペックのスチームオーブンレンジ「NE-BS8A」は、次のような方におすすめです。
こんな人におすすめ
- ビストロ機種がいい
- 調理はなるべくレンジに任せたい
- 過熱水蒸気やスチームが気になる
- さすがに10万円以上は出せない
- 無線LAN機能は不要
ハイレベルな調理機能は備えつつ、IoT連携・64眼スピードセンサー・搭載レシピ数などを削ることで価格を落としたコスパの高いモデルです。
ただし、瞬時に庫内全体を監視する64眼センサーには劣るものの、高精細なスイングサーチ赤外線センサーを搭載しているほか、掲載レシピも200近くあるので、性能的には充分なレベル。
価格の目安は次のとおりで、先に紹介した最上位ビストロと比べるとリーズナブルな点が大きな魅力です。
- 発売時価格:9万円前後
- 底値圏:5~6万円台
こちらも時期によっては型落ちがお得なので、ぜひ比較検討してみてくださいね。
-
【NE-BS8AとNE-BS808の違い】パナソニック「ビストロ」新旧モデル比較
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NE-MS4A|コスパ重視の高性能オーブンレンジ
オーブンレンジ「NE-MS4A」は、次のような方におすすめです。
こんな人におすすめ
- ビストロブランドにはこだわらない
- 料理は自動調理でレンジに任せたい
- レンジ・オーブン・グリル機能があれば充分でスチームなどは不要
- 予算は3~4万円程度に抑えたい
「機能は必要最低限でよい」「上位モデルの多彩な機能は使いこなせる自信がない」という場合は、オーブンレンジでも充分です。
個人的には、レンジを使いこなして本格調理をするのでなければ、日常使いには充分過ぎると思っています。
10万円オーバーの上位モデルを見ていると金銭感覚がおかしくなりますが、当モデルも決して安くはなく3~4万円もする高機能モデル。
とはいえ、ビストロ上位種との比較では圧倒的に低価格なところが「NE-MS268」の魅力でもあります。
- 発売時価格:4万円前後
- 底値圏:2万円台
「NE-MS4A」も型落ちモデルが存在するので、気になる方は新旧の機能差と価格差をチェックしてみてください。
-
【NE-MS4BとNE-MS4Aの違い】パナソニックレンジの新旧モデル比較
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NE-FL100|価格重視の単機能レンジ
オーブンレンジ「NE-FL100」は、次のような方におすすめです。
こんな人におすすめ
- とにかく価格重視
- あたため・解凍ができればOK
- 自動調理は不要
容量22Lの広々フラット庫内&大きめボタンが特徴なシンプルレンジ。
蒸気センサーを搭載するほか、独自のマイクロ波の撹拌技術によりムラなくあたため・解凍を行えるのが魅力です。
レンジの手動設定では、600W出力も選択可能で、素早いあたためが可能なところもポイント。
- 発売時価格:2万円前後
- 底値圏:1.5万円前後
最後に(比較表の再掲)
以上、パナソニックの電子レンジについて解説しました。
最後に比較一覧表を再掲します。ぜひご家庭に合う最適な1台を選んでみてくださいね。
型番 | デザイン | 新旧モデル比較 | ブランド名 | 加熱方法の種類 | 容量(人数目安) | カラー | 取説掲載レシピ数 (自動メニュー数) | 手動レンジ出力 | オーブン温度 | オーブン2段調理 | 無線LAN対応 | 64眼スピードセンサー | ワンボウルメニュー | 芯までほぐせる解凍 | 凝ったままグリル | 合わせ技セット | 2品同時あたため | スピードスチーム機構 | スチームお手入れ | 食器清潔コース | ソフトダンパー | 外形サイズ | 重さ |
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NE-UBS10A | 型落ちとの違い | Bistro | スチームオーブンレンジ | 30L(3~4人) | ブラック(K) ホワイト(W) | 333(292) | 800・600・500・300・150W・300Wスチーム | 70~300℃ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 幅494mm×奥行435mm×高さ370mm | 約19.9kg | |
NE-BS9A | 型落ちとの違い | Bistro | スチームオーブンレンジ | 30L(3~4人) | ブラック(K) ホワイト(W) | 294(187) | 800・600・500・300・150W・300Wスチーム | 70~300℃ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | 幅494mm×奥行435mm×高さ370mm | 約19.8kg | |
NE-BS8A | 型落ちとの違い | Bistro | スチームオーブンレンジ | 30L(3~4人) | ブラック(K) ホワイト(W) | 202(107) | 800・600・500・300・150W・300Wスチーム | 70~300℃ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × | 幅494mm×奥行445mm×高さ370mm | 約19.6kg | |
NE-BS6A | 型落ちとの違い | Bistro | スチームオーブンレンジ | 25L(2人) | ブラック(K) ホワイト(W) | 191(160) | 800・600・500・300・150W・300Wスチーム | 80~250℃ | × | × | × | × | ○ | × | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | 幅500mm×奥行400mm×高さ347mm | 15.7kg | |
NE-UBS5A | - | Bistro | オーブンレンジ | 25L(2人) | ホワイト(W) | アプリから送信 | 800・600・500・300・150W | 80~250℃ | × | ○ | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅500mm×奥行400mm×高さ347mm | 14.3kg | |
NE-MS4A | 型落ちとの違い | - | オーブンレンジ | 26L(3~4人) | ブラック(K) | 89(57) | 800・600・500・300・150W | 100~250℃ | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅500mm×奥行400mm×高さ347mm | 14.1kg | |
NE-FS3A | 型落ちとの違い | - | オーブンレンジ | 23L(2人) | ホワイト(W) | 28(4) | 800・600・500・300・150W | 100~250℃ | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅483mm×奥行396mm×高さ310mm | 12.6kg | |
NE-T15A4 | - | エレック | オーブンレンジ | 15L(1人) | ホワイト(W) | 28(23) | 500・300・150・100W | 100~230℃ | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅455mm×奥行352mm×高さ293mm | 10kg | |
NE-SA1 | - | エレック | オーブンレンジ | 16L(1人) | ホワイト(W) | 8(14) | 50Hz(東日本):500・200W 60Hz(西日本):650・500・200W | 100~200℃ | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅461mm×奥行338mm×高さ293mm | 13kg | |
NE-FL222 | 型落ちとの違い | - | 単機能レンジ | 22L(2人) | メタルブラック(K) | (2) | 650・500・150W | - | - | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅488mm×奥行380mm×高さ298mm | 9.8kg | |
NE-FL100 | - | - | 単機能レンジ | 22L(2人) | ホワイト(W) | 5(2) | 650・500・150W | - | - | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 幅488mm×奥行380mm×高さ298mm | 9.5kg |